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井上雄彦「最後のマンガ展」サントリーミュージアム天保山


人ごみを避けて閉館時間2時間前...余裕の到着のはず...
なんと..いきなり..「まさか」の入場制限...

整理券は「18時30~19時30」


まじで... 


入場待ち時間の列で公開される創作風景にしばし見とれる..
なんだこの仕事は...早回し? まさか...
あらかじめインプットされたコンピュータが..まるでせっせと描く様に
筆が走る...走る...描く..踊る墨と筆


「スラムダンク」「バガボンド」を知らなくても気にしなくていいです...
マンガ展となっていますが..芸術が好きなら..それだけでいい..

原画のパワーは本物の放つ無二という存在感..
印刷する事で「1」「0」に製品化する前の白黒の圧倒性
白の中の修正液の白や黒の中の筆むら..
自分が道具として使わなくなったスクリーントーンの質感..
Macによるデザイン作業が進化だと疑わなかった自分..
その置いて来たものや、捨ててしまった何かを見せつけられた気がした...

版下という無二の印刷プロセスを思い出した日でした。


入場制限は、結果ゆっくりと観れ納得...
サントリーミュージアム天保山...外は寒いけれど..中は熱い空間でした...





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