つばさものがたり
雫井 脩介 角川文庫
火の粉..
虚貌..
犯罪小説家..
この手の作風とはまったく違う
雫井さんの世界です..
クローズド・ノートで味わった「こんな小説も書くのか..」を
思い出した作品..
天使が出てくるファンタジー物
最後に奇跡が起こるかどうかがこの作品の最終評価になると思った..
母を同じ病で奪われかけた私として..
父を同じ病で奪われた私としては..
最後は涙でした...
★★☆
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女ともだち
真梨 幸子 講談社文庫
春の日に読む小説じゃなかった..(汗)
女性の作家だから書ける
女の妬みや嫉みが存分に描かれた作品なのでしょう
ドロドロとした感情が次々と出てくる。
「東電OL殺人事件」から
着想を得て本書を書きあげたとあります..
原作ウィリアム・ヒョーツバーグの小説『堕ちる天使』
1987年制作のアメリカ映画『エンゼル・ハート』を思い出したのは私だけかな?
★☆☆
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