北原鈴淳 琴古流尺八教室 in八王子

尺八の音色は心を癒してくれます。

演奏すれば「無」の境地になれ、演奏が終われば満足感、充実感が得られます。

最近見た映画

2020-10-18 12:42:00 | 映画
9月8日は調布まで出掛けて映画「パヴァロッティ」を見た。
ドミンゴ・カレーラスと三大テノールと言われた。
彼はイタリアで生まれ1935年~2007年に亡くなった。全盛期の歌唱や私生活など、インタビューにも答えて、作品が出来上がった。

歌はヴェルディ作曲リゴレットより「女心の歌」、「誰も寝てはならぬ」の他、「オ・ソレ・ミオ」は三大手テノールと共演するのだが、「オ・ソレ・ミオ」には恐れ入った。

カデンツァで節を長く引っ張り、ドミンゴ・カレーラスはびっくりして、二人とも真似をした。そのしぐさが面白かった。

歌はもう完璧だ。素晴らしい美声で、正しい発音に高音。特に「ハイC」と言われる音の高さは、すごい。ジュースと間違ってはいけない。ハ長調のドで私の最高音がEなら、さらに5音高いCである。もう圧倒的な声量で皆を魅了する。芸術は素晴らしい。感激した。

パヴァロッティが歌う会場はどこも満員。もてる故、私生活では離婚、再婚、愛人など波瀾万丈の生活を送ったが、最後に最愛の4歳の女の子を残して、亡くなったのは悲しい。

15日には映画「ミッドウェイ」を見た。
1941年12月ハワイ諸島の真珠湾(パールハーバー)に日本海軍(山本五十六大将)が奇襲攻撃をかけた。

爆撃機の空中戦が凄い。パイロットになって自分が操縦しているかと錯覚する。
戦争は悲惨である。二度と日本は戦争をしないように言っておく。

期せずして日本軍の組織論的研究「失敗の本質」の本を、高校の同級生から貰って読んでいた。この中に「ミッドウェー作戦」の項もある。
かなり売れていると新聞に出ていた。

10月13日映画「実りゆく」を見た。長野県の農家の息子がお笑い芸人を目指して上京、と予告編を見て興味を持っていた。

ロケ地も知らずに見たところ、なんと我が飯田のすぐ近くの松川町のリンゴ園が舞台だった。
南アルプスを望むいいロケーションである。内容は素晴らしく、感動するし、面白かった。

父親役は田中要次。飯田弁を話していた。彼は木曽出身だから違和感は無い。
息子役は漫才コンビ「まんじゅう大帝国」の竹内一希。

この映画も、田舎(飯田)を捨てて(?)上京した私にも共通するものがある。ある場面では涙も出た。実話に基づく映画だ。

松川町には、果樹園を営んでいる私のいとこ(撮影場所のすぐ近所らしい)もいるし、前松川町長は高校の同期生である。

彼に早速メールをしたところ、返信では「改めて郷土の素晴らしいことを、痛感しました」とあった。

皆さんもぜひ見て欲しいな。

この記事についてブログを書く
« ガーデニング その③ | トップ | 芸能人・作曲家の死亡 »
最新の画像もっと見る

映画」カテゴリの最新記事