Renaissancejapan

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バーレーンとレバノンの財閥

2022-09-18 17:34:46 | 国際政治・財閥

カヌー財閥

バーレーンのカヌー一族は、長い歴史を持つ名門財閥として知られています。

カヌーファミリーは一世紀以上前に設立された海運事業が中核となっており、この分野では湾岸諸国で有数の地歩を占めています。

海運業のほか、現在では石油サービス、不動産、貿易、保険、旅行代理店など多方面で事業展開を図ると同時に、欧米各国の企業や不動産に投資しています。





ハリリ財閥

レバノンの首都ベイルートは、かつては中東のパリと呼ばれた美しい街で、また商業・金融の一大中心地としても栄えました。 数次にわたる中東戦争で、その美しい町並みは失われましたが、往時ほどであないとはいえ、商業活動も回復しつつあり、復興の兆しもでてきています。

そのレバノンに、ラフィク・アル・ハリり(1944-)を総帥とするハリリ一族がいます。

ラフィク・アル・ハリリは、1966年ベイルート・アラブ大学を中退し、サウジアラビアで数学教師を経て建設会社に勤務しました。

1971年には、サウジアラビアで建設会社を設立して大成功を収めました。 その後、1980年にはレバノンにも建設会社を設立し、ベイルート復興に取り組み、この事業でも成功しました。



1992年、帰国して首相となりましたが、1996年には下野し、2000年に再び首相の座に就いています。

財力と権力を手中にしたハリリには当然批判もありますが、いずれにしろ、この一族は建設と不動産分野に特色があり、ベイルートの復興の成否は、この一族の動向次第といえます。



ちなみに、ハリリ一族の資産は40億ドルともいわれ、これは中東でも最大級の民間財閥を意味します。

また、ハリリは財団をつくり、レバノン大悪へ奨学基金を寄贈するなど、中近東のなかでも評価が高く、注目される財閥ファミリーです。



ただ、2022年7月時点では、中東に詳しい方がレバノンの現状を報告してくれており、食料危機・エネルギー危機、前例のない国家崩壊! インフレ率1000%! と急速で壊滅的な経済危機にあるようです。




【食糧危機・エネルギー危機】前例のない国家崩壊! インフレ率1000%! 壊滅的な経済危機のレバノン
https://www.youtube.com/watch?v=HLWOkQtAHec

【エネルギー危機】前例の無い地獄の経済危機によって,レバノンでは発電所で有毒燃料を燃やし始めた!
https://www.youtube.com/watch?v=4wnY3ceQAAU

 

 

 

・サウジアラビアの財閥https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/cf6515e85110ff9ac709f0093621f149

・カタールの財閥https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/05d5a8d0e98db2d344be67990a5662f8

・クウェートの財閥https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f2484ced265bc620aa3b7e08c8e28eed

・UAEの財閥https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6c34b23fe78a9fb2cbc44b7c3ca9962a

 

 

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UAEの財閥

2022-09-18 09:47:27 | 国際政治・財閥

アラブ首長国連邦(UAE)の一首長国であるドバイは、現在では、石油産出地として知られており、また古来から真珠の取引などで知られた商都でもあります。

中継港として栄えたこのドバイ北岸に面したイランの交易都市リンゲから、19世紀末以降、重税に苦しんでいたイラン商人が大挙移住し、さらにドバイを発展させました。

また、ドバイの歴代の首長たちも湾岸の貿易センターとすべく種々の特典を付与し、同時に港湾整備に努力してきました。 こうした要因が相乗的に重なり、ドバイには有力な財閥や企業集団が生まれ、育ってきました。




ガラダリ一族

そのなかに、ガラダリ・ファミリー(グループ)があります。

一族の出身地はイランのリンゲであり、三兄弟が1960年初頭に起業しました。
そして、1987年、当時、アラブボイコット(アラブ連盟加盟国がイスラエルと緊密な関係にある企業とは取引をしないこと)の対象となっていたアメリカのフォード社と地形を結び、それが浮上のきっかけになりました。



以降、日本のマツダやコマツとも提携を結び、さらにネスレ社(スイス)と合弁で、アイスクリーム製造事業へ進出するなど事業を多角化し、近年はインドのマヒンドラ社と軽自動車で提携しています。

現在は、ラティフとワハブのイブラヒム兄弟と、1994年に亡くなった長兄の息子ラヒムがグループの運営にあたっています。




アル・グレア財閥

アブドル・アジス・アル・グレア(1954-)が率いるアル・グレア財閥のルーツはオマーンといわれ、先代のアーメド・マジドが50年以上前に当時のドバイ首長の知己を得て譲渡された土地が、今日の財閥の基盤となりました。

現在は、アルグレア・ホールディングス社とマシレク・バンク(金融機関)を中心に、アルグレア・センターなどの商業施設、セメント、飲料水、化粧品、アルミ、IT分野と幅広く事業を展開しています。 尚、一説にはドバイの土地の半分近くがアル・グレア家の所有とされ、UAEのなかで最も資産額の大きなファミリーと考えられています。




アル・フタイム財閥

ドバイにはもう一つ有名な財閥、アル・フタイム・グループ(ファミリー)があります。

1930年頃、財閥の創始者であるモハメド・マジッドとハマッド・マジッドのアル・フタイム兄弟が、生活物資や真珠の交易を行ったのがそもそもの始まりです。

 

現在は、それぞれの息子のマジッド・モハメットとアブドラ・ハマドがグループを引っ張っていますが、個々の事業運営はにはヨーロッパ人を含めてそれぞれの経営陣があたっています。

また、新規事業については、マジッド・アルフタイム・グループとアルフタイム・サンズがそれぞれ独自に運営しています。 とく



に前者は日系企業と関係が深く、トヨタ自動車をはじめセイコー,ホンダ、日本航空、日立製作所、東芝、日野自動車などと提携しており、これが同社の多彩な事業展開の要因ともなっています。

また、ボルボ、イケアなどの欧米企業とも提携し、狭小な国内市場では足りず、パキスタン、エジプト、シンガポールや他の湾岸諸国へも進出しています。




アル・マサウド財閥

日系企業と緊密な関係にあるUAEのアブダビ首長国にも有力な財閥ファミリーが存在します。

ラーマ・モハメット・雅ウドが日用雑貨品を取り扱う小売店を開いたことに始まります。 以降、事業の多角化を推し進め、やがて日産自動車の輸入販売代理店となって飛躍しました。

ブリジストンのタイヤなども取り扱うなほか、現在は自動車関連分野を中心に、石油、建設、エンジニアリング、宝飾品など多くの分野で事業を展開しています。




大富豪アル・オタイバ一族

アル・オタイバ・ファミリーは、第二次世界大戦前から、すでに真珠商として大富豪の位置にありました。

現在では、自動車関連分野を中心に、日用品、石油分野にも事業を拡げていますが、同一族は首長家とも緊密な関係にあります。



・タタ財閥(インド)
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・サウジアラビアの財閥
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・カタールの財閥
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・クウェートの財閥
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・バーレーンとレバノンの財閥
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クウェートの財閥

2022-09-18 00:55:39 | 国際政治・財閥

アル・カラフィー一族

クウェートにも有力な財閥ファミリーがいます。

ナッサー・アル・カラフィー(1944-)が率いるアル・カラフィス社は、クウェートのみならず湾岸諸国でも有数の大手建設・エンジニアリング会社で、近年ではアフリカなどでも受注を増やしています。

ナッサー・アル・カラフィーは、王家とのつながりも強く、父親はかつて国立銀行総裁にまで上り詰めた人物です。

また、一族は湾岸戦争時、ロンドン株式市場での投資で巨大な利益をあげたという説もあり、その資産額は57億ドルとされています。

 

 

アル・ガーニム一族

「クウェートのロックフェラー」といわれるのが、アル・ガーニム一族で、ルーツはインドとイラク間を交易するアラビア海の海商とだったといいます。

一族は、石油の戦略商品性に着目すると同時に、欧州の技術と文化を導入し、クウェートを近代国家として脱皮させたいと願ったようです。



そして、BP (イギリス) の前身であるアングロ・ペルシャン石油のエージェントとして活動し、アバダン港の整備にも注力する一方で、自動車市場にも乗り出し、GM (アメリカ) 社の代理店になってからは、財力も一気に増しました。

そして、日本の日立製作所など先進各国の有力企業のエージェントとなり、さらにアメリカなどへの不動産投資も行いました。




・サウジアラビアの財閥https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/cf6515e85110ff9ac709f0093621f149

・カタールの財閥https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/05d5a8d0e98db2d344be67990a5662f8

 

 

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