11日、米ボーイングの工場前で抗議集会を開催する労働組合員ら(米西部ワシントン州シアトル郊外)=ロイター
【ヒューストン=花房良祐】
航空機大手の米ボーイングでのストライキの影響が深刻になってきた。11日、従業員の1割削減と新型機「777X」の納入延期を発表。
軍用機の生産も停滞しており、2024年7〜9月期の民間機部門と防衛宇宙部門の営業赤字額は計9000億円を超えたようだ。
ボーイングの労働組合は経営側との賃上げ交渉がこじれ、約1カ月前にストに突入した。
小型機「737MAX」、中型機「767」、大型機「777」や新大型機「777X」を製造・開発する西部ワシントン州シアトル郊外などの工場群の稼働が止まった。
1月には飛行中の「737MAX」の胴体に穴が開く事故が発生し、品質問題が浮上した。そのさなかでの労働争議とあって、業績への影響が注目されていた。
ストを受けてボーイングが発表した人員削減では全世界で約1万7000人が会社を去る。「777X」の初号機の納入を1年延期し、「767」の生産を2027年に終了する。
11日、ストの影響を織り込んだ7〜9月期の暫定的な業績を公表した。民間機部門の営業損益は約40億ドル(約6000億円)の赤字となったようだ。
4〜6月期(7億1500万ドルの赤字)から赤字幅が拡大する。三菱重工業をはじめとした日本企業は「777X」や「767」の機体製造に参画しているだけに影響は大きい。
防衛・宇宙部門の7〜9月期の営業損益は約24億ドル(約3600億円)の赤字になったようだ。
4〜6月期は9億1300万ドルの赤字だった。「767」をベースに製造する空中給油機などの納入が滞った。
結果として手元資金は減少し、9月末時点で約105億ドルと3カ月前に比べて2割減少した。ボーイングの社債格付けは「投資不適格(ジャンク債)」になる一歩手前の水準で、引き下げの懸念が高まっている。
格付けを維持するには資金調達の必要性が指摘されており、新株発行で100億ドル規模の調達が検討されているようだ。
労使対立を解決する糸口は見えていない。40%の賃上げを求めている組合に経営側は30%を提案したが、組合がこれを拒否。
経営側が賃上げ提案を取り下げ、「誠意ある交渉をしていない」と組合を批判した。労使が協調しなければ経営再建は遠のくばかりだ。
日経記事2024.10.12より引用
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共和党のバックにいるロックフェラー財閥の代表的な企業であるボーイング。
共和党、ネオコン、トランプを支持する、1996年設立のFOXニュース(ケーブルTV)。
トランプ、タッカーカールソン、Qアノンなど、何故かロシアのプーチンや北朝鮮を応戦。 お馬鹿が過ぎて来たようですね。
ちなみに、世界の最貧国の一つであった、独裁共産党の中国を今日のように技術・巨額の資金援助を行い、アメリカの世界覇権を脅かすまでになりました。 これは、1972年2月、共和党のニクソン大統領が訪中し、北京で毛沢東主席と首脳会談を行い、技術支援、巨額の資金援助を約束、そして一つの中国を認めました。 ここが起点です。
ちなみに、Wikiでも報じられていますが、FOXニュースTVは、デマをよく流し、巨額の賠償金も支払っています。 2000年にネオコンのブッシュが大統領になりましたが、元々ネオコンと共和党のプロパガンダTVがFOXニュースです。 イラクの大量破壊兵器もデマでしたね。
もの知らずの阿呆たちが、FOXニュースのタッカーカールソンが○○○と言っているとか、バカ騒ぎしていますが、阿呆丸出しです。