再生エネの自給率を最大化するソフトウエアを発売した
村田製作所は11日、再生可能エネルギー由来の電力を制御するためのソフトウエア「エフィノス」を発売したと発表した。
電力の需給データや天候などを基にソフト内の人工知能(AI)が太陽光による発電と蓄電池の充放電を連動させる。
再エネを無駄なく利用できるようになる。再エネを活用する工場や倉庫など向けに売り込む。
複数の発電設備や蓄電池の状況をリアルタイムで一元的にモニタリングすることもできる。発電量が多いときは電池に蓄えて、電力需給を安定させる。
村田製作所は2021年から自社工場でソフトの導入を始め、商用化に向けて効果を検証していた。