嬉しいこと探し・・・・ねえ

アンとか四姉妹とか、小公女や小公子とは結構友人付き合いしてきましたが。
何故かパレアナとのお付き合いは、ありませんでした。

不思議なんですがね、あれだけ外国小説読みまくってたのに。
エリナー・ポーターのパレアナだけは、本棚に入ってなかったんです。

がしかし先日、手に入ったので早速読了。
ううむ・・・・嬉しいをゲームにねえ・・・・・ポジティブシンキングの代表だわ。

叔母さんに引き取られたパレアナが、街全体に広めた遊びが「嬉しいを探すゲーム」
人形が欲しかったのに、箱から出てきたのが松葉杖。

がっかりしたパレアナに、お父さんが勧めた遊びが「嬉しい」だったわけ。
松葉杖が出てきたけど、これを使う必要がないのは嬉しい、と変換するのですね。

でもそうして、街中の人を笑顔にしたパレアナが事故で、歩けなく。
何より街の人が心配したのはそのことに加えて、喜ぶことができなくなってしまったパレアナだった。

そりゃあねえ・・・自分にいざここまでの難問が降り掛かってきたら、難しいですよこの遊びは。
街の人達は何とかパレアナを喜ばそうと、これまでになく自分たちが喜ぶことをやろうと努力するのですね。

まあねえ、無い物ねだりするよりも建設的です。
うちだって・・・・暖房なしの寒い家です。

でも太陽があれば暖かいので、これは嬉しい。
暖房でぬくぬくしてればわからない嬉しさですね。

でもって、古いルームシューズ（二冬もってくれた）を購入しておいたものに取り替えたら。
流石に・・・・・これは暖かさが段違い、なのも嬉しい。

と、貧乏人はささやかな幸福を探しておりました。

ちなみにルームシューズは、ウチコレってブランドのです。
ここの発熱素材は、本当に暖かいです。