reikoのヘタレ日記with時々身体作りに株・・とか

日記です、愚にもつかないあれこれ叫んだり呟いたり。
生存報告でもありますw
綺麗な身体作りやど素人の株も、更新中。

1960年代の海外SF

2025-01-27 07:06:57 | 趣味(本とかゲームとかw)
久々に、1960年代の海外SFを読み返しています。
何と言うか、名作と言われるものは色褪せません。

今読んでるのはネビル・シュートの「渚にて」
これは本当に名作です。
じんわりと悲しく優しく、そして怖い小説です。

でまあ、これとか。
ゼナ・ヘンダースンの「ピープル(同胞)シリーズ」はね、現実に即してる。
訳では無いですが。

少なくともロボットとかロケットとか、SFに出てくるだろうものは出てきません。
なので、本当にそのまま時代的に読めるんです。

ああ、「渚にて」は舞台が1960年代。
そして人類滅亡の時ですけど。

しかし同じSFでも、ロケットとか出てくるとですね。
宇宙を、自在に飛び回るだけの科学力をもっている、そんな地球人が主人公。

しかしその操縦のシーンを読むと。
「ボタン」「ダイヤル」…。

書かれてからすでに60年以上経っているわけですが。
宇宙に関しては追いついていない。
でも機械はすでに小説を追い越している。

中々そのあたり、楽しく読めます。

でもね、正直。
あの当時の小説の中に流れている、覇気。
未来への希望、もしくは絶望。

今の世の中では、書けないものだとも思うのです。

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