風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

148. 弁慶石

2009-09-24 | 近畿(京都・滋賀)
おばんざい屋さんに場所を聞いて見つけた弁慶石。
よーじやカフェの隣にひっそりとありました。
この辺りの地名、弁慶石町の由来となった石です。

石碑の解説を読んでみると、武蔵坊弁慶が生前熱愛した石で、弁慶が平泉で没した後、奥州高館に移されたら「三条京極に行きたい」と石が唸って、村で熱病が流行したため、石の願いを聞いて三条京極へ戻したんだそうです。

よっぽど京都に戻りたかったんでしょうか。
それから500年、今はとても満足しているでしょうね。
それにしても、病気をはやらせるなんて、人騒がせな石ですね。

それよりも、「弁慶が熱愛した石」との表記が気になりました。
石を熱愛? 弁慶は石コレクターだったんでしょうか。
確かに、大きくて印象的な石ですが、熱愛していたと言われると、弁慶の恋人に会っているような気になります。

「この石をなでると、弁慶のように男の子は力持ちになる」と言われているそうです。
ハッ、女の子はどうなるの? 知らずになでてきちゃったけど!


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