その1からの続きです。
○ 弘明寺商店街
この日の目的地、弘明寺に到着して、ほっとしました。
あとは帰り道をたどるだけです。
久しぶりの弘明寺商店街には変わらず元気な声が飛び交っています。
驚きの安さも変わりません!
わー、大根が安い!卵も激安!
買い込みたかったんですが、帰りも徒歩。重い生ものは避けたほうが賢明です。
世に門前町はいろいろあれど、私はここが一番お気に入り。
近くに住んでいる人がうらやましいわ~。
○ 新緑の大岡川沿い
商店街を散策していたら、いちばん端の地下鉄駅の方まで出ました。
ついでに、以前南区住民だったときに免許の更新に出かけていた警察署や、その隣の横浜国大付属中学校の前を通って、再び川に戻ります。
もう時間を気にする必要がない帰り道。急ぐ必要がないため、のんびり川沿いを歩いていくことにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/08/3d63fc8636d04523adbdf64b87dba2e9.jpg)
本当は、行きもこの川沿いを歩く予定でした。
大岡川は桜の名所。もう葉っぱのみですが、青々と茂って、目にさわやか。
川沿いは遊歩道になっており、快適に散策ができます。
川にかかる橋を見るのが好きな私。
多摩川は、大きすぎて橋の数が少ないのですが、大岡川沿いだったら、橋を求めていくらでも歩けそう。
ちなみに、今年の桜はこんな感じだったようです。友人が送ってくれました。う~ん、見たかったわー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6f/938e209ce709c734916dcfe8d46f5b07.jpg)
○ 京急イエローハッピートレイン
大岡川は、横浜まで京急路線とおおよそ平行に流れています。
途中、黄色い京急が通るのが見えました。
まだ走り始めて一ヶ月もたっていないもの。初めて見たわー。ドクターイエローみたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f7/ed0ed6d28ec83a0d1cdf53ec05f9f31f.jpg)
「イエローハッピートレイン」と名づけられていますが、「京急は赤!」と思っている私は、モヤモヤしました。
青い京急を見たときも衝撃だったのに、今度は黄色なんて~。
阪急電車のように、一色を貫いてほしいわ~。
まあでも、ハッピーになれるんなら見られてラッキーです!
○ お三の宮
てくてく歩いて、蒔田の方にやってきました。
かつて、京急の南太田駅そばの三春台というところに住んでいた私。
当時住んでいた辺りに近づいてきています。
時間は16:30。ここでお三の宮に行ってみることにしました。
住んでいたころ、よくよく聞いていたお三の宮という名前。
商店街もあり、バスに乗っていてもアナウンスが入ります。
近いとはいっても、京急沿いからは少し離れているため、参拝したことはありません。正式名称は日枝神社です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/4d/1fbfda91e3ca8ce1fdfbc9abb0005a26.jpg)
なぜお三の宮というのか、不思議ですね。
山王社なので「さんのうのみや」から「おさんのみや」に転訛したものというのが、神社の公式見解のようです。
「一ノ宮」「二ノ宮」があったんだろうという意見もありますが、私は高校生の頃読んでいた『源氏物語』に女三の宮が出てきたため、お姫様の名前を連想していました。
あの頃は『あさきゆめみし』を読みふけっていたものだわ~(あれっ、原文は?)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/a3/f691ffb4a133ac43451a1165e94ca449.jpg)
入り口には、新しいながら堂々とした山王鳥居があります。
やっぱり画像がまぶしすぎますね。カメラの買い替え期かしらー。
境内には、岩を台座にした、玉眼のいかつい黒い狛犬がいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/93/f7e70bc488d3a05b31657c32f3e96aaf.jpg)
境内には、「苦難除けの石燈籠」と書かれた割れた灯篭がありました。
これは、東日本大震災の時に壊れたものだそうです。
神社の隣には幼稚園があり、当時は大勢の園児が境内で遊んでいたとか。
この辺りでもこんな大きな被害を受けたんだ、とひやりとしました。
子供たちが被害を受けずに、よかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/5c/d72c4da1fea16f8c19b24e5b1c98c951.jpg)
○ アートな黄金町河岸
川は黄金町の辺りにさしかかりました。
かつては、かなり危険な雰囲気が漂うディープゾーンで、昼でもなるべく近寄らないようにしていましたが、今では川沿いがきれいに整備され、こじゃれたカフェやモダンな事務所が並ぶ、明るい地域に変わっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/1a/944d2a394016b9ffc755ab5f4fa3d658.jpg)
日の出町駅に着いたところで、大岡川からそれました。
帰途ルートを外れて、伊勢佐木町モールを歩いていきます。
時間は17:30になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1a/2cc870b0f3f6755d52c2ca20be94f06b.jpg)
久しぶりの伊勢佐木町は、かなりお店が変わっていました。
かつてゆずの二人が路上ライブをやった松坂屋は、今はカトレヤプラザに変わっています。
アールデコ調の外観が、以前の松坂屋の建物に似ており、浜っ子としては嬉しいところです。
○ 中華街
伊勢佐木町を抜けて関内に出て、さらに海の方へと向かいます。
たどり着いたのは中華街。時間は18:00。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/49/0f66aca2c2f2a8a2c342fa8fa4418428.jpg)
中華街まで足を伸ばすことで、行きに電車に乗った分を歩いたことにして、差し引きトントンにしようと思ったのです。
関帝廟ちかくの茶葉屋で、中国茶を1キロ買い求めました。ずっしりとした重さが肩にかかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c3/e2d56c035dbaa4fd734c6f09f06c671c.jpg)
そういえば今回は乗り物に乗らず、歩いて帰るんだったじゃなーい!と、買った後で思い出しました。
でもまあ、生ものじゃないからいっか。
途中、疲れたら沸かして飲めばいっか。
○ 象の鼻パークに象の鼻
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/80/035cbe5cd84fa38dd597a569aff6c0d2.jpg)
そうして、家の方向に向かいます。
山下公園を通り、海沿いを歩いていくと、象の鼻パークに、巨大な象の鼻がにゅっと突き出ていました。
鼻の上には赤いりんごがフワフワ浮いています。
かわいーい、でも大きーい。
いつの間に、こんな大きなオブジェができていたのかしら~?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/d4/d7c6ada6b935a68ca6e1ed469c25d116.jpg)
赤レンガ倉庫の前を通り、みなとみらい地区を抜けて、19:30に横浜駅にたどり着きました。
○ きかんしゃトーマス展
歩くのにもちょっと飽きてきたので、横浜そごうに立ち寄ります。
そごう美術館で開催中の「きかんしゃトーマス展」を見ました。
この日が最終日。もう夜だったので観客も少なく、会場に流れるビデオから「シュッポッシュッポッ!」という蒸気機関車の音が聞こえる以外は、館内は静かでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/91/b2e3fc52180cca56ae5a662a9e3f7dca.jpg)
トーマスの目線、ちょっとコワい・・・
そうして、行きと同じ道をたどって帰ります。
家に着いたのは、21:30でした。
一人だったため、休憩をせず、実に8時間、歩くか立ち止まるかしていたことになります。
家に近くなるにつれ、足が動かなくなりました。
よく歩いた日でした~。
○ エピローグ
「できるかな?たぶんできるんじゃないかな」という根拠のない自信で実行に移した今回の徒歩巡礼。
時間の都合で戸部-弘明寺間は電車に乗りましたが、経路上にない元町・中華街-横浜間を加えたため、だいたい往復徒歩巡礼をしたのと同じ距離を歩いたことになりました。
我ながら無謀なチャレンジだと、あまり考えないようにして歩き出してみたら、意外にできました!
川沿いの遊歩道や、横浜の湾岸散策路といった気持ちのよいルートだったので、なんとかなったのでしょう。
帰り道では、中華街でお茶を買ったり、横浜で展覧会を観たり、もはや巡礼帰りとはいえないような行程になりましたが、そんな風にあれこれ別の用事をこなしたからこそ、なんとか最後まで歩ききれたようにも思います。
今回は、知っている土地なので不安もなく実行に移せたものの、やっぱり脚がくたくた、だるだる。
この日のお風呂タイムは、しばらく湯船から出られませんでした。
昔の人は、すべての道を歩いて巡礼したのですから、本当にすごいなあと思います。
情報が少ない見知らぬ土地に向かい、険しい山を登り、時には盗賊や追いはぎに遭ったりもしたことでしょう。
いや~、おみそれします。
もともと、神様仏様に祈ることよりも、時代を経て大勢の人々が巡礼に繰り出したことの方に興味がある私。
大変な場所にある寺社で色あせた千社札などを見ると、神仏ではなく、それを貼った人の信念と根性に、ひれ伏したくなります。
今回は、そうした昔の巡礼者の気分を、少しだけながらも味わえました。
今回のことで、弘明寺で終電を逃しても、なんとか歩いて帰れることもわかりました。
でもそういう時は、簡単に「ヘイ、タクシー!」しそう。
大災害に遭った時なら、タクシーも無理ですね。でも帰れると思います。
ピンヒールを履いていなければ。
巡礼は、楽してするものではない、修行の一つのようなもの。
時々巡礼をして自分を試してみるのは、断食することに似ていて、いいことかもしれないな~と思いました。
○ 弘明寺商店街
この日の目的地、弘明寺に到着して、ほっとしました。
あとは帰り道をたどるだけです。
久しぶりの弘明寺商店街には変わらず元気な声が飛び交っています。
驚きの安さも変わりません!
わー、大根が安い!卵も激安!
買い込みたかったんですが、帰りも徒歩。重い生ものは避けたほうが賢明です。
世に門前町はいろいろあれど、私はここが一番お気に入り。
近くに住んでいる人がうらやましいわ~。
○ 新緑の大岡川沿い
商店街を散策していたら、いちばん端の地下鉄駅の方まで出ました。
ついでに、以前南区住民だったときに免許の更新に出かけていた警察署や、その隣の横浜国大付属中学校の前を通って、再び川に戻ります。
もう時間を気にする必要がない帰り道。急ぐ必要がないため、のんびり川沿いを歩いていくことにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/08/3d63fc8636d04523adbdf64b87dba2e9.jpg)
本当は、行きもこの川沿いを歩く予定でした。
大岡川は桜の名所。もう葉っぱのみですが、青々と茂って、目にさわやか。
川沿いは遊歩道になっており、快適に散策ができます。
川にかかる橋を見るのが好きな私。
多摩川は、大きすぎて橋の数が少ないのですが、大岡川沿いだったら、橋を求めていくらでも歩けそう。
ちなみに、今年の桜はこんな感じだったようです。友人が送ってくれました。う~ん、見たかったわー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6f/938e209ce709c734916dcfe8d46f5b07.jpg)
○ 京急イエローハッピートレイン
大岡川は、横浜まで京急路線とおおよそ平行に流れています。
途中、黄色い京急が通るのが見えました。
まだ走り始めて一ヶ月もたっていないもの。初めて見たわー。ドクターイエローみたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f7/ed0ed6d28ec83a0d1cdf53ec05f9f31f.jpg)
「イエローハッピートレイン」と名づけられていますが、「京急は赤!」と思っている私は、モヤモヤしました。
青い京急を見たときも衝撃だったのに、今度は黄色なんて~。
阪急電車のように、一色を貫いてほしいわ~。
まあでも、ハッピーになれるんなら見られてラッキーです!
○ お三の宮
てくてく歩いて、蒔田の方にやってきました。
かつて、京急の南太田駅そばの三春台というところに住んでいた私。
当時住んでいた辺りに近づいてきています。
時間は16:30。ここでお三の宮に行ってみることにしました。
住んでいたころ、よくよく聞いていたお三の宮という名前。
商店街もあり、バスに乗っていてもアナウンスが入ります。
近いとはいっても、京急沿いからは少し離れているため、参拝したことはありません。正式名称は日枝神社です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/4d/1fbfda91e3ca8ce1fdfbc9abb0005a26.jpg)
なぜお三の宮というのか、不思議ですね。
山王社なので「さんのうのみや」から「おさんのみや」に転訛したものというのが、神社の公式見解のようです。
「一ノ宮」「二ノ宮」があったんだろうという意見もありますが、私は高校生の頃読んでいた『源氏物語』に女三の宮が出てきたため、お姫様の名前を連想していました。
あの頃は『あさきゆめみし』を読みふけっていたものだわ~(あれっ、原文は?)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/a3/f691ffb4a133ac43451a1165e94ca449.jpg)
入り口には、新しいながら堂々とした山王鳥居があります。
やっぱり画像がまぶしすぎますね。カメラの買い替え期かしらー。
境内には、岩を台座にした、玉眼のいかつい黒い狛犬がいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/93/f7e70bc488d3a05b31657c32f3e96aaf.jpg)
境内には、「苦難除けの石燈籠」と書かれた割れた灯篭がありました。
これは、東日本大震災の時に壊れたものだそうです。
神社の隣には幼稚園があり、当時は大勢の園児が境内で遊んでいたとか。
この辺りでもこんな大きな被害を受けたんだ、とひやりとしました。
子供たちが被害を受けずに、よかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/5c/d72c4da1fea16f8c19b24e5b1c98c951.jpg)
○ アートな黄金町河岸
川は黄金町の辺りにさしかかりました。
かつては、かなり危険な雰囲気が漂うディープゾーンで、昼でもなるべく近寄らないようにしていましたが、今では川沿いがきれいに整備され、こじゃれたカフェやモダンな事務所が並ぶ、明るい地域に変わっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/1a/944d2a394016b9ffc755ab5f4fa3d658.jpg)
日の出町駅に着いたところで、大岡川からそれました。
帰途ルートを外れて、伊勢佐木町モールを歩いていきます。
時間は17:30になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1a/2cc870b0f3f6755d52c2ca20be94f06b.jpg)
久しぶりの伊勢佐木町は、かなりお店が変わっていました。
かつてゆずの二人が路上ライブをやった松坂屋は、今はカトレヤプラザに変わっています。
アールデコ調の外観が、以前の松坂屋の建物に似ており、浜っ子としては嬉しいところです。
○ 中華街
伊勢佐木町を抜けて関内に出て、さらに海の方へと向かいます。
たどり着いたのは中華街。時間は18:00。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/49/0f66aca2c2f2a8a2c342fa8fa4418428.jpg)
中華街まで足を伸ばすことで、行きに電車に乗った分を歩いたことにして、差し引きトントンにしようと思ったのです。
関帝廟ちかくの茶葉屋で、中国茶を1キロ買い求めました。ずっしりとした重さが肩にかかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c3/e2d56c035dbaa4fd734c6f09f06c671c.jpg)
そういえば今回は乗り物に乗らず、歩いて帰るんだったじゃなーい!と、買った後で思い出しました。
でもまあ、生ものじゃないからいっか。
途中、疲れたら沸かして飲めばいっか。
○ 象の鼻パークに象の鼻
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/80/035cbe5cd84fa38dd597a569aff6c0d2.jpg)
そうして、家の方向に向かいます。
山下公園を通り、海沿いを歩いていくと、象の鼻パークに、巨大な象の鼻がにゅっと突き出ていました。
鼻の上には赤いりんごがフワフワ浮いています。
かわいーい、でも大きーい。
いつの間に、こんな大きなオブジェができていたのかしら~?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/d4/d7c6ada6b935a68ca6e1ed469c25d116.jpg)
赤レンガ倉庫の前を通り、みなとみらい地区を抜けて、19:30に横浜駅にたどり着きました。
○ きかんしゃトーマス展
歩くのにもちょっと飽きてきたので、横浜そごうに立ち寄ります。
そごう美術館で開催中の「きかんしゃトーマス展」を見ました。
この日が最終日。もう夜だったので観客も少なく、会場に流れるビデオから「シュッポッシュッポッ!」という蒸気機関車の音が聞こえる以外は、館内は静かでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/91/b2e3fc52180cca56ae5a662a9e3f7dca.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/db/d6600761db6bd75e3a4fd279b9af2ddc.jpg)
そうして、行きと同じ道をたどって帰ります。
家に着いたのは、21:30でした。
一人だったため、休憩をせず、実に8時間、歩くか立ち止まるかしていたことになります。
家に近くなるにつれ、足が動かなくなりました。
よく歩いた日でした~。
○ エピローグ
「できるかな?たぶんできるんじゃないかな」という根拠のない自信で実行に移した今回の徒歩巡礼。
時間の都合で戸部-弘明寺間は電車に乗りましたが、経路上にない元町・中華街-横浜間を加えたため、だいたい往復徒歩巡礼をしたのと同じ距離を歩いたことになりました。
我ながら無謀なチャレンジだと、あまり考えないようにして歩き出してみたら、意外にできました!
川沿いの遊歩道や、横浜の湾岸散策路といった気持ちのよいルートだったので、なんとかなったのでしょう。
帰り道では、中華街でお茶を買ったり、横浜で展覧会を観たり、もはや巡礼帰りとはいえないような行程になりましたが、そんな風にあれこれ別の用事をこなしたからこそ、なんとか最後まで歩ききれたようにも思います。
今回は、知っている土地なので不安もなく実行に移せたものの、やっぱり脚がくたくた、だるだる。
この日のお風呂タイムは、しばらく湯船から出られませんでした。
昔の人は、すべての道を歩いて巡礼したのですから、本当にすごいなあと思います。
情報が少ない見知らぬ土地に向かい、険しい山を登り、時には盗賊や追いはぎに遭ったりもしたことでしょう。
いや~、おみそれします。
もともと、神様仏様に祈ることよりも、時代を経て大勢の人々が巡礼に繰り出したことの方に興味がある私。
大変な場所にある寺社で色あせた千社札などを見ると、神仏ではなく、それを貼った人の信念と根性に、ひれ伏したくなります。
今回は、そうした昔の巡礼者の気分を、少しだけながらも味わえました。
今回のことで、弘明寺で終電を逃しても、なんとか歩いて帰れることもわかりました。
でもそういう時は、簡単に「ヘイ、タクシー!」しそう。
大災害に遭った時なら、タクシーも無理ですね。でも帰れると思います。
ピンヒールを履いていなければ。
巡礼は、楽してするものではない、修行の一つのようなもの。
時々巡礼をして自分を試してみるのは、断食することに似ていて、いいことかもしれないな~と思いました。
お三ノ宮の名前って、いろんな伝承があるみたいね。吉田新田も信憑性ありそう。あそこの狛犬迫力あるね~。
じゃあ今度、あの辺りで会いましょう!私もそうそう歩かないと思うから、大丈夫よー(^_^;)