2-2からの続きです。
○ はくたかとほくほく線
8時に起床し、早めに宿を出発。
線路沿いのお店でモーニングを取っている時に、はくたかやほくほく線が通るのを見ました。
ちょうどタイミングよく、友人から「今はくたかに乗ってまーす。新幹線が通ったらこの電車はどうなるんだろう?」と連絡が入りました。
彩に聞くと「なくなっちゃうんだよ」。
一度も乗ったことがないけれど、なくなると聞くと寂しくなります。
昨日から、何度か信濃川の上を渡りましたが、今まで見たことがないほど茶色の濁流でした。
「長野の方でここ数日、大雨が続いているんじゃないかしら」と彩。
魚沼川のような小さな川の方がきれいな流れでした。
○ ナンバリングの名前
(六日町とか十日町とか、ナンバリングされているところは、青森の一戸や八戸みたい)と思います。
青森は、一戸から九戸までありますが、新潟はどうかと聞くと「うーん、わからない」とのこと。
新潟は大きな県ですし、彩も少し離れたところに住んでいるからでしょう。
十日町の中には四日町もあるんだとか。ややこしー!
車で動いているうちに、二日町や五日町、九日町の表示を見つけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/69/941d5a84c14f80e0bb5e59b371d567f5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/90/25822c11fb455e762e3d1c820ca36a88.jpg)
あと、新潟でよく目についたのが「第四銀行」。
「だいよんぎんこう?」と言うと、「だいし!」と訂正されます。
(川崎)大師銀行のようですが、「昔から決められた番号制のところで、一番古いんだよ」と彩は胸を張っていました。
宮城には七十七銀行があったし、地方では、数字がよく名前や地名に取り入れられている気がします。
昔ながらの名付け方が残っているということでしょうか。
○ さぐり川ダム
まちなかを離れて川沿いに山の方へ向かって行くと、大きなダムが見えてきました。
訪れたのはさぐり川ダム。三国でさぐりなんて、読めません。
三國連太郎もさぐりさんになっちゃいますね。
三国川という川沿いにあるからだそうですが、福島・群馬にも近いため、三県のそばという意味なのでしょうか。
くねくねとした細道を通って行き、(ここの職員は冬は通勤したくないだろうな)と思います。
ここでダムカードをもらいました!
前に、奥日光のダムで2枚もらっていますが、それからなかなか集められずにいたところ。
だって、土日はもらえないからです。貴重な三枚目です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e3/1f241f341b18d30cab88fc4cbe526269.jpg)
なみなみとした水がたたえられていました。
敷地内のポールに、オレンジ色のなにかがついており、「カマキリの卵かな」とこわごわ近づいてみました。
それは薬が塗られたもので、「蛾の駆除法実験中」という紙が貼られていました。
彩が「前からこの辺りに来るたびに、蛾が多いと思ってた。この辺は特に多いってことね」と言いました。
うーん、カメムシもイヤですが、蛾もイヤだなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c8/bbe001ddfacfdd351430f3a4aaf9f1ad.jpg)
この日も快晴。まだ昼前なのに、じりじりとした日差しに照らされて、そんなに長居もできずに車の中に逃げこむように戻りました。
○ 坂本日吉神社
通りすがりに、雰囲気がよさそうな神社を見つけたので、寄ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ac/5089d214f2622cb773b7509c0dfe52f6.jpg)
坂本日吉神社。日本にはお寺も神社もたくさんあって、一期一会だわ。
緑に満ちた広い境内の中に、いい狛犬がいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/33/20d831f1e00b08f38394a705d3a489a9.jpg)
○ 八海神社
次は八海神社に向かいました。
名前のとおり、八海山全体がご神体。
ふつう、山岳神社だと、かなり山を登ったハードな場所にありますが、ここは車で行けるところ。
一合目にあるそうです。参拝者にやさしい立地ですね。
古い杉木立が立つ気持ちがいい境内を歩いて拝殿まで行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ab/8e2e2f7a9450475b72a8e087c92133d8.jpg)
神社に比べて狛犬は新しく、ほかの神社も新しい狛犬が多いなという印象。
昭和期になって、奉納がはやったのでしょうか?
というよりは、古くなって新しいのに変えたという感じでしょうか?
扉には「猿が入るのできちんと締めて」という張り紙があり、私よりも彩の方が「えっ、猿がいるの?ウソ!」と驚いていました。
ここに古めかしい火消し車を見つけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/84/c51ab1c19806d480457589aacf2fedac.jpg)
○ 八海尊神社
それから八海尊神社へ。
八海神社と八海尊神社があるので、紛らわしいですね。
ナビに従っていったら社務所に着きました。
でも、神社というよりお寺のような雰囲気。
きょろきょろ見回しても、それらしい建物はなく、社務所しかないようです。
聞いてみると、やはり拝殿は別の場所にあるとのこと。
「どちらから?」と聞かれ「横浜から」と答えると、「まあ、遠いところからわざわざ」とねぎらっていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/cc/c5cb7549da18773035722a3c532c32f4.jpg)
車だとすぐですが、歩くとちょっと距離のある場所に、神社はありました。
場所が離れているのが不思議です。
なぜナビが社務所の方に導いたのか、不思議になるほど、広々とした境内の神社でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/2c/ec9751160fc252653245f4b0e2a6e718.jpg)
私が大きな狛犬に注目していたら、彩は石段の下から柏手を打ちました。
よく響きます。
祈祷を終えたばかりの神主さんが、一家を駐車場の車のところまで送っており、(見送りまでするなんて丁寧だわ)と思いました。
○ 野生の猿に遭遇
この辺りは、まだ神仏習合が色濃く残っています。
帰り道、猿が道路にいました。
「わ、本当に猿がいるー!」
カメラを出している間に、猿は素早く走り去り、いなくなりました。
「猿だ!本当にいるなんて」と彩はショックを受けたよう。
新潟の中では都会っ子の彼女、野生の猿を見たのは初めてだそうです。
日光あたりに行くたびに遭遇している私の方が、驚きませんでした。
でも、カメムシには会いませんように!あれだけはイヤ~!
○ 灯籠にトカゲ
うしろ山を超えていきます。ナビを見ると、新道の横をずっとくねくね折り曲がった旧道が並走しており、旧道隧道もありました。
ハイキングルートにいいかもしれませんが、一日コースになりそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/67/9dbe03822f338ab95dbb7d810f302486.jpg)
見慣れないドームがありますが、あれは雪国特有のバス停。
雪が降りしきる中でじっと待つのは冷えますからね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/44/4db264da4fe60aa06cd4582fe5dca615.jpg)
見渡すと広がる水田。
気持ちの良い光景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/a3/e0fd553db16534ee682f1a54deb9ca96.jpg)
陸上競技場となりの高龗(こうりゅう)神社へ。
狛犬はいませんが、自然そのままに雰囲気がある気持ちのよい境内。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ee/b7de4bec3246577f34e23e26dbcbea79.jpg)
石灯籠の彫刻が凝っていてすごいなとカメラを向けると、くぼみのところにトカゲがちょうどはまりこんで、休んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/df/721562f62e150325631f6350dae710bd.jpg)
カエルだけでなくトカゲもこれまでちょこちょこ見かけていましたが、気持ちよさそうに昼寝しているのを見るのは初めて。
でも、野生の本能で私達の視線を感じたのか、あっという間に身をひるがえして、いなくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/c4/d22170ac70f55a2e1003cd62e4811565.jpg)
狛犬にカエルがいたり、灯籠にトカゲがいたり。
本当に、自然たっぷりの土地ですね~。
普段、都会にいるという意識は特にありませんが、こういう場所に来ると、いつも人間だらけの不自然な場所で暮らしているんだなあと実感します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/52/58034a499a0dcb4cd81667f84ed6da5f.jpg)
弁天宮に行きました。そんな水辺でもないのに?と思いますが、おそらく信濃川のそばということでしょう。
この辺りは山が多いためか、川が多いです。
古いいい狛犬がいて、木鼻も芸術的でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/c3/999c034424e4741ceb8c417f2564d914.jpg)
○ なじょだの通り
駅前アーケードに「なじょだの通り」と書いてあります。
黙って考えましたが、わからなかったので、「なじょだってどんな意味?」聞いてみました。
でも彩も「わからない・・・」と悩んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/b7/913b1022e9803ad8af72d90e5425607f.jpg)
「聞いたことある気がするけど、使わないし、多分この辺だけの古い言葉じゃないかな」
響き的に、「マジョリカ・マジョルカ」とか、「フェイジョアの実」とか「なこその滝」などを思い出しました。
「さぐりがわ」とか「うしろやま」とか、この旅ではなんだかざわざわするネーミングが多いなと思っていましたが、この「なじょだのとおり」でとどめの一撃を食らった気分です。
○ 妻有ポークカレー
そこから津南へ向かいました。
数年前に秋山郷に行った時に訪れた道の駅で休憩します。
あの時は、店先に熊よけの鎌が売られていて、一緒にいたみんなで(ウワッ、コワイ!)と息を止めたものでした。
だってこれまで、草刈鎌しか見たことなかったもの。
熊よけっていうか、闘う武器ですよね・・・?
今はそのシーズンではないのか、鎌はひとしきり売り終わったのか、店頭には見当たりませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/85/c2c758015e0859b1c873018e2bff739f.jpg)
「お昼はこの辺で有名な妻有ポークにしよう」ということになりました。
施設内にあるお店がおいしいと有名だそうで、順番待ちの人たちがいました。
順番を待っているうちに、おなかがすいてグーグー鳴ります。
やっぱり豚肉にしなくちゃね!と、妻有ポークカレーを注文しました。
のんびりとした店内。客さばきがなかなかはかどらず、料理がくるまでけっこう待ちました。
待っているだけの手持無沙汰な私たちは(もうランチタイムも終わっちゃったね~)と、ゆったりした厨房の様子を眺めていました。
お手伝いしてもよかったんだけど。あるいはセルフでよそっちゃうとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/fc/596feaced47cd3903440b4917ef19d33.jpg)
ようやくやってきたカレーは、おいしい上にボリューム満点で、最後の方は「食べきれないかも」と言いながらようやくいただきました。
カレーに味噌汁がついてくるなんて、初めての取り合わせ。完全に和食扱いですね。
ガラスの向こうに、地方名産のおやきを作る人たちが見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/05/955463d41297d6914fe87d7c1065c4db.jpg)
3-2に続きます。
◆ 光と緑の新潟紀行 index
○ はくたかとほくほく線
8時に起床し、早めに宿を出発。
線路沿いのお店でモーニングを取っている時に、はくたかやほくほく線が通るのを見ました。
ちょうどタイミングよく、友人から「今はくたかに乗ってまーす。新幹線が通ったらこの電車はどうなるんだろう?」と連絡が入りました。
彩に聞くと「なくなっちゃうんだよ」。
一度も乗ったことがないけれど、なくなると聞くと寂しくなります。
昨日から、何度か信濃川の上を渡りましたが、今まで見たことがないほど茶色の濁流でした。
「長野の方でここ数日、大雨が続いているんじゃないかしら」と彩。
魚沼川のような小さな川の方がきれいな流れでした。
○ ナンバリングの名前
(六日町とか十日町とか、ナンバリングされているところは、青森の一戸や八戸みたい)と思います。
青森は、一戸から九戸までありますが、新潟はどうかと聞くと「うーん、わからない」とのこと。
新潟は大きな県ですし、彩も少し離れたところに住んでいるからでしょう。
十日町の中には四日町もあるんだとか。ややこしー!
車で動いているうちに、二日町や五日町、九日町の表示を見つけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/69/941d5a84c14f80e0bb5e59b371d567f5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/90/25822c11fb455e762e3d1c820ca36a88.jpg)
あと、新潟でよく目についたのが「第四銀行」。
「だいよんぎんこう?」と言うと、「だいし!」と訂正されます。
(川崎)大師銀行のようですが、「昔から決められた番号制のところで、一番古いんだよ」と彩は胸を張っていました。
宮城には七十七銀行があったし、地方では、数字がよく名前や地名に取り入れられている気がします。
昔ながらの名付け方が残っているということでしょうか。
○ さぐり川ダム
まちなかを離れて川沿いに山の方へ向かって行くと、大きなダムが見えてきました。
訪れたのはさぐり川ダム。三国でさぐりなんて、読めません。
三國連太郎もさぐりさんになっちゃいますね。
三国川という川沿いにあるからだそうですが、福島・群馬にも近いため、三県のそばという意味なのでしょうか。
くねくねとした細道を通って行き、(ここの職員は冬は通勤したくないだろうな)と思います。
ここでダムカードをもらいました!
前に、奥日光のダムで2枚もらっていますが、それからなかなか集められずにいたところ。
だって、土日はもらえないからです。貴重な三枚目です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e3/1f241f341b18d30cab88fc4cbe526269.jpg)
なみなみとした水がたたえられていました。
敷地内のポールに、オレンジ色のなにかがついており、「カマキリの卵かな」とこわごわ近づいてみました。
それは薬が塗られたもので、「蛾の駆除法実験中」という紙が貼られていました。
彩が「前からこの辺りに来るたびに、蛾が多いと思ってた。この辺は特に多いってことね」と言いました。
うーん、カメムシもイヤですが、蛾もイヤだなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c8/bbe001ddfacfdd351430f3a4aaf9f1ad.jpg)
この日も快晴。まだ昼前なのに、じりじりとした日差しに照らされて、そんなに長居もできずに車の中に逃げこむように戻りました。
○ 坂本日吉神社
通りすがりに、雰囲気がよさそうな神社を見つけたので、寄ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ac/5089d214f2622cb773b7509c0dfe52f6.jpg)
坂本日吉神社。日本にはお寺も神社もたくさんあって、一期一会だわ。
緑に満ちた広い境内の中に、いい狛犬がいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/33/20d831f1e00b08f38394a705d3a489a9.jpg)
○ 八海神社
次は八海神社に向かいました。
名前のとおり、八海山全体がご神体。
ふつう、山岳神社だと、かなり山を登ったハードな場所にありますが、ここは車で行けるところ。
一合目にあるそうです。参拝者にやさしい立地ですね。
古い杉木立が立つ気持ちがいい境内を歩いて拝殿まで行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ab/8e2e2f7a9450475b72a8e087c92133d8.jpg)
神社に比べて狛犬は新しく、ほかの神社も新しい狛犬が多いなという印象。
昭和期になって、奉納がはやったのでしょうか?
というよりは、古くなって新しいのに変えたという感じでしょうか?
扉には「猿が入るのできちんと締めて」という張り紙があり、私よりも彩の方が「えっ、猿がいるの?ウソ!」と驚いていました。
ここに古めかしい火消し車を見つけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/84/c51ab1c19806d480457589aacf2fedac.jpg)
○ 八海尊神社
それから八海尊神社へ。
八海神社と八海尊神社があるので、紛らわしいですね。
ナビに従っていったら社務所に着きました。
でも、神社というよりお寺のような雰囲気。
きょろきょろ見回しても、それらしい建物はなく、社務所しかないようです。
聞いてみると、やはり拝殿は別の場所にあるとのこと。
「どちらから?」と聞かれ「横浜から」と答えると、「まあ、遠いところからわざわざ」とねぎらっていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/cc/c5cb7549da18773035722a3c532c32f4.jpg)
車だとすぐですが、歩くとちょっと距離のある場所に、神社はありました。
場所が離れているのが不思議です。
なぜナビが社務所の方に導いたのか、不思議になるほど、広々とした境内の神社でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/2c/ec9751160fc252653245f4b0e2a6e718.jpg)
私が大きな狛犬に注目していたら、彩は石段の下から柏手を打ちました。
よく響きます。
祈祷を終えたばかりの神主さんが、一家を駐車場の車のところまで送っており、(見送りまでするなんて丁寧だわ)と思いました。
○ 野生の猿に遭遇
この辺りは、まだ神仏習合が色濃く残っています。
帰り道、猿が道路にいました。
「わ、本当に猿がいるー!」
カメラを出している間に、猿は素早く走り去り、いなくなりました。
「猿だ!本当にいるなんて」と彩はショックを受けたよう。
新潟の中では都会っ子の彼女、野生の猿を見たのは初めてだそうです。
日光あたりに行くたびに遭遇している私の方が、驚きませんでした。
でも、カメムシには会いませんように!あれだけはイヤ~!
○ 灯籠にトカゲ
うしろ山を超えていきます。ナビを見ると、新道の横をずっとくねくね折り曲がった旧道が並走しており、旧道隧道もありました。
ハイキングルートにいいかもしれませんが、一日コースになりそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/67/9dbe03822f338ab95dbb7d810f302486.jpg)
見慣れないドームがありますが、あれは雪国特有のバス停。
雪が降りしきる中でじっと待つのは冷えますからね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/44/4db264da4fe60aa06cd4582fe5dca615.jpg)
見渡すと広がる水田。
気持ちの良い光景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/a3/e0fd553db16534ee682f1a54deb9ca96.jpg)
陸上競技場となりの高龗(こうりゅう)神社へ。
狛犬はいませんが、自然そのままに雰囲気がある気持ちのよい境内。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ee/b7de4bec3246577f34e23e26dbcbea79.jpg)
石灯籠の彫刻が凝っていてすごいなとカメラを向けると、くぼみのところにトカゲがちょうどはまりこんで、休んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/df/721562f62e150325631f6350dae710bd.jpg)
カエルだけでなくトカゲもこれまでちょこちょこ見かけていましたが、気持ちよさそうに昼寝しているのを見るのは初めて。
でも、野生の本能で私達の視線を感じたのか、あっという間に身をひるがえして、いなくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/c4/d22170ac70f55a2e1003cd62e4811565.jpg)
狛犬にカエルがいたり、灯籠にトカゲがいたり。
本当に、自然たっぷりの土地ですね~。
普段、都会にいるという意識は特にありませんが、こういう場所に来ると、いつも人間だらけの不自然な場所で暮らしているんだなあと実感します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/52/58034a499a0dcb4cd81667f84ed6da5f.jpg)
弁天宮に行きました。そんな水辺でもないのに?と思いますが、おそらく信濃川のそばということでしょう。
この辺りは山が多いためか、川が多いです。
古いいい狛犬がいて、木鼻も芸術的でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/c3/999c034424e4741ceb8c417f2564d914.jpg)
○ なじょだの通り
駅前アーケードに「なじょだの通り」と書いてあります。
黙って考えましたが、わからなかったので、「なじょだってどんな意味?」聞いてみました。
でも彩も「わからない・・・」と悩んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/b7/913b1022e9803ad8af72d90e5425607f.jpg)
「聞いたことある気がするけど、使わないし、多分この辺だけの古い言葉じゃないかな」
響き的に、「マジョリカ・マジョルカ」とか、「フェイジョアの実」とか「なこその滝」などを思い出しました。
「さぐりがわ」とか「うしろやま」とか、この旅ではなんだかざわざわするネーミングが多いなと思っていましたが、この「なじょだのとおり」でとどめの一撃を食らった気分です。
○ 妻有ポークカレー
そこから津南へ向かいました。
数年前に秋山郷に行った時に訪れた道の駅で休憩します。
あの時は、店先に熊よけの鎌が売られていて、一緒にいたみんなで(ウワッ、コワイ!)と息を止めたものでした。
だってこれまで、草刈鎌しか見たことなかったもの。
熊よけっていうか、闘う武器ですよね・・・?
今はそのシーズンではないのか、鎌はひとしきり売り終わったのか、店頭には見当たりませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/85/c2c758015e0859b1c873018e2bff739f.jpg)
「お昼はこの辺で有名な妻有ポークにしよう」ということになりました。
施設内にあるお店がおいしいと有名だそうで、順番待ちの人たちがいました。
順番を待っているうちに、おなかがすいてグーグー鳴ります。
やっぱり豚肉にしなくちゃね!と、妻有ポークカレーを注文しました。
のんびりとした店内。客さばきがなかなかはかどらず、料理がくるまでけっこう待ちました。
待っているだけの手持無沙汰な私たちは(もうランチタイムも終わっちゃったね~)と、ゆったりした厨房の様子を眺めていました。
お手伝いしてもよかったんだけど。あるいはセルフでよそっちゃうとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/fc/596feaced47cd3903440b4917ef19d33.jpg)
ようやくやってきたカレーは、おいしい上にボリューム満点で、最後の方は「食べきれないかも」と言いながらようやくいただきました。
カレーに味噌汁がついてくるなんて、初めての取り合わせ。完全に和食扱いですね。
ガラスの向こうに、地方名産のおやきを作る人たちが見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/05/955463d41297d6914fe87d7c1065c4db.jpg)
3-2に続きます。
◆ 光と緑の新潟紀行 index
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