風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

光と緑の新潟紀行 3-2

2014-08-03 | 中部(甲信越)
3-1からの続きです。

○ 竜が窪と竜神伝説

昼食後、私のリクエストした竜が窪へ行きました。
この辺りは湧き水が多いと聞いて、気になっていたのです。
中でもここは湧き水の量が豊かなのだそう。



伝説に出てきそうな地名だと思ったら、ここゆかりの竜神伝説は4つもあるそうで、4つ全てが大きな看板に紹介されていました。
全部読んだら、混乱してきました。どれか一つに絞ってもいいのに。人気投票とかで(!?)



車を降りてみずみずしい緑の遊歩道を歩き、水源の方へ向かいます。
昔から変わらないような自然の中で汲んだ湧水は、やわらかくおいしい味がしました。



○ グーグルマップのストリートビューカー

帰り道には、ひまわり畑もあります。
ちょうどひまわりが咲いている季節で、そこに向かう車も多いようなので、気になりましたが、あまりの暑さに私たちはあきらめました。

青々とした緑のトンネル。夏は草木が生き生きしています。





その近くで、停まっている車を追い越した時に、運転中の彩が「あ、グーグルマップのストリートビューカーじゃない?」と声を上げました。
「わあ、写真に撮って~」



ストリートビューカー、初めて見ました。
車の上に身を乗り出して、カメラの位置の調整をしていました。

○ 見倉橋ふたたび

ダムを見ながら、川沿いにどんどん上流に上っていきます。
いよいよ、私お待ちかねの見倉橋へ。
ここを前に訪れた時に吊り橋の魅力に目覚めた、私にとって思い出深い場所。
私にとってまさに理想的な吊り橋です。
それからたくさんの吊り橋を見て渡ってきましたが、未だここ以上に好みの橋には巡りあっていません。
近づくに連れて、ドキドキと胸の鼓動が高鳴ります。



木造の廃校を使った「かたくりの宿」も、以前訪れた時のまま。



駐車場から細い山道を降りていくと、ごうごうと流れる水の音が聞こえてきます。
新しく、熊出没注意の札ができていました。



緑の中に見倉橋がありました。
前と変わらぬ姿です。
また来れて、うれしさで胸いっぱいになります。



前はほかにも人がいましたが、この日は平日だからか、誰もおらず、大好きな橋を彩と2人占め!
ああ、しみじみ、いい橋だわ。



でも彩は「揺れて怖ーい」「水の量勢いがすごーい」とおびえていました。
一見華奢な危なさを感じますが、メンテナンスが行き届いた、しっかりした作りです。



前は、往復しただけでしたが、今度は橋を渡った先に何があるのか、確かめてみよう!と、腰が引けた彩を置いて対岸の階段を上ってみました。
でも、どこまでもその階段は続いていそうなので、途中で引き返しました。
元来た坂を上って、車のある場所まで戻る体力を残しておかなくてはいけませんからね。



それに、すでに地図で見て、橋を渡った向こう側に何があるのかはチェック済みでした。
好きな場所に来れて、心身が満足感に満ち溢れます。
これからもがんばれそうだわ。

○ けっとう橋とダム

元の道に戻ると、はるか下方の川にも吊り橋が架かっていました。
「あ、あれも吊り橋」と気になります。
「近くまで行けないかな」と、ナビをそれて川の方へと下っていくと、果たして、吊り橋のところへとたどり着くことができました。



けっとう橋という名前でした。
響きがすごいけど、穴藤橋と書きます。
車がぎりぎり一台通れる幅で、そろそろと渡りました。
向こう側から車がやってきても、絶対にすれ違えません。
譲り合いの気持ちがないと使えない橋です。


 
車でこうした一台用の吊り橋を渡るのって、貴重な体験です。
渡り切ってから車を降り、歩いてみました。
橋の上流すぐのところに、ダムが見えます。
「ダムのところも渡れないかな?」

ナビを見ても、道がはっきりわからなかったので、行ってみることにしました。
こちらも車1台分の道でしたが、きちんとつながっていました。



東電のダムの上を通ります。ダムにはばらけた木材がたくさん浮いています。
こちらも、三国川ダム同様、たっぷりの水をたたえていました。



当分、水不足に困ることはなさそう。
そして、ナビの示す元の道に戻りました。

○ 見玉不動尊

それから見玉不動尊へと行きました。
日本の三大秘境の1つと言われるここ秋山郷を、初めて世に紹介した鈴木牧之氏が参拝して感銘したという場所です。
不動といったら火炎がつきものなのに、ここは湧き水がほとばしる、みずみずしい場所。
飲んでみたら、まろやかでおいしかったです。



とても暑いながら、木立なので日がさえぎられて照り返しはありません。
石段をひたひたと上ってお参りしました。



今回訪れた、千手観音でも八海山尊神社でも、手水舎に不動明王が彫られていました。
でも、ほかではあまり見ません。
水に近いところだと、水かけ不動などになりますが、それとはまた違うようです。
この地方独特なのか、気になるところです。
入り口の灯籠は、猿が支えるデザインでした。

○ モダンアートと温泉

美しい夕焼けが臨めましたが。昨日も夕方に突然大雨が降りましたが、この日もまた突然の大雨。



スコールのようです。異常気象でしょうか。
雷も光り始めて、ゴロゴロいってるなと思ったら、すぐ近くに大きな轟音を立てて雷が落ちました。
こんなに近くに落ちたのは初めて。耳をつんざくような音だけでなく、おなかにダイレクトに振動が響いてきて、その迫力に肝が冷えて震え上がりました。

すこし小降りになってきたところで「この近くにある「大地の芸術祭」の会場は、温泉も出るんだけど、入っていく?」と聞かれます。
なにそれ、おもしろそう。
「大地の芸術祭」の宿泊施設に泊まっている身としては、行ってみたい場所です。
ということで、キナーレという施設に行きました。





町の中の現代アートの建物の中に温泉があります。斬新です。
大雨の直後だからか、中はすいていました。
日中は暑く、夕方には雨で湿度が一気に上がったところだったので、入ってさっぱりすっきりしました。





内湯の外には湯冷まし休憩コーナーがあります。
前衛的なコンクリート打ちっぱなしのスペースで、2人でコンクリの壁を見上げながら「裸で現代アートを見る機会もそうそうないよね」と話しました。

○ へぎそばとまいたけ

さっぱりしてから、新潟名産、へぎそばの夕食にしました。
お店は天井の高い、立派な和風の内装。



つるつる、つやつやで、見た目もおいしそうですし、やはり味も抜群。
この味と食感に慣れていたら、ほかの蕎麦は食べられなくなってしまうでしょうね。



「名産だから食べて」と、舞茸天ぷらも勧められました。
雪国まいたけは、今ではブルボンや越後製菓に並ぶ、この辺りの有名企業ですからね。

翌日はのんびり起きることにします。
食後はお茶を飲んでおしゃべりしながら、ゆっくり寝につきました。

4-1に続きます。

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