怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

砂糖ケーキ(Zuckerkuchen)

2014年06月06日 | お菓子
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友人宅で食べた砂糖ケーキをもう一度食べたいと思い続けて約一年。義母に言ったらあっさりと「焼きましょう」と承諾した。バターケーキとも呼ばれていて、つまり、砂糖とバターと粉くらいしか使わない質素なケーキだ。
 
粉、バター、砂糖、温めた牛乳、粉イーストを入れ練る。一時間ほど寝かせて発酵させる。
 
天板に伸ばし、15分ほど休ませる。鍋に砂糖とバターを入れて溶かし、その液を天板に敷いた生地に塗る。
 
200度で30分くらい焼く。焼きあがったら切り分ける。

素朴なケーキ。上に塗る溶液にスライスアーモンドを混ぜてもおいしい。ケーキというより、日本の菓子パン風だ。久しぶりの菓子パンがおいしくて、大量に食べてしまった。 

粉1キロ分も焼いたので、翌日の婦人の集まりに少々持参した。
その日にいたイスラム教徒は二人。彼女らはなかなか食べてくれないことを承知でいたのだけれど・・・
 
なんと、私に材料などを確認することもなく、すぐに手にとって食べてしまった。
ちょっと憮然とした私。
米と水と塩しか使っていないと私が強調したおにぎりに対しては、ひどく警戒していたのを覚えているからだ。
要するにイスラム教徒たちは食べ慣れたものしか食べない、ということなのか。ま、義両親たちも私の日本食を食べないからイスラム教徒ばかりを例にするのは違うか。
ゼリーがちょっと飾られている市販のクッキーとかも警戒しないで食べちゃっているのかなぁ。
不思議だ。次回、どうして私の持参したケーキを信用したのか尋ねてみることにしよう。