怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

発表会

2014年06月17日 | ひとびと
応援してね!→ 人気ブログランキングへ 

チェロを教えている友人の発表会に招かれた。
 
ある学校の音楽室。演奏する子供(一人だけ成人)は20名なのに、その親、きょうだい、祖父母、などもいて盛大な音楽会になった。
 
チェロ三台で「きらきら星変奏曲」。鈴木メソードは日本より海外で盛ん、と日本在住時に読んでいた。その片鱗をここで実感。
 
この四歳男児の指導は大変だろう。幸いなことにこの子のお母さんは非常に熱心な人で、上手に息子をやる気にさせているらしい。「親次第」とも歌っていた記憶あり、鈴木メソード。
 
最後の講師演奏。サンサーンスの白鳥。何だかとても上手かったぞ。普段、クラシック音楽とは縁のない雰囲気の彼女がこれだけ弾けるとは驚きだった。あとで「とってもよかった」と褒めたら「一生懸命練習しましたからねぇ」とたいして嬉しそうもない様子でそっけなく答えたのがまた印象的。

さて、彼らが私を招いたのは発表会の後のこれが目的だった。再び寿司講習。
学ぶのはダンナのQさん。私が知る限り、ここで交流のある中国人男性は驚くほど家事を積極的にやる。
発表会という大仕事を終えた妻に自作の寿司をご馳走したかったらしい。

この写真を日本の友人に送ったら「物凄く大きい包丁ですね」とすぐに返信がきた。それをQさんに伝えると「日本でも普通に使っているのでは?」と驚いていた。どういう気分でそう考えるのかわからないが、日本と中国には共通した物資やものの考え方があることを、彼らは期待しているように思える。
 
このでかい包丁は骨付き肉などを叩き切るものだと思っていた。が、野菜や果物などすべてに使うものらしい。これは知らなかった。
中国人たちは炊飯の水加減にほとんど気を使わない。目分量で米を内釜に入れ、ちゃんと目盛があるのに目分量で水を入れてスイッチオン。次回訪問するときは計量カップを土産に持っていこうと決意した。
米飯はえらく堅く仕上がったからねぇ
 
それでも寿司飯にして具を包んで巻いたらおいしく感じた。たいして腹が減っていなかった私なのに、大量に食べてしまった。
奥さんは私が持参したみたらし団子の残りのたれを寿司に載せて食べていた。軽くカルチャーショックだが、同様な事件は今までに何度も経験しているので免疫つきまくりさ。私にもたれが必要かと尋ねてきたが丁寧に断った。



応援してね!→ 人気ブログランキングへ 

後からメールで団子のたれの作り方レシピを尋ねたられた。
去年はピザのレシピを求められて私のやり方を書いて送ったのだが上手く行かなかったらしい。
次回はピザ指導になる模様。ついでに団子のたれも教えちゃおう~。
そうそう、彼らは餃子を食べるときにも醤油に砂糖を溶かしている。中国は個人のそれぞれのやり方が尊重される環境なのか。日本だったら変人扱い?(餃子に砂糖醤油、結構合うのでお試しを!)