怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

チンギス・ハンどんぶり

2014年06月28日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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親しくしているモンゴル人女性の誕生日会。今まで彼女の誕生日会には呼ばれたことが無かったので、もしかして40歳になったのかと思った。ここは35,40、45歳などを大きくお祝いする習慣があるからだ。先日も義母の親族の男性の75歳の誕生日会を朝から夜までやっていた。で、尋ねたら38歳になったとか。ふむ、ま、モンゴル人だから、よし、とするか。
 
何種類ものサラダが並んだ。彼女と彼女の旦那さんはここ半年ばかりで10キロ以上の減量に成功した。その成果の裏の食生活を垣間見た気がした。オレンジ色のはキムチ風サラダ。モンゴルではキムチが普通に食べられているそうだ。
 
これはいつものボーズ。(今回はボッツ、という風な発音に聴こえたが)台所では旦那さんが薄くした小麦粉生地を切っていた。
 
うどんになった。私と交際のあるドイツ在住中国人たちも好んでうどんを手作りしている。私もやってみようとネットで調べると、手間がかかることを知るのだが、モンゴル人も中国人もごくお気軽に毎日のように作って食べている。
足で踏んで捏ねるとか、そういう凝ったことをするのは日本人くらいなのかもしれない。
今回出てきたお茶碗は、なんとチンギス・ハンが描かれていた~。
ボンにモンゴル物資を扱うお店があるらしく、そこから取り寄せたらしい。
 
帰り際に「りすさんには贈り物があります」と呼び止められた。いただいたのは豪華版のチンギス・ハンどんぶり~!
 
裏を見ると、えっ、ドイツ製?どこかのドイツ人モンゴルファン(モンゴルはその大自然が魅力なのか結構ファンが多い様子)が作ろうと提案したのか。
顔が描かれているのはちょっと・・・なのだが全体の雰囲気はいいので、しばらく飾って楽しむことにした。


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実を言うと、このチンギス・ハンどんぶり、義両親も夫も不気味がっている。
義父に言わせると「大量殺人者」だそうで、歴史認識の違いに面白さがあってよろしい。
モンゴル人にとってチンギス・ハンは今でも英雄で、何かと彼らは自慢する。多くのアジア大陸の国々と欧州の東側の人々にとっては嫌な思いをさせられた人物なのは事実かな。
ま、かなり昔の人だし、どんぶりになるくらい、許してやろうよ~