怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

日常が戻る

2016年05月22日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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義母が集落の住民の埋葬に出かけたので、私が一人で昼食を作ることになった。

義両親たちのじゃがいも、目玉焼き、ホウレンソウのソース、夫のスパゲティ(茶色いのは全粒粉の製品)左に置いてあるのはデザートのチーズと自家製ジャムを混ぜたもの。
これらを作りながら、日常に戻ったことにほっとしている自分に驚いた。
先日までの帰省では、当然のように日本食を作っていた。これも、かつての日常だったので、違和感は全然無いのだけれど、意識の隅ではすでに「仮の姿」と感じていたものだ。
ドイツの生活が長くなるにつれ、ドイツの物事にほっとするようになるのも、仕方がないことだろう。
だんだん日本人離れしていくのか。怖い。

これは私の皿。
ちゃんと、主食には米飯が添えられるところがまだ日本人である証拠かも。
日本では黒米がとても高くて買えなかった。米でさえ、日本よりこちらの方が安いのはどういうことだろう。
主食が主食でない国より高いなんて!
などと、母国を嘆いてみたりして・・・あはは。