怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

日本にはない物事二種。

2016年05月24日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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夏のようないいお天気の週末。薄着のお姉さんたちのきれいな脚の撮影を狙っていた。

狙っていなかったものまで撮影できてしまった。物乞いのお姉さん。紙コップを手にして「ハロー、ハロー」と通りがかる人たちに声をかけていた。
どうみても、ドイツ人の両親を持ってドイツで育った人物ではない。

この通りを100メートル歩いているだけで他に二人の物乞いがいた。
この男性は道端でちょっと休んでいるような雰囲気さえあったけれど、空き缶が置かれていたのでやはり物乞い。
かなり東洋的な容貌をしていた。

やおら携帯電話を取り出して、私に判別不能な言語で話していた。物乞いは携帯電話さえ所持しているんだな。
15分ほど、彼のそばに座って様子を観察してみた。上の女性のように人々に声をかけることをせず、やる気が無い様に感じた。

帰省時に安心して歩けることの一つに、物乞いがいないことが挙げられる。
ここで、物乞いたちを見かけても、単に無視して通り過ぎればいいことなのだけれど、なぜか心苦しくなるんだ。

普通の通りにある普通の啓発広告。

エイズ予防キャンペーンだろう。日本では批判されて取り下げることになると予想されるこのイラスト。

性の表現に対して控えめであろうと思われるイスラム教徒も多いドイツなのに、大丈夫なのかしら。
日本が多民族国家化したとしたら「大勢いるイスラム教徒のためにも、こうしたポスターは配慮してやらなくてはならない」という声がでそう。日本の、他を思いやる気持ち、は強迫的にも思えるドイツ生活・・・