怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

本は重いので我慢して持ってこなかった

2016年05月23日 | 分けるの面倒になってきた
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今回の緊急帰省時に観たこの作品は、実家に置きっぱなしのものだった。日本語タイトルは「ピアノ・レッスン」だ。

10年ほど前に夫がドイツ国内市場用の製品を私に送ったものと記憶している。
ドイツ語吹き替え・字幕があるので、それでドイツ語を勉強しろ、という意味だった。
この教材ではドイツ語力向上に全然効果がなかったけれど、いい作品なので大事にとっておいたのだ。再び観てみたら、やっぱりいい。
ストーリーもいいのだが、欧州の19世紀の女性の服や下着がどんな風になっているかよーくわかるところが今回感心した。以前はそういう物事にあまり関心が無かった。欧州生活が長くなると、自然とその歴史や風俗に興味を持たざるを得なくなってくるのだろうか。

借りた「風と共に去りぬ」を読んだ。

昔読んだときはまったく面白くなかったのに、どうしてこんなに素晴らしく感じるのか、怖いくらいだった。
一つの理由に、私の加齢による精神性の変化かな。主人公たちの心情が良くわかるようになったんだ。
もう一つの理由は、この新しい翻訳のせいだろう。今の翻訳をする人たちは、昔の彼らよりずっと技術が向上しているのだと思う。
「ピアノ・レッスン」とほぼ同じような時代のファッションだ。「ピアノ・レッスン」ではそれを脱いじゃったりするシーンもあるので、その仕組みを視覚的に知っていると、「風と共に去りぬ」の数々の服の説明も容易に理解できるんだ。
買ってこちらに持ってきたかった。文庫本でも、全巻6冊となるとかなりの重量だ。
まだ読んでいないいただき物の書籍もたくさんある。そういうわけで、今回は泣く泣く入手を諦めたんだ。
またの帰省時に読むことにしようっと!

緊急帰省からやつれて帰ってきた私に、夫はお菓子をいっぱい買ってきた。

うーん。お菓子食べて健康になれ、っていうのは無理があると思うのだけれど?
まあ、甘いものは好きなので、思っていることは何も言わずに笑顔で礼を言っておいた。
ワインまであるぞ。あのぉ・・・私、飲めないのは知っているでしょっ