昼食の献立。焼きソーセージ、ザウアークラウトを甘酸っぱく煮たもの。
夫の主食のパスタ、義両親たちの主食、焼きじゃがいも。(日本で言うジャーマンポテトかな!)私は黒米入り米飯。
止せば良いのに、義母は息子に言った。
「このおかずにはジャガイモの方が合います、少しとりなさい」
「もっとキャベツ煮物を食べなさい」
一週間に1,2度しか食卓を一緒にしない息子のために、あれこれ気を遣いたい気持ちはわかる。
義父まで耐えかねて義母に忠告した。
「食べたいように食べさせてやりなさい」
私もこの意見に賛成だ。しかし、私まで義母に言ってはいけない。寄生者はおとなしく、ね。
「ほら、外の鳥さえ、自分の食べたいものを選んでついばんでいるじゃあないか」
と、さらに義父は台所の窓のすぐそこに設置されたエサ台にやってくる鳥たちを指差して言った。
また、残り物が出ないよう義母は食え食え攻撃を重ねる。
義母自身はほんのちょっとしか食べないのに、私たちにはもっと食べろ、とうるさい。
家族が飢えないようにするのは一家の主婦の務めと無意識に義務を果たしているのだろうが、この食糧有り余っているドイツではあまり説得力がない。
残念なことに、ソーセージも煮物も夫と私の嫌いな献立だ。
少しだけ食べて、後から自分たちの好きなものを口にしようと企むくらいは許して欲しい。
夫の主食のパスタ、義両親たちの主食、焼きじゃがいも。(日本で言うジャーマンポテトかな!)私は黒米入り米飯。
止せば良いのに、義母は息子に言った。
「このおかずにはジャガイモの方が合います、少しとりなさい」
「もっとキャベツ煮物を食べなさい」
一週間に1,2度しか食卓を一緒にしない息子のために、あれこれ気を遣いたい気持ちはわかる。
義父まで耐えかねて義母に忠告した。
「食べたいように食べさせてやりなさい」
私もこの意見に賛成だ。しかし、私まで義母に言ってはいけない。寄生者はおとなしく、ね。
「ほら、外の鳥さえ、自分の食べたいものを選んでついばんでいるじゃあないか」
と、さらに義父は台所の窓のすぐそこに設置されたエサ台にやってくる鳥たちを指差して言った。
また、残り物が出ないよう義母は食え食え攻撃を重ねる。
義母自身はほんのちょっとしか食べないのに、私たちにはもっと食べろ、とうるさい。
家族が飢えないようにするのは一家の主婦の務めと無意識に義務を果たしているのだろうが、この食糧有り余っているドイツではあまり説得力がない。
残念なことに、ソーセージも煮物も夫と私の嫌いな献立だ。
少しだけ食べて、後から自分たちの好きなものを口にしようと企むくらいは許して欲しい。