先日の復活祭の食卓についてのコメントに「殺風景」とコメントをいただいた。
私自身はまったくそのように感じていなかったので、ちょいと驚いた。
日本の一般家庭の華やかなものとは程遠いウチの日常の食卓だ。復活祭の献立はハムがものすごい量なので、ウチとしては大盤振る舞いの贅沢なものなんだ。
(エッグさん、コメントを批判しているのではなくて、そういう風に感じてくれたのね、という意味で使わせてもらいました)
義母のおじいさんの思い出話。
彼女の親がまだ小さい頃、おじいさん一家の食卓は家族7人で一本のソーセージを分けて食べたのだそうだ。
その当時と比較すれば、おじいさんの孫娘はかなり贅沢な食卓なんだ!
ああ、比較する時代が違いすぎるって?そうだなぁ、うほほ~。
復活祭のお祝いは数日続く。本番日曜日の翌日も祝日で、義姉とその子供たちと食事をした。(我家は普通は昼食が正餐)
その時の献立はこれ。義母お手製のシュペッツレと、鶏肉しか入っていないソース。
サラダ菜のサラダ、焼きじゃがいも(日本で言う「ジャーマンポテト」のベーコン抜き版)、ブロッコリーとカリフラワーのパン粉油まみれ焼き。
いつもより一品だけ多い食卓かな。日本だったら、せっかく親族の集まる機会ってことで、もっと多くの料理が並ぶのは確実だろう。
ドイツのほかの家庭の食卓に招かれることはほとんど経験が無いのでわからない。
すべてが油まみれ。雰囲気を乱して悪いとは思っているのだが、私は自分用の米飯を皿に山に盛って、鶏肉ソースをちょいとたらし、油をまぶす前に救出したサラダとブロッコリーを添えた。
使われる食器もウチは質素を極めている。日本の一般家庭でこんな低質で古い食器を使っている家庭など、存在しないのではなかろうか?
質実剛健、いや、単なるマルビ?(80年代の流行語っ!)
食後はそれぞれ、まったりと過ごす。
天気がよければ散歩に出かけたりする。義姉の子供たちが小学校の頃は、義父が綿密なスケジュールを組んで、彼らを教育的に遊ばせたものだ。
二人ともティーンエイジャーの現在、義父も義母も手持ち無沙汰でつまらなそう。話し相手として楽しむにはティーンエイジャーは若すぎるのか。
そうこうして食後の2,3時間を過ごしてから、ケーキの時間となる。
義母が張り切って焼いた二種のケーキ。
左側のはちょいと端っこをつまんで試しただけでも油まみれで不味かった。義両親たち以外もみな、そう思ったらしく、これを避けていた。
ヨーグルトクリームをゼラチンで固めてスポンジにはさんだものはみんな大好き。胃にやさしい。
夫など、1台分を食べてしまうこともある。
さて、義母が義姉一家に持たせたお土産。
ハム塊と、自作の復活祭パンだ。普段はほとんど食べない日本風の甘くてふわふわのパン。
義母のお手製。今年は非常においしくできている。っていうか、もしかして、私がこの味に慣れてしまっておいしく感じているのかも。数年前まではあまり好きでなかった。
この、パンの端っこが袋からはみ出ているのがなんともドイツ、あるいは西洋的。
日本より湿度の低いここ、半日ほどこうしておくとこの部分は確実にバリバリになる。
パン屋のパンでさえ、焼き立てを選ばないとバリバリに当たることも多いんだ。
こちらの人たちはそのバリバリ部分も気にせずに食べるのだろうなぁ。
大雑把で楽な環境。パンはなるべく乾燥しないように保存したいとしっかり袋の口を閉める私は日本人をやめられないっ
私自身はまったくそのように感じていなかったので、ちょいと驚いた。
日本の一般家庭の華やかなものとは程遠いウチの日常の食卓だ。復活祭の献立はハムがものすごい量なので、ウチとしては大盤振る舞いの贅沢なものなんだ。
(エッグさん、コメントを批判しているのではなくて、そういう風に感じてくれたのね、という意味で使わせてもらいました)
義母のおじいさんの思い出話。
彼女の親がまだ小さい頃、おじいさん一家の食卓は家族7人で一本のソーセージを分けて食べたのだそうだ。
その当時と比較すれば、おじいさんの孫娘はかなり贅沢な食卓なんだ!
ああ、比較する時代が違いすぎるって?そうだなぁ、うほほ~。
復活祭のお祝いは数日続く。本番日曜日の翌日も祝日で、義姉とその子供たちと食事をした。(我家は普通は昼食が正餐)
その時の献立はこれ。義母お手製のシュペッツレと、鶏肉しか入っていないソース。
サラダ菜のサラダ、焼きじゃがいも(日本で言う「ジャーマンポテト」のベーコン抜き版)、ブロッコリーとカリフラワーのパン粉油まみれ焼き。
いつもより一品だけ多い食卓かな。日本だったら、せっかく親族の集まる機会ってことで、もっと多くの料理が並ぶのは確実だろう。
ドイツのほかの家庭の食卓に招かれることはほとんど経験が無いのでわからない。
すべてが油まみれ。雰囲気を乱して悪いとは思っているのだが、私は自分用の米飯を皿に山に盛って、鶏肉ソースをちょいとたらし、油をまぶす前に救出したサラダとブロッコリーを添えた。
使われる食器もウチは質素を極めている。日本の一般家庭でこんな低質で古い食器を使っている家庭など、存在しないのではなかろうか?
質実剛健、いや、単なるマルビ?(80年代の流行語っ!)
食後はそれぞれ、まったりと過ごす。
天気がよければ散歩に出かけたりする。義姉の子供たちが小学校の頃は、義父が綿密なスケジュールを組んで、彼らを教育的に遊ばせたものだ。
二人ともティーンエイジャーの現在、義父も義母も手持ち無沙汰でつまらなそう。話し相手として楽しむにはティーンエイジャーは若すぎるのか。
そうこうして食後の2,3時間を過ごしてから、ケーキの時間となる。
義母が張り切って焼いた二種のケーキ。
左側のはちょいと端っこをつまんで試しただけでも油まみれで不味かった。義両親たち以外もみな、そう思ったらしく、これを避けていた。
ヨーグルトクリームをゼラチンで固めてスポンジにはさんだものはみんな大好き。胃にやさしい。
夫など、1台分を食べてしまうこともある。
さて、義母が義姉一家に持たせたお土産。
ハム塊と、自作の復活祭パンだ。普段はほとんど食べない日本風の甘くてふわふわのパン。
義母のお手製。今年は非常においしくできている。っていうか、もしかして、私がこの味に慣れてしまっておいしく感じているのかも。数年前まではあまり好きでなかった。
この、パンの端っこが袋からはみ出ているのがなんともドイツ、あるいは西洋的。
日本より湿度の低いここ、半日ほどこうしておくとこの部分は確実にバリバリになる。
パン屋のパンでさえ、焼き立てを選ばないとバリバリに当たることも多いんだ。
こちらの人たちはそのバリバリ部分も気にせずに食べるのだろうなぁ。
大雑把で楽な環境。パンはなるべく乾燥しないように保存したいとしっかり袋の口を閉める私は日本人をやめられないっ