怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

伝記を読みたい

2017年04月26日 | カテゴリー分けするのに飽き
在独日本人仲間と話題になった興味深い現象の一つ。
図書館の子供書籍に偉人の伝記がないということだ。チャットしあった彼女らは子供を持つお母さんだ。
私も子供書籍をよく借りるけれど、それは自分のドイツ語の向上のためなので、子供に読ませるという視点で観察するすることはなかった。
伝記、たくさん読まされたよなぁ、と子供の頃を思い出す。
日本人だけでなく、ヨーロッパ人のもかなりあった。今でも好んで出版されているのだろうか。

さて、その伝記がないという図書館で見つけたこの本。バッハ伝だ。

バッハの生涯を簡単に紹介したもので、CDが付いていて朗読とバッハの作品が交互に録音されていた。
なかなか魅力的な本だった。
このシリーズのベートーベンやシューベルトがあるのかと思ったら、そうではなった。
ジャズの歴史、楽器の歴史などがあって、つまり偉人シリーズでなく、音楽関係のものだったんだ。

本当に伝記が少ないか私の目では確かめていない。
ないとしたら、どうしてなのかしら。
日本の場合は「こうしたえらい人がいるのよ、あなたも目指しなさい」という意味で好まれているのかしら?
エジソンが子供の頃学校が合わなくて三ヶ月で辞めた、という話を読んでそれをむやみに真似る子供がここにはいるのかも、うふふ。
一般的な教養として偉業をなした人々の生涯を知っておくのはいいことだと思う。





>J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 [ アンネ=ゾフィー・ムター ]

価格:1,400円(2017/3/27 23:11時点)感想(0件)