怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ゲロゲロ日曜日の午後

2017年04月24日 | カテゴリー分けするのに飽き
義母は嫌いな魚料理。彼女の息子が好んで食べるものだから、彼がいる週末は料理するようにしている様子。
 
油まみれにするだけなのだけれど。
 
スープは2,3日前に昼食に作ったパスタ用のトマトソースを薄めたもの。
残り物を徹底的に食べつくす義母の根性だ。

彼女を見習って、三分の一ほど残っていたチョコレートを食べた。

ボスニア・ヘルツェゴビナ産。
そこの出身者に「おいしいですよ」と言われてもらったものだが、私の口にはちょいと合わず、なかなか食べなかった。
捨てるのも惜しいので、頑張って食べた。

さて、チョコレートと昼食を食べた数時間後。

激しい頭痛と嘔吐に悩まされた。
疑うのはその日、それまでに食べたもの。義母の油まみれ魚か古い料理を甦らせたスープか、不味いのを我慢したチョコレートか!?

回復してから冷静に考えてみた。
そういえば、先週、友人も職場で吐いたと言っていたな。ドイツの4月にありがちな症状らしい。
気圧の変化が激しいこの時期、多くの人が頭痛や吐き気に悩まされると聞いている。
私も、ここに来た一年目にそれを経験していて、ほぼ毎年4月はゲロゲロやっていることを忘れていた。
義母料理とチョコレートのせいではない!

先ほど義両親に「大丈夫か」と尋ねられた。(かなり派手にゲロゲロやったもので・・・)
義母には「アブラの摂取しすぎかもしれません」
と、かなり意地悪なことを言っておいた。実際、油分摂取過剰で吐いたこともあるしね!


森の中の採石場跡

2017年04月24日 | カテゴリー分けするのに飽き
復活祭休暇中、義姉と彼女の子供たちはイタリア旅行をしていたらしい。
彼らは本当によく外国旅行をする。そんなお金の余裕がある義姉の暮らしぶりがちょいとうらやましい。
やむなく質素に生きることを決意した私には他人事。
目の前にある物資や環境を大いに利用して楽しんでしまえっ
窓から見える森の散策など、街中生活ではなかなか毎日できないだろう。

天気がいいある日。自動車がやってきていて、彼らはどうもピクニックをしている様子だった。
かなり距離があるのだが、楽しそうにおしゃべりしているのがよく聞こえてきた。

私も弁当とピクニックシートを持参でひとりピクニックでもやろうかと計画中。
夫は時間も気力もないだろうし、義両親たちとはとてもやってられない・・・

その日は気分を変えていつも歩かない道とはいえない森の藪のようなところを歩いた。
目の前に現れたのは採石場跡。

教会や昔の家屋は石造りだったそう。この周辺はジュラ紀にこの石になる部分が形成されたとか。さまざまな化石が出てくる地域もある。観光資源になっている場所もあり。

すでに石を建築材として使うこともなくなった現在、ここは放置されていて鬱蒼と木が茂り、地面には苔が生えている。日中でも薄暗い。
ちょいと不気味な感じさえするんだ。
義母にこの場所の発見を伝えた。「それはいったいどこなの?」と、義母。
森の中の正確な位置を伝えるのは難しい。緯度経度で言ったらいいのかいっ!?
義母によると、複数個所そうした採石場跡があるらしい。そうか、もっと見つけてみたいものだ!
イタリアまで行かなくても楽しめる場所を家のすぐ裏に開発中。