あくまでもあくまでも個人的にDXのQSLカードについて経験的にプチテクと思い実践していることです。
●QSL請求の三種の神器 その1:洋形2号封筒
封筒は正方形に近い洋形2号を愛用しています。昔は大きな文房具店に行くと100枚単位で在庫がありましたが、最近はもっぱら通販でのまとめ買いです。長方形のタイプはカードが入らないことがあるので、基本的に使い物になりません。返信用封筒に印刷する自分の住所は、氏名・コールサイン・国名は英語表記、国内住所は日本語表記としています。
●QSL請求の三種の神器 その2:グリーンスタンプ
グリーンスタンプではなくIRCでという局もいますが、基本的にはグリーンスタンプ(米国1ドル札)を使用します。最近は QRZ.COM にはっきりと返信料を記載している局もあります。返信料が不明の時は、http://latte.la/travel でその国から日本への郵便料金を調べると大体見当がつきます。
●QSL請求の三種の神器 その3:千代紙と説明文
これは別に必須でもなんでもないです。千代紙と簡単な説明文を同封しています。もともとグリーンスタンプを抜かれないようにという発想からだったのですが、時々、丁寧なお手紙やお返し、メールなどをもらえる時があります。ちなみに、関係ないかもしれませんが、今まで、DX局の「ピンポーン訪問」・・・アポなく突然来訪を2回受けたことがあります。hi
●QSLマネージャーへの配慮
大量のカードを発行するマネージャーへの基本的な配慮を忘れずに。返信用封筒には両面テープをつけておく、データと自局のコールサインは必ず同じ面に印刷するといったところには注意しています。国内の局の場合は、自分の名前に「様」「殿」をつけておくと相手の手間を省けます。
●QSL発行の頃合い
これがけっこう難しいです。原則はペディション終了後早めにということですが、早く送りすぎて、当事者が帰国しておらず、郵便が届かなかったり、QSLインフォメーションが変わってしまうということもあります。最近は、LoTW や ClubLog の使用も見極めた上での発行ということにも気をつけています。
●定期的に焦げ付き回収
郵便事故やなんらかの行き違いにより回収できないQSLが当然でてきます。当局のルールは1年で回収できなければ再請求、2年たったらWKDのリストから消す(WKDを減らす)というようにしています。貴重なエンティティーの場合は無礼講覚悟でメールを出したりということもしています。また、ある日思い立って10年以上前のQSLを請求してみたりしています。(ダメ元の焦げ付き回収大作戦 参照)
●SWLへはダイレクトでの発行
まだ”ガキンチョ”だったとき、SWL時代にJARL経由で送ったSWLカードに対してダイレクトでカードをもらえた時はホント感激しました。そして、自分がハムになったらSWLへの返信はダイレクトにしようと心に決めたのでした。
●ご存知ですか? EMS 国際スピード郵便
国際版の速達書留郵便で、けっこうな大物も送ることができます。当局はDXCC申請をここ20年来、毎年EMSを利用して行っていますが、郵便事故などにあったことはありません。当局QTHは道を挟んで向いが小さな郵便局なのですが、局員さんが非常に国際郵便に詳しいです。しょっちゅう訪ねてくる中年男性がへんな国際郵便をいつも持ち込んだ結果だと思っております。hi
EMSの詳細は http://www.post.japanpost.jp/int/ems/
●The QSL card is the final courtesy of a QSO.
交信はQSLカードを送った時に終了する--時々思い出したい言葉です。