無線のムに濁点

アマチュア無線・BCL・ユーティリィティー受信などなど デジタル絵日記

【衛星通信アンテナ計画】室内での自動追尾実験に成功!

2023-09-06 20:33:59 | 衛星通信

月曜日に FUNKBOX から届いたローテーターのパソコン・コントロール・インターフェースの室内実験に成功しましたので、各設定を備忘録として残します。

 

1.Windows の 小数点区切文字を ,(カンマ)に変更する必要あり

最初、アンテナ・トラッキング・ソフトを立ち上げた時に、下記のようなエラーが出てソフトが落ちてしまう現象が起きました。

半日ほど悩みましたが、うまくいっている動画を YouTube 等でみると、どうも、角度の表示が、5.2 というように、ピリオドで無く、5,2 というようにカンマで表示されています。インターネットで検索してみると、ヨーロッパ圏では、小数点の区切りにカンマが使われるとのこと。Windows11 にて、地域設定のプログラム「intl.cpl」を立ち上げて下記の画面を出します。

「追加の設定」で小数点を . から , に変更します。

これで、ソフトの起動問題は解決です。

 

2.Winrotor の設定を行う

マニュアルはドイツ語の pdf です。ドイツ語は(も)れれれのれ~なので、無料の Google 翻訳の pdf翻訳で日本語マニュアルに変換。ほぼ完ぺきな日本語マニュアルができました。で、マニュアルを見ながら設定開始です。

下記のように、インターフェースコネクション、言語、北ストップ、許容誤差、回転範囲を入力していきます。仰角は180度までいけますが、アンテナがイナバウアみたくなっちゃうんで、90度に設定。Voice をオンにするとやたらとドイツ語?でしゃべるので、やめました。

 

3.キャリブレーションを行う

最初、キャリブレーションがややこうしいかな・・・・と思っていましたが、これはごく簡単。アンテナを左いっぱい、中間、右いっぱい(360度までにしましたが)に回して、その時に New value を押して表示された数値をボックスに入力していきます。仰角も同じく、下いっぱい、中間、上いっぱいに回転させて、それぞれの値をボックスに入力して終了でした。

 

4. SatPC32 でトラッキングを行う。

これまた、あっさりとできました。SatPC32 側では(他のソフトでも)特に、どこも設定する必要なく、ただ、下記の「Tracking Mode」の画面の設定を Winrotor 側で変えるだけです。手動に戻すのも一発でできます。すんばらしい!!

 

 

室内で、衛星を追いかけて、ローテーターがウインウインとういいながら回っています! あとはアンテナを上げるだけです。タワーの設置は終わっているので、週末にがんばろう! と思ったら、

な、なんと、台風が!!!

イタタタタタ アチョー! って感じです。

 

コメント
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