無線のムに濁点

アマチュア無線・BCL・ユーティリィティー受信などなど デジタル絵日記

【設定】GREENCUBE IO117 のための Greencube Terminal

2023-09-24 17:59:24 | 衛星通信

サテライト GREENCUBE - IO117 で交信するソフト。FT8 でいえば、WSJT-X / JTDX に相当するものです。いろいろな意味で本当によくできています。情報が豊富で、かつ、読み取りやすい。素晴らしいです。

 

コールサイン、グリッドロケーターの下には、後何時間何分で衛星が来るか(行ってしまうか)、衛星の方位、仰角が大きな文字で表示されます。左の窓には、FT8 でいうところの電文が表示されますが、傑出しているのは右側で、過去の履歴、交信歴、ニューグリッドなどを表示するだけでなく、今、その局と交信可能かどうかもわかります。さらにその上には、自局をコールしてきた局の履歴が表示され、交信が終わると表示が消えてくれます。至れり尽くせりの感じです。

 

つい先日、version 1.0.0.75 となっていますが、まだまだ発展しそうな予感です。

 

【第5回】Greencube Terminal の設定

 

設定関係は、Setting → Program setting から各タブを開いて行っていきますが、ほとんどはデフォルトのままで動作します。

  • コールサイン、グリッド等を設定

 

  • デフォルトのまま

 

 

  • デフォルトのまま

 

  • 音声関係はうるさいので最小限としました

 

  • adif でログを作ってくれるので、ファイル名を指定
  • このログから ニューの局を判別

 

  • QRZ.COM いまのところ設定せず

 

 

ショートカットで各電文を設定。相手局をクリックし、ショートカットをクリックすると送信され交信できます。衛星に負担をかけないためには短めの電文のほうがよいとの記述をどこかでみかけました。当局の例を掲示します。

 

だいたい、Logged で QSO が終了します。最後の 599 73 の電文はレポート交換とファイナルを一発で送る電文です。そもそもパケット通信なので、1か0の世界で、相手に電文が届く時は確実に届く(はずです)

 

 

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【設定】GREENCUBE IO117 のための SoundModem by UZ7HO

2023-09-24 15:21:30 | 衛星通信

グリーンキューブとの交信はパケット通信です。そのためのモデムソフトが、この SoundModem by UZ7HO。衛星の信号を変復調できるかどうかのカギを握るソフトになります。

当局のウォーターフォールの色はだいたい上の画像の感じです。前にブログで書いた、札幌市街地に低仰角でアンテナを向けた時の縦じまが出ていますが、これぐらいのノイズれべるなら問題なくデコードされます。

 

 

【第4回】SoundModem by UZ7HO の設定

 

  • modem セッティング。基本的にデフォルト。

 

  • OutputとInput のデバイスは使用するリグを選択
  • Color waterfall に一応チェック
  • Select PTT はリグに合わせ、Swap COM pins for PTT にチェック

 

  • First waterfall と Monitor を view から選択
  • Status table は出しても、何も表示されず・・・?
  • Font は好みで(デフォルトでいいと思います)

 

  • 送信を調整する画面
  • 使うのは Channel A 側
  • Low Tone / High Tone を押すと送信(長時間はリグを痛めるので注意)
  • Both Tones で送信を確認し
  • IC-9700 では ALC が1つか2つつくようにする
  • 変調度はパソコン側で調整
  • 過変調を避け、フルパワーに

 

2400 baud の実験運用に合わせ、Version が 0.09b にアップされています。(2023年9月24日現在)

 

次の記事 → 【設定】GREENCUBE IO117 のための Greencube Terminal

 

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【設定】GREENCUBE IO117 のための SatPC32ISS

2023-09-24 15:20:57 | 衛星通信

GRENNCUBE IO-117 では、SatPC32 ではなく SatPC32ISS を使用します。ただし、設定は SatPC32 で行い、その設定が SatPC32ISS に引き継がれるという構造です。

 

SatPC32 については → 【設定】GREENCUBE IO117 のための SatPC32

 

とはいえ、SatPC32ISS でも、いくつかの設定が必要となります。

 

【第3回】SatPC32ISS の設定

  • ローテーターをコントロールするため R+ (ここを押すと + - 切り替わり)
  • リグをコントロールするため C+ / V-

自分はよく、G- を G+ にして衛星の今後の軌道を見ます。なにかのタイミングで G- に戻ってしまいます。

 

  • SatPC32ISS を使うのは IO-117 と LEDSAT です

 

実際の交信中に割と頻繁に使うのは、この CAT の画面です。

周波数が微妙にずれたとき(デコードの中心周波数)、

Correction で追いかけます。

当局は -30 ~ -60 くらいを入れることが多いです。

2400 baud では、スペクトラムが広くて、一瞬で、どう追いかけていいか難しいどえす。通常の 1200 band では、スペクトラムを目で見てなんとなくずれがわかります。

インターバルをあまり短くすると、頻繁に周波数がかわってしまい、かえってデコードの妨げとなる

 

  • Rotor の設定は特に何もせず。(各局のシステムによる)

 

  • IC-9700 側でアドレスを 60h に合わせるのみ

 

  • オプション設定は上記のとおり window 設定は好みで

 

ここは、キモです。

メニューの?から、Doppler.SQF ファイル(ドップラー制御)を選び、上記の内容をテキストエディターで入力。ブログ等の情報では、微妙に違う設定も出てきますが、当局は上記でやっています。(ちなみにSoundModem の中心周波数は 1600 です。)

 

次の記事へ → 【設定】GREENCUBE IO117 のための SoundModem by UZ7HO

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【設定】GREENCUBE IO117 のための SatPC32

2023-09-24 09:46:29 | 衛星通信

備忘録的に GREENCUBE IO-117 のための設定内容を記録します。

運用するときの手順は

  1. RIG IC-9700 の電源ON
  2. プリセットメモリーで SatPC32 に IC-9700 を対応させる
  3. IC-9700 の SPRINT 点灯を確認
  4. SatPC32ISS を起動
  5. SoundModem by UZ7HO を起動
  6. Greencube Terminal を起動
  7. ローテーターコントローラー(G5500DC)をオン
  8. Winrotor32 Plus を起動

衛星が昇ると ピギャー という音が聞こえ受信が始まります。

 

【第2回】SatPC32 の設定

GREENCUBE で使用するソフトは SatPC32ISS ですが、設定は、この SatPC32 で行い、その設定が自動的に SatPC32ISS に引き継がれます。SatPC32 はシェアウェアですが、起動時にいちいち自分の経度緯度を入れれば使用できます。当局は AMSAT でお金を払って購入しました。

 

左上

  • R+ C+ A+ C+ TO U AL CW-
  • M- Z1 G- S+ D+ W3 PI 2D

それぞれ押すと地図の表示等がかわります

ローテーターをコントロールするのは R+

周波数をコントロールするのは V+

ただし、SatPC32ISS では、V- にすると周波数がコントロールされます

(SPRIT だから?)

  • 自分が使いそうなサテライトを登録

  • IC-9700 のサテライトメモリーとある程度連動させています

 

  • CAT設定 デフォルトのまま

 

  • ローター画面 デフォルトのまま

  というのは、WinrotorPlus 側で全てやってくれるので。

  他のメーカーのコントロールソフトの場合は変わると思います。

 

  • Mode IC-9700 側で CI-V アドレスを 60h に合わせる

 

  • Setup

標高(適当に入れています)、グリッド、緯度、経度を入力

 

ローターセットアップはデフォルトのまま

 

Radio セットアップ COM5 - Satellite Mode はチェックを外す

COM の番号はそれぞれのリグと合わせる必要あり

 

Options 上記の通り Rotor contorol しない場合はオフに

 

Speech は、頻繁にアナウンスされて煩いのでオフに

ただし、Greencube Terminal ソフトが AOS(衛星が上がる)10分前にアナウンスしてくれます

 

使用しているのは Config.1 のみ、気にしなくていいメニュー

 

ScopeSetup なんだかよくわからずそのまま

 

これら設定が、実際に使う「SatPC32ISS」に引き継がれます。

 

次の記事へ → 【設定】GREENCUBE IO117 のための SatPC32ISS

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【設定】GRENNCUBE IO117 のための IC-9700

2023-09-24 06:07:59 | 衛星通信

備忘録的に GREENCUBE IO-117 のための設定内容を記録します。

  1. リグ IC-9700
  2. 軌道トラッキングソフト SatPC32 / SatPC32ISS
  3. パケットモデムソフト soundmodem by UZ7HO
  4. ターミナルソフト Greencube Terminal
  5. ローテーターソフト Winrotor 5.9

5回に分けて記録します。

 

【第1回】IC-9700 の設定

  • 受信周波数と送信周波数は SPRIT
  • P.AMP ON
  • AGC-OFF(FUNCTION から AGC 長押しで OFF となる)
  • スコープ(±10K)で送受信数周波数を確認
  • 時々、メーターを出して変調度を確認
  • 変調度は ALC が1個か2個 LED が点灯する程度

  • プリセットメモリーで SatPC32 に対応させる

  • SSB-D のフィルターは 3000-3300-3600 と広めに

  • モードは USB-D(パソコンとは USBケーブルで接続)
  • フィルターは SNの状況等で 3600 とワイドにするときも
  • 変調の入出力の%は上記に固定し、パソコン側で調整
  • 帯域幅は 100-2900 と最大にする
  • CI-V 関係は上記にしないと働かない
  • CI-V アドレスは SatPC32 との関係で使えるものが限られる

 

次の記事へ → 【設定】GREENCUBE IO117 のための SatPC32

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