サテライト GREENCUBE - IO117 で交信するソフト。FT8 でいえば、WSJT-X / JTDX に相当するものです。いろいろな意味で本当によくできています。情報が豊富で、かつ、読み取りやすい。素晴らしいです。
コールサイン、グリッドロケーターの下には、後何時間何分で衛星が来るか(行ってしまうか)、衛星の方位、仰角が大きな文字で表示されます。左の窓には、FT8 でいうところの電文が表示されますが、傑出しているのは右側で、過去の履歴、交信歴、ニューグリッドなどを表示するだけでなく、今、その局と交信可能かどうかもわかります。さらにその上には、自局をコールしてきた局の履歴が表示され、交信が終わると表示が消えてくれます。至れり尽くせりの感じです。
つい先日、version 1.0.0.75 となっていますが、まだまだ発展しそうな予感です。
【第5回】Greencube Terminal の設定
設定関係は、Setting → Program setting から各タブを開いて行っていきますが、ほとんどはデフォルトのままで動作します。
- コールサイン、グリッド等を設定
- デフォルトのまま
- デフォルトのまま
- 音声関係はうるさいので最小限としました
- adif でログを作ってくれるので、ファイル名を指定
- このログから ニューの局を判別
- QRZ.COM いまのところ設定せず
ショートカットで各電文を設定。相手局をクリックし、ショートカットをクリックすると送信され交信できます。衛星に負担をかけないためには短めの電文のほうがよいとの記述をどこかでみかけました。当局の例を掲示します。
だいたい、Logged で QSO が終了します。最後の 599 73 の電文はレポート交換とファイナルを一発で送る電文です。そもそもパケット通信なので、1か0の世界で、相手に電文が届く時は確実に届く(はずです)