
市川市の高級住宅街「菅野」にお店を構える「ラーメン・ギョーザ ふでんじつ」。
正面には大型のスーパーマーケット。
そして大学病院もすぐ近くにあるリッチw
創業は2001年12月8日。
2001年と言えば、
ご主人いわく、アメリカニューヨークで9.11、同時多発テロが起きた年。
この年は、市川市内のラーメン店では、「菜」と、「シャリ」もオープンした年。
その年、
店主の富田実(とみた みのる)さんは、天国にいらっしゃる奥様と一緒にお店をスタートさせました。
「おもてなしのこころ」
中華の経験豊かなご主人がメニューを考え、
奥様は、お客様をお迎えする「おもてなしのこころ」から、オープン以来ずっと麦茶、もやし、香のついたおしぼりの「お通し」セットを出されて来ました。
たかがもやし、されどもやし。
このもやしも、美味い!
でもね、人生、山あり、谷あり。
奥様は、まだ育ち盛りのお子さんと、愛するご主人を残して他界されてしまいました。
大変お綺麗な奥様でした。
さぞかし無念だったと想います。
でね、
ご主人、奥様が遺した「お通し」を止めずに引き継ぎました。
今日は横浜名物の「サンマーメン」を初めて頂く事にしました。
ネット全盛の時代。
明らかに誹謗中傷ともとれる「いたずらな書き込み」。
このお店は、そんな逆風にも耐えて、地元のリアルなお客さんを大切にして、
めでたく昨年末、10周年を迎えました!☆☆☆☆☆
「うちの息子、私立の某大学、学費は全部アルバイトで稼いで卒業して、就職しました!」とご主人は、嬉しそうにおっしゃっていました。
10年前に比べると、しわもお互い増えましたが、
カウンター越しに何かをやり遂げた男の渋~い「風格」を感じました。
小さな家族連れが目立つ店内。
サンマーメンが着丼。
もやし餡かけの優しいビジュアル。
細麺のゆで加減も、やや硬めで、もやしが絡んで美味い。
餡のとろみも絶妙!
醤油のスープも良いですね。
食べ進むうちに、餡とスープが混ざり合い、一体となった時のスープの美味しさがたまらなく美味い!
市川で頂く横浜サンマーメン。
お勧めです☆!
*「ふでんじつ」の紹介HPはこちらです。