【完全保存版】【閉店日の模様】「麺や だいご@千葉市稲毛区六方町」3年数ヶ月で閉店した女性店主ちかさんのお店は大勢の常連さんに惜しまれて。
2018年1月27日のサタデー。
この日は特別な日。
ロッキーはラーメン店の寿命は短いと思います。
ラーメン店の開店祝いが人生の結婚式なら、
ラーメン店の閉店は人生のお葬式のように思います。
ロッキーはどちらも出席します。
これはラーメン界では珍しい事。
なぜか?
新店はこれからネタになるけど、閉店はネタにならないから。
そうラーメン店に対するスタンスがそもそも違うから。
ロッキーはラーメン店に感謝、その気持ちが強いです。
たかだか3年数ヶ月、でも毎日一生懸命に美味しいラーメンを作って下さった店主さんに、最後の謝意を伝えたい、そんな思いが強いです。
だから、
千葉県内のお世話になったお店の閉店日には必ず行きました。
今回の「麺や だいご」もまぜそばの美味しさを教えてくれたお店、感謝、感謝の気持ちで訪問。
1月27日は、とっても寒い日。
でもJR四街道駅から、歩いて、訪問。
午前11時のスタート。
この日は最後の日で、午後9時までの通し営業との事。
ロッキーは午後12時過ぎに訪問。
最後の日も、店内は満席で、外に行列待ち。
「麺や だいご」の足跡=2014年9月15日に、旦那さんと、奥様のちかさんと夫婦二人三脚での船出。
旦那さんが千葉県内の有名店でラーメン作りを1年半ほどで習得、ちかさんもそのお店のホール係を経験。それがラーメン店のベースで、ちかさんの旧姓の「だいご」を取り、店名に。ラーメン店をやろうと言ったのはちかさんだそう。
順風満帆に見えた船出でしたが、その年の年末年始に試練が。お店は臨時休業状態に。
2015年1月22日からは、ちかさんがワンオペでの営業再開。小さなお子さんお二人の世話をしながらの営業になり、昼間営業のみで、定休日が火曜日から毎週日曜に変更。
さらなる試練は2017年12月にも。
長期臨時休業の末に、2017年12月21日のブログでちかさんが、2018年1月27日の土曜日でお店を閉めることを発表。
これはちかさんご自身とご家族の事を考えた前向きな決断であることも合わせて発表。
3年と4ヶ月での閉店は、ラーメン店としては非常に短い。
でもちかさんご家族の将来を思えば、この事態を前向きに受け止めないといけない、そう即座に感じました。
ちかさんはロッキー主催のオフ会にも大変良く参加して下さいました。
今年の新年会も参加が危ぶまれましたが、元気に、にこやかに参加して下さいました。
仲間との楽しい再会が彼女にとっては良いリフレッシュにもなったかも。
1月8日にお店を訪ねた時に、
常連のバーグさんから、「ここの豚骨ラーメンが美味しいんですよ〜」と言われて、さらにちかさんからは「うちのチャーシュー丼がまた美味しい。毎日賄いで必ず食べてます」そう言われまして、では最終日は、豚骨ラーメンにチャーシュー丼を食べたいと思ってました。
1月27日の最終日は、お昼過ぎに着いてから大体30分ぐらいで店内へ。
すると私の前の六方町の運送屋さんの若い衆、今日が閉店日と知らされて絶句。
まだだいごの閉店を知らない人は多いでしょうね、明日以降、閉店しただいごの店頭で呆然と立ち尽くす方が多いだろうと思います。
このブログ記事はそう言った「だいごロス」な方々に送ります。
さて最終日、ラストだいご、豚骨ラーメンも良いけど、やっぱり締めはまぜそばでしょう、禁じ手の「ダブル完食」ここで使わないと一生後悔。
なので注文は、豚骨ラーメン、チャーシュー丼、そして裏まぜそば、いずれも初めてだいごで食べるメニューばかりです。
この日は九十九里の哲さんがチャリで来てまして、ご一緒しました。
千葉ラーメンミュージアムの番長、緑川さんも先客でいまして、本当に心あったまる日、厨房にはヘルプで千葉ラーメンミュージアムの「ひろりん」さんもいまして、さらに和みました。
今まで食べなかった豚骨ラーメン、これは見た目とは裏腹に、とっても濃厚なとろみのある豚骨スープで、びっくり。コラーゲンたっぷり、豚骨のダシがしっかりと出ています。
ちかさんの麺の湯切り、華奢な女性がしっかりと湯切り出来るように、全身を使ったスナップも効いた湯切り、3年と数ヶ月で彼女のラーメン職人としての技も随分と進化しました。
彼女が創業から今まで、全速力で走って来たこと、凄いと改めて感じました。
全身全霊をラーメン作りに捧げて来た事に、心から敬意を感じました。
竹岡式のような醤油が立った豚バラチャーシューも美味い!
先日お土産チャーシューを頂きまして、研究しましたが、かなりのクオリティ。
醤油ダレも美味い!
そして締めは、
裏まぜそば。
こちらは、看板メニューのまぜそばの表である、小鍋で「豚骨醤油」を煮詰めて、トッピングにニンニク、キャベツ、チャーシュー、生卵をのせるのと、裏腹に、
醤油ダレがどんぶりの底に隠れていて、紅生姜がアクセント。
自分で醤油ダレをよく絡めて頂きます。
物足りない?かと思いきや、かなり満足度の高いまぜそば。
見た目で注文を躊躇してた自分を反省。
最後の最後まで、驚きと、感謝のだいごでした。
食べ終わる頃には、店内は野郎だかりで超満員、テーブル席に10人の野郎どもが。
さらに店頭も大行列。
最後の最後まで「麺や だいご」は愛されて、その幕を閉じました。
パート2があるのかは分かりませんが、まずは「お疲れ様でした」、ご家族との幸せな時間をお過ごし下さいね〜
バックナンバー:
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九十九里の哲さん登場!
お釣りがないのように、
この日は二人体制。
「麺や だいご」店主ちかさんから、だいご常連の皆様へ、直筆の最後の感謝のご挨拶。