
まずはじめに「東北大震災」で被災された皆様に、心からお悔やみとお見舞い申し上げます。
============================================================
もう5年ほど前から企画していた「ニューヨーク家族旅行」。
今年に入ってHISの初夢フェアで格安でニューヨーク旅行をゲット!
その日は家族の意向で、3月12日(土)に出発が決定。
この日があの忌まわしい日の翌日になろうとは、誰も想像しておりませんでした。
2011年3月11日午後2時46分、
東北地方をマグネチュード9の大地震と津波が襲いました。
大変多くの方々が被災。
私も新横浜のオフィスから13時間かけて帰宅。
途中HIS(旅行会社)から2度の連絡が携帯電話に。
1度目は、まだ翌日の飛行機が飛ぶかもしれないので、とりあえず空港に行って下さいとのこと。
午前6時の羽田発の飛行機に乗るには、タイムアウト。
この時は全損を覚悟しておりました。
これでニューヨークにはまた当分行けないな~車内でそんな残念な思いでした。
それから数時間後、またHISから連絡が。
航空会社からご搭乗便のキャンセルが正式にございました、今回のツアーはキャンセル料が発生せずに全額返金となります。
その言葉に帰宅途上の私はホッと一息。
でも、別に手配したミュージカルのチケット代や、オプショナルツアー等に関してはキャンセル料が全額発生する事も認識。
兎に角、当時は無事に自宅に帰る事に集中。
午前5時に帰宅。
翌日、HISから
14日は無理ですが、15日(火)なら飛行機が取れます、という連絡が入る。
両家の家族の無事は確認できたので、手配をお願いする事に。
この時、私もカミサンもある事に「不安」が。。
「日本の大惨事の中を外国に行く事で、周りから非難(バッシング)を浴びないだろうか?」
この時はそんなためらいもありましたが、結果的には行って良かったと思っています。
それは。。
もちろん家族一緒で「楽しかった」
それがひとつの理由。
更に、ニューヨークじゅうで、
WHERE ARE YOU FROM ?(どこの国から来ましたか?)
JAPAN(日本からです)
と答えると、
沢山の人達が駆け寄ってきて、
JAPAN IS OK ?
YOUR FAMILY WAS OK ?
(日本は大丈夫ですか? 貴方の日本のご家族は大丈夫でしたか?)
ニューヨークじゅうの至る所で、日本に「哀悼の意を捧げるお言葉」を沢山頂戴しました。
CNNでも連日TOPで、東北大震災や津波、福島原発関連のニュースを繰り返し伝えていました。
原発事故に関しては、ニューヨーク州にも原発があるので、他人ごとではないのですね。
更にCNNで興味深かったのが、
キャスターが、
「アメリカで同規模の災害が起きたら、もっとパニックになるのに、なぜ日本ではそれほどパニックにならないのか?」
日系人のコメンテイターが、
「日本人にはGA・MA・N(我慢)が身に着いているからです。。」と答えていました。
我慢、その通りです。
マンハッタンでは、兎に角、クルマがクラクションを鳴らします。
ちょっと右折するのに、歩行者の横断を待っているだけでも、後ろの車が早く曲がれ!とクラクション。
朝から夜まで、クラクションだらけです。
ニューヨークは特に競争社会なので、1分1秒を争っている感じです、「我慢」は微塵も感じられません。
ちょっと話が横道に逸れましたが、
写真は、
THE MUSEUM OF MODERN ART(ニューヨーク近代美術館)の入口に設けられた募金箱。
最大の援助国だったニッポンが、今、世界から緊急に援助を必要としてる!
あとニューヨークは、2001年9月11日にテロの標的となり、3000名以上の尊い人命が失われ、グラウンドゼロ「復興」の真っ最中。
自分達も大変だったけど、日本は今もっと大変なんだ、SAVE JAPAN!
その為の募金活動が、ニューヨーク各地で、いえ全米で始まっています。
JUNのお嬢さんの通う日本語学校でも募金活動が行われているそうです。
今、世界中が日本の味方です!!
がんばろう、日本!!