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火曜日の朝、おはようございます。
今朝ご紹介するのは、全国的に有名な元祖竹岡式「梅乃家」です。
昨日の鈴屋からは数百メートル離れた距離にある梅乃家。躊躇なくハシゴしてしまいました。梅乃家は毎年夏に訪問しておりますが、昨年の夏に隣家の火災で梅乃家も2階と外壁を一部焼失。10月に復活、私も食べに伺いましたが、それ以来の今年初の訪問。
梅乃家の創業は1954年(昭和29年)
現店主の叔母さんが創業者で、創業当時はラーメンは出していなかったそうです。お客さんのリクエストでラーメンを出すようになり、初代は生麺を使っていたそうですが、現店主の時代になり、炭火で乾麺を茹でるスタイルが定着したそうです。炭火で乾麺を茹でると、遠赤外線効果もあるのでしょうか、表面はカリッと中がふっくらとした、マカ不思議な食感の茹で加減になります。乾麺を茹でた茹で汁は隠し味程度にチャーシューの煮汁のカエシが入ったドンブリに注いで、厨房の真ん中で絶えず火にかけている寸胴からお湯を注いで、ラーメンスープが出来上がり、茹でた乾麺を投入して、菜箸で良くスープに馴染ませて、トッピングをして完成。
「大盛りはグレージャケットの男性」おば様方の掛け声の連携プレーでお客さんにスープをお盆にこぼしながら提供。私は薬味の刻み玉ねぎは別皿でお願いしました。こうすると、オリジナルのスープの味と薬味の変化が楽しめます。やはり薬味で中和される部分があるのですね。オリジナルのままだとちょっと醤油の味がストレート過ぎてドギツイかも?!トッピングにナルトがないのが梅乃家スタイル。僅か数100メートルの距離で、鈴屋と梅乃家では全く異なるスタイルのラーメン。これだからラーメンは面白い、自分の中で深く納得しました。ご馳走様でした。
住所:富津市竹岡410
営業時間:10:00から19:00
定休日:火曜日、月一回不定休あり
席数:36席、専用駐車場25台
パート2「そもそも竹岡式の定義って?」
梅乃家からスタートしたいわゆる「竹岡式」。今や南房総エリアから市原、外房の東金辺りまで、竹岡式のラーメンを出すお店は多いですよね。そもそも竹岡式ってなんだろう?一般的には、梅乃家を踏襲して、チャーシューの煮汁をタレとして、お湯又は麺を茹でた汁で割った濃い醤油味、薬味は刻み玉ねぎ、麺は乾麺が望ましい。チャーシューは大ぶりで肉の塊。でも実際、梅乃家以外のお店だと、乾麺のお店はないし、お湯割りのお店も少ない。僕も梅乃家を起源に全てを考えると、何か竹岡式って、無理がありましたが、同じ竹岡発祥の「鈴屋」を掛け合わせると、なるほど!と思いました。麺は乾麺でも生麺でも良い。スープはお湯割りでも出汁でも良い。薬味は玉ねぎでも長ネギでも良い。そうすると、竹岡式の定義って何かスッキリしました。
以上、ロッキーのウイキペディアでした(笑)