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火曜日の朝、おはようございます。
今日はFBのお友達の神田武郎さんや、三浦さんの故郷、千葉県君津市のお勉強です。
君津市は昭和40年代に新日本製鉄(株)君津製鉄所が出来て、北九州からの移住者もあり、一気に都市化が進んだ地域です。
その時代、地元の若い世代がどんどん新日鉄の関連企業に就職した事で、地元の農家の後継者が減り、耕作放棄地もどんどん増えていきました。
古くから君津市の小糸川流域で栽培されてきた幻の大豆「小糸在来(こいとざいらい)=登録商標」。
小糸在来も栽培する農家が激減。
絶滅の危機に瀕していました。
そこで行政が主体となり、平成16年5月に上湯江地区に「小糸在来愛好クラブ」が発足。
当時メンバーはわずか6名で、作付け面積も0.5ヘクタールだったものが、現在では会員数83名、作付け面積も24ヘクタールまで拡大。
「晩生種」で秋に収穫の時期を迎える小糸在来は、豆乳、酒、納豆、味噌、醤油などの幅広い加工品に姿を変えています。
今年の5月に、君津市商工会議所青年部が主体となり、幻の大豆「小糸在来」の味噌や醤油を使ったラーメン店が新登場。
メディアで話題になったので、私も先週食べに行ってきました。
いろいろと事前取材をする中で、神田さんが味噌まぜそば(=黄身そば)のメニュー開発に関わった事も判明。
より親近感を感じて、片倉ダムの記念館内にある「麺屋 旨臓(うまぞう)」を訪問。
黄身そば(842円)と、竹岡系ラーメン(648円)も試食。
黄身そばは小糸在来の味噌、竹岡は小糸在来の醤油が使われています。
小糸在来の大豆の特徴は、甘みと、香りが強い事。そういった特徴が上手く味作りに反映されていて、かなりレベルの高いラーメン2種類でした。
他に、豚骨味噌ラーメンや、豚骨醤油ラーメンもあり、再訪必至ですね。
「麺屋 旨臓」
営業時間:11:00から14:00まで
定休日:火曜、水曜日
住所:君津市笹1765−9 片倉ダム記念館内
「黄味そば」は、小糸在来の味噌がほんのりと香り、上品。
最初に食べた方の印象はしょっぱかったとの事できっと改良されたのかも。
紅ショウガや鰹節の削り節も入って、味わいはお好み焼きにも似た感じです。
黄味を2個にして「キミツ―(君津)」そばでも良かったのかも。
麺はあつもり、ひやもりが可能。
お土産版も近いうちに出来るそう。
はじめはお店ではなく、お土産まぜそばを売り出そうとした説もあり。
竹岡系のらーめんは、上品な小糸在来の醤油がふんわり香る逸品。
出汁感もあり、柔らかい豚バラチャーシューと、玉ねぎの関係も良い塩梅。
ダムの近くで紅葉を見ながら頂く竹岡も、なかなか漁港とは違う風情があって良いですね。
皆さんもぜひ!