http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000009-khk-l04
東日本大震災の被災地を往来する復旧・復興関連の車が集中するなどして三陸自動車道で朝夕、激しい渋滞が発生している。宮城県警は、国道45号や県道仙台松島線などを迂回(うかい)するよう呼び掛けている。
県警交通規制課によると、三陸道は石巻市、気仙沼市、南三陸町などの被災地に向かう車で下り線は午前7時ごろから正午ごろにかけ、石巻港インターチェンジ(IC)を先頭に松島海岸IC付近まで約24キロが渋滞。上り線は午後3時ごろから午後7時ごろまで、松島北IC付近を先頭に約10キロの渋滞が発生している。
県警は渋滞の原因について(1)路面に亀裂や段差があり、最高速度50キロの交通規制を実施中(2)物資輸送の大型車両が低速で走行(3)復旧・復興関連の車両が同じ時間帯に集中(4)本線料金所や車線合流部などでの混雑―を挙げる。
県警は「時間に余裕を持ち、車間距離を十分に取って走行してほしい。不要不急の車は被災地への通行は控えてほしい」と話している。