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失われつつある市川市の風景(昭和の面影 「飯田駄菓子店」) 前編

2009-02-16 | 歴史と文化と芸術の街、市川散策シリーズ
失われつつある市川市の風景(昭和の面影 「飯田駄菓子店」)前編


千葉県市川市でも少子高齢化、駅前再開発、宅地開発などの諸要因で、昔ながらの古い街並みが姿を消し、駅前には近代的な~多くの高層ビル群が立ち並び、ハリケーンみたいな強烈な「ビル風」が、市民の歩行を妨げるかの如く立ちはだかっています。

「昭和の温もり」のある街並みは完全に失われたのか~とがっかりしますが、でも市内でちょっと狭い路地裏に入り込むと、そこにはまだ昭和から続く市川の庶民の元気な息吹を感じ取ることが出来ます。

「ふれあい七社めぐり」で訪ねた、30年以上も続く市川市稲荷木3丁目にある「飯田駄菓子店」には 昭和の風情が、市川市民の人情が、まだしっかりと残っています。

お店は、おじさんとおばさんのお二人で、仲良く営業されています。

2月11日の祝日、お店の前には年齢的には二十歳前後の若いカップルがいました。

傍らにはまだヨチヨチ歩きの2歳ぐらいの男の子と、家族3人で仲良く駄菓子屋のおじさんと会話していました。

若いお母さんの手には買ったばかりの駄菓子の入った袋が握られていました。

そして若い家族3人は仲良く帰宅の途に。


するとバイバイと手を振っていたおじさんが、私に説明してくださいました。

先ほどの若いカップルは高校生の時代から付き合っていて、毎朝自転車で登校するときにおじさん達の駄菓子屋でカップラーメンを朝食代わりに食べて登校していたんだそうです。

そして高校卒業後、すぐ結婚して妊娠、出産。

彼らはまるで実家に里帰りするかのごとく、毎週のようにいつもの駄菓子屋さんに来てはおじさんとおばさんと仲良く会話して駄菓子を買って帰るそうです。

ええ話しやなあ~と私も感心しました。


後編へつづく・・



「飯田駄菓子店@本八幡」

住所:市川市稲荷木3-7-12
営業時間:9:00~17:00

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