ROCKY MUSEUM (館長日記)千葉県生まれ、千葉県育ち、千葉県在住のラーメン大好きロッキーが日々食べ歩き

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戦後の物資が乏しい時代から現代まで輝き続ける本八幡の月梅

2009-01-06 | ラーメンレポ(市川市ー本八幡駅周辺地域)
1月3日のラーメンレポです。この日はカミサンとタッキーは板橋の実家に1泊2日の帰省。お年玉をゲットする為ですw

私は自宅に残り、単身OFFを頂きました。

といっても年賀状の返事を書いたり、ラーメンの原稿を準備したりと~ONだったりしますw

菜に行こうかな~と思ったら、午後4時、丁度菜は中休み。

で、たまたま八幡一番街を通ったら、月梅が営業しておりましてぶらっと入りました。

この名代ねぎそば 月梅(ユーメイ)は、戦後の物資が乏しい時代からここにお店があったそうです。

という事は半世紀以上の深い年輪のある貴重なお店です。

私も今から35年ぐらい前でしょうか、今は亡き親父に連れられて夜~「月梅」にラーメンを食べに来た記憶があります。

幼少の時に食べたラーメン屋さんが今も現役で営業していて、しかも繁盛している。

これは生まれも育ちも本八幡の私にとって、本当に嬉しい事です。

残念ながら子供の頃に通った市川のひさご亭は再開発の影響で閉店してしまいましたが、「ひさご亭市川本店」も「月梅」も市川の「ラーメン食文化」の礎です。


鶏と昆布で摂ったようなゆるい~出汁に、若干ぬめりの残った~丸い断面のストレート麺が泳ぎ、その上には月梅独特なネギがのってます。カウンターのネギやもやしはのせ放題。自家製ラー油は独特な深みのある辛さで、年輪を感じます。

わたしたちの曾おじいさんやお爺さん、そしてお父さんが愛した、月梅の「ねぎラーメン(醤油・塩・味噌)」。

ねぎラーメンで600円は高いかもしれませんが、戦後の物資が乏しい時代から飽食の現代までいつも変わらぬ味は、それこそが「ご馳走」なのだと私は強く思います。

女将さん、ご馳走様でした!

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