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【代替わり】名代ねぎそば 月梅(ユーメイ)@本八幡~ディープな醤油ラーメンが、勝タンへ変身!

2012-09-06 | ラーメンレポ(市川市ー本八幡駅周辺地域)

*「名代ねぎそば 月梅のHP紹介は下記のリンクより(クリック)」

http://ramen-museum.jp/tenpo.php?no=51

私がまだ幼稚園生だった頃、良く親父たちと月梅に来た記憶があります。

あの頃はもっともっと賑やかだった、八幡一番街商店街。

なんかこのレトロ感が、昭和感がメチャたまりません。

メニュー表も大変シンプル。

醤油ねぎそばを注文。

息子さんに伺うと、79歳のお母さんは、入院されているそうです。

ついこの間までお元気だったのを拝見しておりますが、

個人的にはもう充分、月梅を支えて来られましたね。

聴けば、

月梅って、お婆さんの時代からの営業だそうです。

すると、お婆さん、お父さん、お母さん、そして息子さん、すると息子さんは4代目でしょうか?!

戦後すぐの営業と言われておりまして、もう半世紀以上、この本八幡に君臨する老舗中の老舗。

中華のマーク?かな。

程なくして、醤油ねぎそばが着丼。

チャーシューも、メンマも、海苔もない、素に近いラーメン。

これで650円は高い?

そう若僧は感じるでしょうね。

だからネギマシは、無料。

余分な水分はめいっぱい絞り出した、不思議なネギ。

白や青のネギを刻んでますね。

製法は秘伝。

これをレンゲですくい、

ガッツリマシ。

1945年、終戦後の物資が乏しい時代、

どれだけの本八幡住民の飢えを助けたのだろうか?

親父の時代には、

どれだけ多くの「お酒を飲んだ後の締めの一杯のラーメン」派を、助けた事だろう。

大鍋で泳がせて、平ざるですくった、もちもちとした中太麺。

麺のゆで加減は、お母さんは「やわ目」、

今の息子さんは「やや固め」。

それが時代の変化なのかもしれませんね。

シンプルな醤油味。

ネギが混ざると、複雑な味わいに変化。

正に「ソウルフード」☆!

続いてのお楽しみが、卓上のカスタマイズパーツ。

私は迷わず、ディープな自家製ラー油。

これぞワイルド感、バッチリ!

まるで食べるラー油みたいですね。

さっーと、醤油スープに馴染んでいきます。

そしていつの間にか、玉葱抜きの勝タンに大変身、いや、ヤワタンかな(笑)

最初から入れても良いけど、出来れば途中からにしてね~

「名代ネギそば 月梅」

もしも

1945年前後がその創業年であるならば、

2045年までは息子さんが頑張って、その味を守ってほしいですね(あと33年)。

創業100年のラーメン屋さんが本八幡にある、それは「ラーメン食文化の世界遺産」に他なりません。

もうその頃には私は天国にいるのかもしれませんが。。?!


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