
【ご当地ラーメンチャレンジ BY 東京駅地下ラーメンストリート】第1弾は「支那そばや@神奈川県戸塚」、故佐野実さんがなし得なかった2つの偉業達成!
2021年7月15日の大安の日に東京駅地下のラーメンストリートに期間限定でオープンした、神奈川県戸塚の「支那そばや」。
これは東京ラーメンストリートの「ご当地ラーメンチャレンジ」という企画もので、25ヶ月間に渡り、七軒のラーメン店が出店するもの。東京初上陸の有名店や、ラーメン史で外すことが出来ないご当地の名店が続々出店予定で、まるで新横浜ラーメン博物館の東京版のようです。
さて7月14日のレセプションに続いて、16日の金曜日の夕方にラーメン仲間のなおきさんと一緒に行ってきました。
店外待ちの行列は、階段にまで続いていて、凄い人気ぶりにびっくり。
醤油金華豚のチャーシューメン(1700円)を注文。
「金華豚」は、日本国内では平田牧場を含めて国内2箇所でしか飼育されていない、その希少さのために世の中に出回ることが少ない豚で、国内で生産された豚の出荷量は年間約1600万頭ほどですが、1箇所で出荷される金華豚の出荷量は年間1000頭にも満たない希少さです。しかしその極上の肉質はプロからも高い評価を受けているそうです。食材の鬼、佐野さんが探し当てた逸品の一つ。
・故佐野実さんが生前なし得なかった2つの偉業を達成!
佐野さんは生前、北海道の小麦粉に惚れ込んで、飛行機嫌いの佐野さんは在来線と、船を乗り継いで、足繁く北海道に「食材探しの旅」に出かけていました。当時、お米は「新潟魚沼産」といった指定が買いが出来ますが、小麦粉はそういった指定買いが出来ませんでした。特に北海道「美瑛産」の「春よ恋」は、佐野さんが惚れ込んだ希少価値の高い小麦粉でしたが、生前は手に入れることが難しかった美瑛産「春よ恋」を奥様のしおりさんが交渉の末に、日本で初めて美瑛産の指定買いに成功しました。この小麦粉で食べる麺は、小麦の香り、しなやかさ、そして旨味が強く、この麺が東京駅で食べられるのは、至福の味わいです。
もう一つの偉業はもちろん「支那そばや」初の東京進出。これも故佐野実さんがなし得なかった偉業で、奥様のしおりさんと、お嬢さんの史華さんが、親子でなし得た偉業となります。
「らーめん近代史」に打ち立てた金字塔。
東京駅の支那そばやを、ぜひご賞味下さい。



















