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【千葉ラーメン新店GP候補】「らぁ麺 ひなた@姉崎」清湯と白濁スープの2種類を実食詳細レポ☆

2015-12-13 | 市原・木更津・君津・袖ヶ浦・富津

【新店】【らぁ麺 ひなた@千葉県市原市】

 

2015年11月2日、県立姉崎高校の正門の向かいにオープン。

店主さんは、千葉県八千代市の石神ラーメン塾「食の道場」の第23期生。

はじめ私は、お店に入りご挨拶で「初めまして」と言ったら、「食の道場でお会いしたことがあります」と店主さんが微笑みながらおっしゃって、え?こんな綺麗な女性に以前会ってたっけ?と一瞬変な汗をかきました。

でも徐々に思い出しました、あああああ~あの時はメガネをかけていらっしゃったんですね。

昨年の11月の卒業制作、はい、私も頂きました。私はあなたの作品を絶賛、千葉県市原市内で必ずオープンしたら食べに行きます!でも、もう一度出汁の勉強をしておいた方が良いのでは?そうコメントしました。え?ラーメンと出汁の勉強を1年間されてのオープン!凄い、あなたのプロ根性に私はもうメロメロです。

*1年前の卒業ラーメンはこちら=http://blog.goo.ne.jp/rocky2006/e/413965a2d63d56761891eb8a4b7fde1b

 

太陽の明かりと温かさが、地球に恵みをもたらすように、1杯の「らぁ麺」によって、「お客様が明るく元気になりますように!」と、店名の「ひなた(日向)」に願いを込めた、そのメニューの基本は、清湯スープと、白濁(鶏白湯)スープの2種類。

そこに、清湯スープは、1.天然だし熟成醤油(黒だし)、2.天然だし(白だし)、3.熟成醤油、の3タイプに枝分かれしていきます。

この枝分かれこそが、1年間出汁の勉強をした「真骨頂」。

 

まず白濁スープの「濃厚鶏白湯らぁ麺」を頂きます。大山地鶏の鶏白湯にアクセントで魚介系もブレンド。麺は三河屋製麺の熟成多加水麺。お出汁の香りがする半熟の玉子が入って850円。卒業制作では、低加水の麺を合わせていましたが、この多加水麺と、ふくよかで丁寧な鶏白湯の共演は旨い!ひなたアレンジの鶏白湯はどこにもない美味さが溢れています。トロッととろける煮豚チャーシューは卒業時と変わらぬ美味さ。1年間の勉強の成果、凄い進化だ☆

 

今日は2杯、2杯目は少し麺量を少なめでお願い致しました。

そんなわがままな客にも、笑顔で対応してくれる店主のスマイルは、まさにモナリザの微笑み。ひなたは必ず千葉県のラーメンシーンを明るく照らしてくれるニューフェイスに違いない。

清湯スープのナンバーワン「天然だし、熟成醤油(黒だし)」を作って頂きました。

ひなたの前に、竹岡系の「文竜らーめん」というお店がありました。このラーメン店を訪れるお客さんの中には旧店の常連さんもいるわけで、そういったお客さんも経営的に取り込んでいかないといけません。店主さんの説明では、旧店の常連さん向けに、竹岡的なナンバースリーの「熟成醤油」と、自分が独自にアレンジした一押し、ナンバーワンの「天然だし熟成醤油(黒だし)」を別記しているそう。

どうしても「食の道場」だけだと、ラーメン作りはプロ並みでも、店舗経営者としては素人な部分がありますが、店主さんはそこのところも補完しているのが、一味違いますね。

 

そうこうしている内に、私のラーメンが出来上がってきました。

店主さんは、1杯ずつ実に丁寧に作っています。盛り付けの丁寧さは、「食の道場」出身者の共通する特徴。急いでいるお客さんから見ると、イライラするかもしれませんが、それがひなたの特徴、温かい目で見てあげてくださいね。

ドンブリも店主さんが厨房から、カウンターまで運んでくれる場合もあります。1杯のラーメンに対する愛情、凄いなあ、と感心します。

コクと旨味が凝縮した、江戸時代から伝わる秘伝製法で作られた「熟成醤油」に、「天然だし=鰹節や煮干しで丁寧にじっくりと抽出された出汁」のベストミックス。

合わせる麺が、「つるしこもちもち」な熟成多加水麺。小鍋で麺を茹でて、ザルで湯切り。ここにも実は店主さんなりのこだわりが。

低加水のサクサク麺が茹で上がりで麺がくっつかずに済みますが、多加水は麺同士がくっついてクレームにつながる恐れがあります。でもテボでなく、小鍋で1杯ずつ茹でて、ザルで湯切りすることでそのリスクは回避。一見、タイムロスと思える所作に、店主なりの美味くするテクニックが隠されています。

店主さんが大事に運んでくれたらぁ麺、卒業時は、揚げネギを使用していましたが、今回は竹岡を意識して、刻み玉ねぎが若干入った仕様にモデルチェンジ。

鰹がふわりと香り、煮干しが追いかけてくる、そんな理想的ならぁ麺ですね。

多加水麺も実にこのスープに合っています。プロのラーメンに進化していて、本当に素晴らしい。

このラーメンが1杯680円で食べられるのは、本当に凄いですね。単なるあっさりを超越した一杯です。千葉のラーメン好きなあなたにぜひ食べて欲しい2種類のラーメンです。

注意)店内撮影は店主に事前に許可を頂いて、撮影させて頂いております。

 

「らぁ麺 ひなた」

住所:千葉県市原市姉崎2624−2(県立姉崎高校の正門向かい)

営業時間:11:00から14:00、

月、火、木、金、土は夜営業もあり、17:00から19:30

定休日:水、日の夜の部

専用駐車場:店の左隣に3台分、 カウンター8席

*1年前の卒業ラーメンはこちら=http://blog.goo.ne.jp/rocky2006/e/413965a2d63d56761891eb8a4b7fde1b

 

*1年前の卒業ラーメンはこちら=http://blog.goo.ne.jp/rocky2006/e/413965a2d63d56761891eb8a4b7fde1b          


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