お散歩日記 復興の日目指して

写真付きで見たことや日々感じたこと、震災に遭い今感じていることなど、記録にとどめたい。

ちょっぴり 怒り 震災5年と7か月と 死刑廃止論に反対

2016-10-10 22:11:06 | 日記
先日ニュースで、弁護士会の一部から死刑廃止論が出されたと聞きました。

えっ。驚き。死んだ人の人権は誰も守ってくれないのだ。殺された人は何も怒りを表す方法がないのだよと、怒り心頭。
人が人を裁くのに間違いもあるし、難しい問題はあるけれども、死刑廃止したら殺人を犯してみたいと思っている人間は、ますます抑制が効かなくなるでしょうが。

津波に遭いもう少しで死にかけた私は、なんでこんな形で死ぬのだろう。今死んだら悔しくて、悔しくてたまらないという思いが沸いた。
だから、2万人以上も震災で亡くなられた方は、死んだ今もきっと私と同じで、どうして、どうしてという悔しさでいっぱいだと確信します。

ましてや、殺人となれば その何倍以上の恐怖と悔しさと、犯人に対する憎悪の激しさは想像できます。それが死刑にもならず、生涯私たちの税金で生き長らえるとは。

今のこの災害は、この世に悔しさと憎悪を残した彼らの怨念なのです。
人間の精神と自然は一体です。慈しみあい、穏やかに暮らしている国は、災害が少ないです。憎しみ合ってばかりいる国は、自然だって怒りを表します。

熊だって人間に住まいを奪われ、自然の食べ物を破壊されたから、人を襲う。当たり前です。

首都東京の醜い姿も、大国アメリカの互いの罵倒試合も、未来の世界がいかに不安だらけか予想できます。

 未来の果を知らんと欲せば、現在の因を見よ。です。だから、未来が見通せるのです。誰でも。未来はまた努力で、だからこそよいものにも代えられるのです。
コメント (1)
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