ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

蜂づくし(因果応報)

2019年08月03日 20時13分53秒 | 日記

 生垣を刈った後には切り屑が枝の懐にいっぱい残っていて、風で道路や隣家に飛んでいくので、枝を揺すって落としながら集めていた。蜂の巣があった所の枝を揺すったら両手に激痛が走った。巣を落とした時に殺虫剤で追い払ったので油断していた。後で覗くと10数匹が巣の後に集まっていた。右の小指と左の中指をやられて、指は勿論、手全体が腫れて、前腕には軽い痺れが出た。ショック症状が出ないか不安だったが、それ以上はなかった。
 痛みと太陽に耐えながら掃除を終えた。
 睡蓮の水を蜂がしょっちゅう飲み(?)に来る。

 もしかして別の巣があるのではと後をつけたら、モミジに巣があった。恨みはないが落としてキンチョールを振りかけた。

 まだ生きているのに蟻は寄って来る。


 夕方手の痛みが治まってきたのでジョギングに出ようとしたら蜂が1匹近寄ってきた。いつもならやり過ごすのに、反射的に手近にあったミニサラエ(熊手)で叩いた。

 叩いたのが右の脛に当たって、また刺された。当の蜂は悶絶している。たまたま出していた針が当たったのだろうか。それとも叩かれた瞬間に攻撃してきたのか、だとしたら人間のコンマ1秒が蜂には数秒に相当するのかも知れない。
 すぐに毒液を押し出したが、痛みで走る気力はなくなった。
 この夏手に掛けた多くの蜂の冥福を祈る。