北陸新幹線が敦賀まで開通してちょっとしたお祭りになっているが、置き去りの四国島民としてはしらけるばかりだ。
半世紀以上も昔、11月の連休に友達と北陸能登地方に旅行した。それまで格別に親しい同級生でもなかったのに、どうして急に思い立ったのか今も不思議だ。多分、お互い誰でもよかったのだろう。
夕方暗くなって芦原温泉に着き、駅の観光案内で宿を探したがどこも空きがなかった。途方に暮れていると案内所の人が、去年まで民宿をやっていた人を個人的に紹介してくれた。
「民宿 美かみ」の看板がまだ立っていた。旅の記憶はあまり残っていないが、翌日の朝食が松茸尽くしだったことは忘れない。女将さんが早朝山で採ってきたものだった。
輪島から宇出津へも回ったが、宇出津駅は20年前に廃駅になっている。
ヨーグルトを豆乳でやってみる。
一度試したが味で挫折した。再挑戦、リトライ である。