Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

年明けは歯痛とともに

2010-01-10 01:41:00 | 日常
新年早々、3度も歯医者さんに通院。ようやく落ち着きました。
アメリカに来る前に日本の歯医者さんですべて治療したはずだったので(昨年の9月に)、こちらでこんなにも早く歯医者に通院することになるとは思ってもみませんでした。しかも、日本で治療したのと同じ歯。結局、あまりにも深い虫歯と診断され、アメリカで神経を抜くという大がかりな治療となりました。

経過を書くと、まずクリスマス前後から「なんか歯茎が痛いなぁー」「気のせい?」

ズキズキ・・・

大晦日の年越しパーティも頭痛薬持参でのぞむ。

元旦。「痛い」夜、あまり眠れず。

2日。「がまんできないほど痛い」でも今日は土曜日、歯医者は開いていない。夜も寝られず。薬を飲んでも2時間おきぐらいに痛みで目が覚める。

3日。「頭痛薬が効かないほど痛い」でも今日は日曜日。眠れない!早く月曜日になって!

4日。「やっと痛みから救われる」&「痛みの原因が判明する!」という気持ちで嬉々としてバークレーの歯医者へ。レントゲンで、歯の根っこに虫歯が判明。ドクターが「深すぎるからオークランドの専門医に診てもらって。いま紹介状書くから。」結局この日は何も処置せず、抗生剤と痛み止めをもらって帰宅。痛みの原因がわかったものの、痛み自体は続く。はぁ~。

5日。歯にそっと触れただけで激痛。意識もうろうとオークランドのEndodontics(→歯髄、歯の神経の専門医)へ。Root canal(歯の根の治療)をしてもらう。ここでの治療はすばらしかった。設備も、対応も、歯の治療にかけてアメリカは最先端。アメリカでの歯の治療は高いと言われるけれど、デンタル保険のおかげでこの専門医の治療費が$40で済む。

6日。神経の治療をしたため、麻酔が切れたあと多少痛みが残る。

7日。痛み止め服用しつつエクスプロラトリアムで1日イベントのお手伝い。

8日。再び歯医者へ。治療のつづき。専門医にてRoot canal(歯の根の治療)の後は、はじめの歯医者へ戻り、根っこの治療の上にかぶせるCrownをつくる。神経を抜いたため痛みは感じないはずが、治療で圧力がかかったのか歯茎がまだ少し痛む。でも経過は順調といってよい。

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わかったことは、日本の歯科治療は国民健康保険のおかげで安いのだけど、保険範囲内で治そうとするために使える器具や技術にも制限がかかってしまうこと。歯の治療に関してはアメリカが先進国。今回のRoot canal(歯の根の治療)に関しては、アメリカでは当然のようにミクロスコープを使って治療しますが(寸分の狂いがないように)、日本ではそれをするところは少ないですし、治療のステップもアメリカと比べると省略することが多いのだそう。実際、日本で10年以上前に治療した別の歯の根っこがレントゲンに写っているのを見たドクターが「これ、この根っこの治療、奥まで届いていないからダメ。そのうち腐ってくるよ」とおそろしいことを言っていました。ついでに治そうと思っているしだいです。

そんなこんなでブログも書けませんでしたが、今は落ち着いています。この件で私の歯に関する英語ボキャブラリーが増えました(苦笑)。あんなひどい痛み、20年ぶりぐらいに経験しました。
コメント (2)
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