エクスプロラトリアムのラーニングスタジオにて。
金曜日はまる1日、新しい展示スペースをつくる作業を手伝いました。エクスプロラトリアムの中に新しくアーティストの展示と中高生がものづくりのワークショップができるようなスペースを合体させたオープンスタジオをつくるのらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e4/ecf23b9c9526ff38c0bf3df1101d071b.jpg)
「ワークショップが始まったら参加者の活動をサポートして」とは言われていたものの、いやいや場所をつくるところから手伝えるよ!(むしろ手伝いたいよ!)と申し出て、関わらせてもらっています。
今日私が学んだこと。「ジグ」という存在。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/e0/d906436e84fdc0641ca04bf74d94c57b.jpg)
このたくさんの筒。すべての筒に一定の場所に穴を空け、小さなLED作品を展示するのに使うのですが、その穴あけ作業をするにあたって。素材は紙の筒なので、キリであけるのかと思っていたら、電気ドリルを使うとのこと。そしてワルターが「まずジグをつくるところから始める」と。
・・・ジグ???
私「ジグってなに?どういうスペル?」
ワ「J-I-G . ものをつくるための準備として絶対に必要なんだよ。」
知らない単語が飛び込んできたので私は興味しんしん。ジグとはものをつくるために固定する道具なんだそう。例えばこの筒だったら、一定の箇所に穴が空くよう、ずれないようにそれができるような装置をつくる。その装置がジグなんだそう。へー、へー、と感心していると、ワルターが木を加工してきちんとした装置をつくってくれました。それがこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/f8/f2efccd41c0ba7c70a33798c6ba0ec58.jpg)
筒に穴をあけるのに、筒より大層な木でできた固定台。筒をカポッとはめ、手前の穴の空いているところからドリルを入れ穴を空けます。反対側にも同様に穴が空いているので、この台にはめて作業をすればすべて同じ箇所にずれないで穴があくとのこと。オレンジのスポンジまでかませてくれて、しっかりと筒のクッションにもなってます。
私はひとり感動!こんなにていねいにつくるとは思わなかったよ!ジグって、「モノをつくるためだけのためにつくられたモノ」なのね。決して主役にはならないのだけど、縁の下の力持ち的存在でなんだかクール。かっこいいなぁ。それと、ワルターのことは2年前から知ってるけど、真剣にモノつくってるところは初めて見たのでこれまた新鮮でした。なんだ、すごい器用だったんだ。大きな加工もなんのその、新しい展示スペースの机やイス、柵からしきりや壁まで、ぜんぶつくってしまうのだそうです。
帰り道、この日習ったjigという言葉をエクスプロラトリアムのアーティスト・イン・レジデンスに来ている日本人のアーティストさんに話したのです、意気揚々と。
私「それでね、その装置のことを英語でJ-I-G、ジグって言うそうですよ、知ってました?」
その人「学校でカタカナで習ったよ、「ジグ」って」とあっさり。(←工業デザインが専門の人)
へー、治具(ジグ)とも言うんだって。ものづくりの基本単語なうえ、ジグは日本語にもなっていることを知りました。ともあれ、実際に手を動かして新しい場所をつくる、という作業はワクワクそのもの。これからもできるだけお手伝いに行こうと思います。
金曜日はまる1日、新しい展示スペースをつくる作業を手伝いました。エクスプロラトリアムの中に新しくアーティストの展示と中高生がものづくりのワークショップができるようなスペースを合体させたオープンスタジオをつくるのらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/97/13b4871200f204282610ba80ebaec6ac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e4/ecf23b9c9526ff38c0bf3df1101d071b.jpg)
「ワークショップが始まったら参加者の活動をサポートして」とは言われていたものの、いやいや場所をつくるところから手伝えるよ!(むしろ手伝いたいよ!)と申し出て、関わらせてもらっています。
今日私が学んだこと。「ジグ」という存在。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/e0/d906436e84fdc0641ca04bf74d94c57b.jpg)
このたくさんの筒。すべての筒に一定の場所に穴を空け、小さなLED作品を展示するのに使うのですが、その穴あけ作業をするにあたって。素材は紙の筒なので、キリであけるのかと思っていたら、電気ドリルを使うとのこと。そしてワルターが「まずジグをつくるところから始める」と。
・・・ジグ???
私「ジグってなに?どういうスペル?」
ワ「J-I-G . ものをつくるための準備として絶対に必要なんだよ。」
知らない単語が飛び込んできたので私は興味しんしん。ジグとはものをつくるために固定する道具なんだそう。例えばこの筒だったら、一定の箇所に穴が空くよう、ずれないようにそれができるような装置をつくる。その装置がジグなんだそう。へー、へー、と感心していると、ワルターが木を加工してきちんとした装置をつくってくれました。それがこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c8/06fa1283d8cdfeadbd4b4502094054b1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/f8/f2efccd41c0ba7c70a33798c6ba0ec58.jpg)
筒に穴をあけるのに、筒より大層な木でできた固定台。筒をカポッとはめ、手前の穴の空いているところからドリルを入れ穴を空けます。反対側にも同様に穴が空いているので、この台にはめて作業をすればすべて同じ箇所にずれないで穴があくとのこと。オレンジのスポンジまでかませてくれて、しっかりと筒のクッションにもなってます。
私はひとり感動!こんなにていねいにつくるとは思わなかったよ!ジグって、「モノをつくるためだけのためにつくられたモノ」なのね。決して主役にはならないのだけど、縁の下の力持ち的存在でなんだかクール。かっこいいなぁ。それと、ワルターのことは2年前から知ってるけど、真剣にモノつくってるところは初めて見たのでこれまた新鮮でした。なんだ、すごい器用だったんだ。大きな加工もなんのその、新しい展示スペースの机やイス、柵からしきりや壁まで、ぜんぶつくってしまうのだそうです。
帰り道、この日習ったjigという言葉をエクスプロラトリアムのアーティスト・イン・レジデンスに来ている日本人のアーティストさんに話したのです、意気揚々と。
私「それでね、その装置のことを英語でJ-I-G、ジグって言うそうですよ、知ってました?」
その人「学校でカタカナで習ったよ、「ジグ」って」とあっさり。(←工業デザインが専門の人)
へー、治具(ジグ)とも言うんだって。ものづくりの基本単語なうえ、ジグは日本語にもなっていることを知りました。ともあれ、実際に手を動かして新しい場所をつくる、という作業はワクワクそのもの。これからもできるだけお手伝いに行こうと思います。