Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

授業終了! 12/14 (火)

2004-12-15 09:45:58 | リュウガクジダイ
とりあえず授業は今日でおしまい!
最後の授業は一番楽しかったPsychological Measurementのクラス。
出席率がぐんと下がってた。もうお持ち帰り試験も出てるし、最後までレクチャーするなよって感じなんでしょか。

あとは、実習時間をこなすことと、それに伴ってポートフォリオの完成を待つ!

―あ、お持ち帰り試験…(忘)。

---

この「実習時間をこなす」というのが最後の最後まで足を引っぱってくれました。9月から12月まで3ヶ月間にわたった実習。規定の時間は300時間。そんなのとっくに稼いでる!

でも、うちのCACREP認定プログラムでは、
300時間のうち、
?Direct Counseling Contact 131時間
?Internship Related Activity 118時間
?Group Supervision 14時間
?Individual Supervision from Site Supervisor 35時間
?Individual Supervision from Faculty Supervisor 2時間

合計300時間

と詳細が決まっている。
一番やっかいなのが?の生徒と直にカウンセリングコンタクトをとる時間。なかなか稼げない~。

(最近立て続けに学習相談を入れてるのはそういう理由から。)


でもね。
笑っちゃうのがクラスメイトのどんぶり勘定ぶり。

例えば11/15 (月)に、授業の一環でワシントンDCに行ったわけです。これも、実習がらみの講演とプレゼンだったので、?のInternship Related Activity(実習関連活動)の時間として数えられると聞きました。

で、
「えっと、講演を聴いた時間は5時間位だったから、“5時間”だよね。」
と自分のWeekly-Log(実習記録)に書き込むつもりでいたら、

クラスメイトが、
          “12時間”と。

は?

・・・なんでよ?
「だって朝6時に出て、まる1日かかってDCまで行ったんだから12時間よ。」




―ク ル マ に 乗 っ て た 時 間 も 入 れ て る・・・(渋滞にハマッてた時間とか・・・)。


そんなでいいの!?
そんな数え方って・・・。ドライブ時間とカウンセリング、関係ないやん。

私もね、普段から時間数を稼ぐために気持ち多めに書いているつもりだったけれど、これ聞いたときはびっくりしました。大ざっぱだなーって。実習の時間規定の意義を問いたくなったのは言うまでもなく。
ん?ズレてるのは私のほう??

あー、さっさと終わらせよっと。
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日記 12/13 (月)

2004-12-14 09:40:57 | リュウガクジダイ

高校生のほとんどが私よりずっと背が大きい。
彼は「トイレ行ってきていい?」と聞いてます。

---

午前中、スーパービジョンと言って、自分が実習先で生徒と持ったセッションのビデオを指導教官に見てもらう。
実習指導教官は高校と院とで、それぞれ1人ずついて、今日は院のほう。

ビデオを見ただけで、セッションで何が起こっているのか分かるのかなぁ~と、前々から疑問に思ってるのだけれど。例えば今日は、

"Ryoko-, I can tell he is in pain...
...he is sitting back with his arms crossed...feeling uncomfortable."

(彼、このセッション苦痛に感じてるわね。見て、イスにもたれて腕組みしちゃって。)

とため息つく教官。痛~いフィードバック。
ワークショップに参加していた生徒だし、私のほうがよく知っている生徒なのに。ビデオでしか見ていない指導教官にもらった、分かりきったかのようなこのコメント。

なんでも、腕を組んでイスにもたれかかっているポーズをとるのは、生徒がセッションを不快に感じているからだと言うのです。―いや、彼の場合の腕組みは単に「かっこいい」と思ってやってるだけなのになぁ。。。

セッション中に何が起こっているか―。
つまり、生徒が自分の目の前でどんな行動をとるか、どんな事を話すかを知るのは重要だけど、セッションの“外で起こっていること、外でどんなことをしてるのか”に目を向けるほうがほうがもっと意味があって、それこそがカウンセラーの仕事だと思う。

数10分のセッションで、生徒がああ言った、こう言った、腕を組んだ、顔をあげた云々・・・そんなことに注目していったいどれほどの意味があるのだろう。

ビデオではなかなか見えないこともたくさん。

---

午後は、クラスでプレゼンテーション。
ものすごいローテンションで臨んでしまった。6人が発表することになってたので、トントンとすすむ。パワーポイントがある時代に生まれてよかった。

夕方ふつうに帰宅。
やることは色々あるのだけど、余裕をこいてシチューを作る。
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学習相談から。 12/12 (日)

2004-12-13 10:42:31 | リュウガクジダイ
ふぅ~。
明日のプレゼンの準備はとりあえずよし。(´∀`)b 

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実習先での学習相談の感想から。

今週と来週、主要科目においてFを取っている生徒と、1人1人面接をしている。正直、自分の英語力にも限界があるし、適当な言葉が見つからなくて逆に生徒から助けてもらうこともあった(苦笑)。1つ1つのセッションに集中しなくちゃ、全身「耳」にしてなくちゃ、次は何を言おう?、どう切り返そう?etc...。

生徒はよく喋る。これは沈黙を嫌う国民性がそうさせているのか、とにかくペラペラと自分に都合のいいことを選んで喋る。

けれどたまに、Fの背後にある問題を探していくと、家庭の問題が出てきたりする。両親の暴力、アル中・ドラッグ、離婚、うつ、無職・・・。

---

最近は慣れたけれど、こっちは虐待への対応と処置が素早い。「父に調理用のヘラを投げつけられた」「(怒った義母に)いきなり首をつかまれた」等→すぐに公的機関であるCPS(Child Protective Service)に報告→調査→問題と見なされればソーシャルワーカーが動く。傷やあざが残っていればより有効な証拠となり、間違いなくソーシャルワーカーが家庭を訪問。

バージニア州に限って言えば80分に1人の割合で子どもが虐待やネグレクトにあっていて、12日に1人の割合で子どもが虐待により亡くなっているのだそうだ。

最初の頃は「え、そんなことで公的に報告?」といちいち驚いていた。生徒のほうも親に叩かれたり傷を負わされたら学校の先生なりカウンセラーに報告できることをよく知っている。傷やあざを見せに来る。カウンセラーには通告の義務があり、それを怠ると罰せられ免許失効にもなりうるので、迅速に対応しているみたい。

それで思うのだけど、アメリカでは個々の家庭に子どもの養育を任せるのではなく、『社会で、公的機関を介して』子どもを見ていこうというシステムが出来上がっている。でも、そういったシステムができあがった背景には間違いなく、社会階層差、絶対的な貧困層の存在があるのだけれど。

話し戻って、学習相談に呼ばれるのは貧困層の生徒が多く(Free & Reduced Lunch programといってランチ代免除になっている生徒が多い)、背後に抱えている問題は深い。自分のせいではなく勉強できる環境にいない子もいる。

公教育が彼らのEmpowermentに貢献できればいいのにな。

―なんてきれいにまとめられるほど、問題は簡単ではないのだけれど。それでも「教育」が1人の人間にもたらす恩恵とチカラを信じたい。

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クラスメイトから袋いっぱいのオレンジをもらった。袋の中でゴロゴロしてるやまぶき色。うーん、あったかいね。
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残るは。 12/11 (土)

2004-12-12 16:43:27 | リュウガクジダイ
12/2 (木) Ethics:ペーパー
12/6 (月) Case Presentation
12/8 (水) Child and Play:ペーパー
12/9 (木) Ethics:テスト

残るはナンだ。

12/13 (月) Data Driven Project Presentation(実習先でのワークショップについて)
12/15 (水) Child and Play: Case studyペーパー(といっても2ページ以下でよし!)

それと、これは期限が定かではない(出来しだい提出)。
・Psychological Measurement:お持ち帰りテスト
・実習:ポートフォリオ

お持ち帰りテストは教授が
「クリスマスまでには出してくれよ~♪」
うそ?そんなに引っぱりたくないですって。
でも色々締め切りが迫る中、融通を利かせてくれるのはありがたいです。このテスト、Open-Bookで何を見てもいいことになっている。

来週中には仕上げよう。それにしても、厄介なものが残ったなぁ。実習時間もまだ残っているし。来週は普通に授業もあるけれど、実習時間消化と課題に集中しようっと。



---

今夜は先週も一緒に出かけた友達とチャイナを食べに行ってきました。野菜がいっぱい食べられて嬉しかった。思えば今週は食事といえば実習先の高校の日替わりランチぐらい(サンドイッチを朝自分で用意してた頃が信じられない!)で、夕食はスタバのデニッシュやらマフィンやらサンドイッチ・・・。エナジードリンク+コーヒーとか。

うーん。

肩にコンクリートでも埋まってるのかしら? 肩こりの激しい土曜深夜。
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焦ってもね 12/10 (金)

2004-12-11 03:43:11 | リュウガクジダイ
余裕ないなぁ、最近。

木曜、金曜と続けて30人近くの生徒と面談を持ちました。どっと疲れが出て、ファイナル時期の課題と試験で睡眠時間も少なかったこともあり、金曜は家に帰ってから「プチ」―、電池切れたかのように寝てました。

それでも頭のどこかで「あ、あと1時間で起きなくちゃ」とか常に考えていて焦っている自分。

それでこんな寓話を思い出しました。

きこりが木を斧で一生懸命、切っている。
通りかかった旅人が、「一休みし、刃を研いだらどうですか?」と助言するのだけれど、きこりは「いや、そんな時間はない!日暮れまでに終わらなくなってしまう!」と焦った様子で、切れない斧で木を切っている。

時間をとって休息し、刃を研いでから再び仕事に取りかかるほうが効率がいいのに。


月曜はプレゼンテーションがもう1つ残っています。
実習先でやったスタディスキルについてのワークショップとそれに参加した生徒についての結果の報告。この落ちこぼれさん達のワークショップも全6回を無事に終わって、それについて書こうとも思ってたのに、追いついてない。

日々焦ることだけは一人前なんだけど、刃を研ぐ時間もとりましょう。
え、もう十分寝だめしたじゃん、て。
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寝坊 12/9 (木)

2004-12-10 11:53:21 | リュウガクジダイ

クラスメイトに赤ちゃん産まれたって♪

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今日は実習先で朝7:30-午後2:00まで15人の生徒さんとぎっしり面談の予定がありました。
「これだけの予定が詰まってるんだから、ぜったい寝坊はしないだろう。
いや、するはずがない。(←反語)」

と思い込んでいる(自分を信用してしまっている)と、寝坊しますね…(汗)。

6時にオンガクが鳴って止め、
10分後に別のアラームが鳴るはず―zzz

次にパッと目を開けたとき、7:05でした(アラームがセットされてなかったじゃん!!)。




はぅあ-------っっ!!

(本当に焦ったときは声が出ず、逆に息を吸い込んでおののいてしまうんです。)

もうとにかく『す ぐ に』家を出ました。たぶん、起きてから2分ぐらいで家を出たと思う。人生最短記録。

実習先の高校に着いたのは7時35分で、アポをとっておいた生徒を少し待たせてしまいました(ズーン…)。今日に限って指導教官は朝のうち出張で不在。自分でオフィスの鍵を開け、一日オフィスでひたすらカウンセリング、というか今日のは全て学習相談でした。まさにOn and on, and on ...て感じ。

締めくくりは大学に戻ってEthics and legal issuesのテスト。難しいということもなく、無事に終了。いつもどおり最後まで教室に残ってやってた。

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最近、実習先では自分の指導教官が忙しくて時間が取れないので、他のスクールカウンセラーさんと一緒に仕事をしています。理論と実践力をバランスよく兼ね備えた素晴らしい人で「あ、私この人に出会えてよかったー」と今日思いました。

なんだかね、その人時々すごくいい目をしてる。疲れも吹き飛びます、そんな目を見ると。
5分遅刻したことなんて、忘れちゃえ忘れちゃえ。いや、反省すべし。
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いちやづけ 12/8 (水)

2004-12-09 08:56:37 | リュウガクジダイ
この余裕のない日々、授業→実習→さっきアメリカ人相手の日本語個人レッスンを終えて(宿題たんまり出してきたった!)帰ってきたところなのだけれど、これから図書館に行って、勉強しないといけません。

というのも、明日はEthicsのテストなのですが、前にも書いたように普段リーディングをすっ飛ばして読んでいるツケがこういうところにまわってくるワケです。Ethicsって一晩で漬かりますかね(笑)。

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昨日のPsychological MeasurementのクラスではTake-home examをもらいました。封筒に入っていて、
「封を開けたら3時間で仕上げ、メールに添付で提出。」
との指示だったのですが、教室を出て図書館にたどり着くまでの間にチラリと盗み見した私の他にもさっそく問題を見てショックを受けている学生はきっといるはず。
私もね、そぉっと問題を見たのは見たんですよ。

でもね、
・・・見なかったことにしてゾォーッと封を閉じました。(青ざめ気味。)

「~について論ぜよ」的問題が6題。なじみのない言葉がたくさん見えてイヤになってしまいました。はぁ~、これはまだ先にとっておこうっと。締め切りは当分先だし。

とりあえず、今は明日の試験のことだけを考えることにします。
じゃあ行って来まーす。

---

P.S. 昨日・今日の写真はWilliamsburgで見かけたイルミネーション。
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じんわり 12/7 (火)

2004-12-08 12:59:29 | リュウガクジダイ
いつも試験期間中になると、夜の図書館は缶詰状態の学生がたくさんいるのです。
さっき、図書館を出たら、学生達に温かいコーヒー、紅茶、クッキー、バナナ、りんごなど振る舞っているサークル(というか学生のボランティア団体)の方たちがいて、ほんの一瞬、じんわり、してきました。サポート的な雰囲気があたたかい。

外は真っ暗。

頂いたクッキーを食べながらてくてく歩いて帰り道。
「勉強したくて留学に来たんだっけ・・・」なんて原点をふと考えてました。好きなことをしていても、不平不満はたくさんあるし、今は何より疲労感いっぱい。

でも、がんばろうと思いました。まだまだ学びたいことはたくさんあります。
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OECD 12/6 (月)

2004-12-07 14:51:29 | リュウガクジダイ
「写真撮るぞー」と思うとすっかり夜なんだな。最近は。学校帰り、街の中ちょこちょこと控えめなイルミネーション。

---

大学はファイナル試験の真っ最中です。
大学生のほうが忙しいみたいで、夜の図書館、学生であふれてました。学部生は大学敷地内の寮に住んでいてですね、そりゃあ試験前で忙しいのでしょう。今日は、


パジャマのまま登校している学生を何人か見ました。

―着替える時間がもったいないのでしょうか。
ほんと、コートや上着を着ているものの、下は星模様とか赤チェック模様のパジャマ学生たち・・・。教科書やら何やらいっぱい持って。若いよぅ。若さの問題じゃないか。

---

今日はプレゼンが1つ終わりました。

明日は朝から実習なので早く寝ようと思ってたら、OECDの学習到達度調査のニュースを目にしてしまい、Executive Summaryまで見に行ってしまいました。寝ちゃえばいいのに。

前々から気になっていた日本の学力低下。
7月ごろに目にした国際学力比較調査の結果でも、日本は、参加していた韓国、中国、シンガポールのアジア4カ国中の最下位だった。とくに数学において差が激しかった。正答数の差もさることながら、それより如実に現れたのは、解答の仕方による違い。

日本の子は、圧倒的に『白紙』で出す率が高いのだとか。

問題見て「あ、わかんねーや」で、問題に手を出さずに投げちゃうのが日本。それに対して、中国・シンガポール・韓国は、解答用紙にとにかく問題を解こうとした跡が見られる。とんちんかんで間違った答えでも、とにかく解答用紙は鉛筆で『汚れてる』。

―というようなことを帝京大の遠山なんとかさんという教授が話していて、身近に感じたので記憶に残っています。今ソースを調べてたんだけど、見つからない・・・。それは、この留学生活を通してシンガポール人、中国人を見ていて、感じることでもあり。ハングリー精神のようなものは、確かに彼らのほうが強いものを持っているわけで。

学力の低下も気になるのだけど、困難に立ち向かう気力のようなものが衰退しているのはもっと気になる。
でも今日は寝る。
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花火とペーパー 12/5 (日)

2004-12-06 00:49:54 | リュウガクジダイ
日曜日は夕方からColonial Williamsburg's Grand Illuminationというイベントがあって、花火を見てきました。毎年暮れに行われている催しみたいです。Williamsburgはバージニア州で一番の観光地なので、街の中、人があふれていました。図書館からちょこっと歩いた所で見物。いい気分転換になりました。

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それ以外はずっと課題に取り組み。
月曜は実習がないので、強気になって朝の4時までペーパーを書いていました。『子どもと遊び』について。言葉で自由に表現できない幼い子どもにとって、「遊び」は言語でもあり、「遊び」は人が初めて経験する学びでもある。

ちょっと発展させて、カウンセリングに遊びを取り入れるということは、子どもが社会的・情緒的に発達していく「場」を人為的に提供するということ。今学期、自分の遊戯療法セッションやクラスメイトのセッションを通じて、「学習=遊び=自己表現」ということを体験。そういう遊びをもっと「デザイン」すれば、学習手段として使えそうでおもしろそう。

月曜朝、9時から教授とのアポイントがあったのでさっき行ってきました。本格的に忙しくなってきました。師も走るわ。私も走ろ。
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