前回はたしか、数十年前😅 20歳くらいだったかな~
大人と言われるこの歳になっても
シンデレラ城のガラス細工のお店を
見ると心がわくわく、ドキドキ。
夜のエレクトリカルパレードには
涙が出そうになりました。
母親には、あなたが一番はしゃいでたと
言われてしまいました😅
才能があるとかないとか、
向いてるとか向いてないとか、
あるひとつの事を習得するのによく使われる言葉ですが、
私は、まったく、関係ないと思っています。
もちろん、大人から何かを始めるとしたら、関係あると思いますが。。。
3歳、4歳などの小さいころから始めるヴァイオリンにはそれはないと断言できます。
習慣、性格、考え方、価値観、すべては環境によってはぐくまれるべきものだからです。
種がないところには花が咲かないし、
太陽が強すぎても枯れてしまう。
水も根腐れしない程度に。。。
だから、正直、親の負担はかなりのものです。
そう決心したご両親のもとに秀才が生まれるのだと私は思っております。
ヴァイオリンでも、ピアノでもそうですが、
同じ曲を弾いても、吸い込まれる表現をする人がいます。
何が違うのでしょう。
恋の駆け引きと同じような。。。
決して、すべてが感情的ではなく、
冷静に、計算された、何かも感じさせつつ、
とにかく、美しさには超がつくほど繊細で。。
え~!!こんな攻め方、こんな間の取り方ってあり~っ??というような。。
指導者として、そんな表現を教えられればいいのですが、
なかなか難しいものです。
Beethoven - Sonata No. 14, "Moonlight Sonata" (Kissin)
20代から続けてきたこのブログ。
年をとるにつれてやはり本心が
でにくくなってきてますね。
それは本望ではありませんので
ここでは素直な気持ちを書いていきたいと
思うこの頃です。
ところで、是非、きいてみてください。
キーシンのベートーヴェン月光。
なんて美しいのかな。
どん底にある完全なる美。
果てしない焦りと未熟な本望。
そんなふうに感じる作品を書き上げた
ベートーヴェンもすごいけどそれを
表現できるキーシンはやはり天才だ。