ヴァイオリンの弦にはいろいろな種類やブランドがあります。
最近は、エヴァとオリーブを愛用していました。ともにピラストロ社。
エヴァは、緑のパッケージで、(一番左上)
音量が良く出るので、ソロのときは重宝しますが、
張力が大きいので楽器に負担がかかりちょっと心配します。
そして、個人的には3ヶ月使ったら、限界かなと。。。
そして、久しぶりに使ったオリーブ(右下)
あ~、これは音質的には、すばらしい弦です。
高価なガット弦で、4本セットだと定価だと2万円くらいしますが、長持ちします。
発音もよく、いい弦なのですが、やはり安定せず、気候や温度によって、
不機嫌になりやすく、調弦がしょっちゅう必要なので、
長期戦でなかなか調弦ができない状況が多い演奏家には、むずかしい弦です。
そして、今回ピラストロ社から新発売のエヴァのゴールド!!(上段真ん中)ピラストロ社。
早速米から取り寄せてみました。
G線は結構いい感じでした。
発音もいいし、エヴァのあのキンキンした音がなくなっていて、
オリーブにも負けてないかなと。。若干色がゴールドかかってます。
落ち着くのも早くて一日で十分な感じです。(季節によると思いますが。)
オリーブに比べたらすごい早い!!
ただ、D,A線は音はマイルドでいい感じなのですが、若干発音が弱いかなと。。。。。??
つけたてでこんな感じなので、1ヵ月後にはモコモコ???
お使いの楽器にもよるかと思いますが、私の楽器にはA線、D線ともに、オリーブのほうが、迫力がありました。
ドミナントは、左下の茶色のものですが、もう、最近ずっと使ってません><
スペアとして確保してます。私の学生の頃はナイロン弦といえばドミナントでした。
最近はいろいろでてきたので、トマスティック社も大変ですね。。。
扱いやすく、弦そのものの素直な響きを持っています。
右上のガット弦のパッショーネはまだ使ったことがないので、今後試したいと思います。
やはり、オリーブのあのガット弦特有の高級感ある音は人工的には生み出すのは難しいのでしょうか。
とにかく、エヴァの出現でトマスティック社のナイロン弦の存在が薄くなってきてると感じるのは私だけでしょうか。