ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

とあるヴァイオリン工房

2012年01月31日 | ひとりごと

今日は、学校が契約しているヴァイオリン工房に初めて行ってきました。

学校が始まる前に、いくつかの楽器の修理が必要だったので、

予約をとっていざ出陣!

家から車で、30分。無事到着

そこで、ピンポーンと、呼び鈴を鳴らすと、Tシャツにジーパンの女性が登場

一般的な普通のヴァイオリン工房です。

私の大好きなヴァイオリンの独特の香りがあります

私のヘタな英語の説明を受けた女性は、まず、チェロの修理にとりかかってくれました。

そして、私は、部屋の中をきょろきょろ

で、発見したのは。。。。。

 

 

 

 

メルボルンが拠点のクジラ保護団体シーシェパードの募金箱

そして、シーシェパードのあの黒と白の海賊のロゴ入りポスターが壁のあちこちに

 

ひええ~><

 

さらに、そこに、1件の電話がかかってきました。

チェロを修理中だった彼女はその電話相手に向かって、

シーシェパードの活動について熱弁

お~っと!!!彼女が着ているTシャツは、クジラ保護をうたっているではありませんか!

 

まあ、私が日本人だからといって、得にどうてことはないけど、

なんとも居心地の悪い空間でした。

 

まさか、学校が契約しているヴァイオリンメーカーがシーシェパードを支援しているとは。

ま、学校は知らないと思うけど><

 

ちなみに、彼女は日本の留学経験もあり、日本語も達者な日本通な方でした。

 

 

 

 

 

 


継ぎネック 完了!

2012年01月27日 | ひとりごと

メルボルンに戻ってきました。 冬の日本から夏のオーストラリアへ。

温度差、約35度?! ぐったりです><

演奏会が無事終わり、渡豪前1週間はバタバタして、

お世話になった皆様に、十分なご挨拶もできず、失礼しました。

 

さて、今回の日本滞在での最大の目的、ヴァイオリンの継ぎネック修理。

約1か月かかりましたが、無事、愛する私のヴァイオリンが戻ってきました!

電話がかっかってきて、すぐに駆けつけて、対面です。

 

お~!!きれい!! なんか、すごく美人さんになってます

修理前と修理後のネック写真です。

皆様、おわかりでしょうか。

以下が修理前です。

そして、以下のが修理後。

楽器本体と指板の間の高さが全然違います。

そして、ヴァイオリンのてっぺんくるくる渦巻き(スクロール)はオリジナルを残す風習があるので、

こんな感じでネックのところから、切り離された線ができました

 

オールドヴァイオリンを鑑定する際には、この線を見るようです。

オールドヴァイオリンと呼ばれ、現役で使われている、いい楽器にはほとんどこの線がついていて、

オーナーや修理工が時間やお金をかけてまでも、

この楽器を将来のために生き残そうという強い意志の表れと評価されるようです。

ただ最近では、新作楽器でもネックが下がってしまってるものがあるので、その場合は注意が必要です。

そして、新しく美しくなったお祝いにこんなものをつけてもらいました。

 

ダイヤモンド! と言いたいところですが、スワロフスキーのクリスタルです。

以前、つけていたヴァイオリニストがいて舞台上の照明に照らされてキラッキラッと光ってるのをみて、

私も真似したくなっちゃいました

恩師に言ったら怒られるかも

いつもお世話になってます。セキネヴァイオリンさん、ありがとうございました。

 

 

 

 


チャリティコンサート 代々木

2012年01月17日 | 演奏について

日曜日にチャリティーコンサート無事に終わりました。

ご来場いただきましたお客様、ありがとうございました。

今回は、チェロの上村文乃さんをゲストに向かえ、

最後はピアソラのブエノスアイレスの冬と夏を演奏させていただき、

AMICIのいつもの演奏会がまた華のあるものになったと思います。

責任をもって売り上げから経費をのぞいた全額を

あしなが育英会の大震災・津波遺児へ寄付させていただきます。

協力してくださったお客様、仲間、そして家族にあらためて感謝申し上げます。

モビックスにも近くアップ予定ですのでよろしくお願いします。

 

 

 


Edge Free コンサート

2012年01月10日 | 演奏について

皆さま、今年もよろしくお願いいたします。

 

8日、横浜で行われた Edge Free コンサート、無事に終わりました。

出演者の気持ちがひとつになったとっても温かいコンサートだったと思います。

お客様にも、まさに<絆>を感じていただける演奏会だったのではないかと思います。

主催者の五十嵐さんにはまたこれからも頑張って、温かいコンサートを企画していただけたらと思います。

さ~て、次は代々木チャリティコンサートです。がんばります。