ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

ビララントリオコンサート

2010年08月28日 | 演奏について
久しぶりのコンサートです。

9月18日(土) Richmond Uniting Church 7時半開演

11月20日(土)Holy Trinity Anglican Church East Melbourne 2時開演

プログラム

フォッサ  ヴァイオリン、チェロとギターのためのトリオ
ネルソン  ビララン
パガニーニ ヴァイオリン、チェロとギターのためのトリオ
ピアソラ  リベルタンゴ  他

今日は、リハでしたが、テンポに関してちょっと衝突。
ま、よくある事だけど、衝突すると、やっぱり後味悪いです。
頑固にならずに、いろいろな可能性を広げていかなくてはと思います。


肩当てをはずしてみて 経過

2010年08月24日 | ひとりごと
ヴァイオリンンの肩当をはずして2ヶ月。

今のところ、無事に演奏できてます。
でも、一度、ヴァイオリンを、肩の素肌の上に直接のせて、
ムター風?に弾いた時、最初はよかったのですが、
汗で、逆にすべりまくり。。
すごく焦りました。
その後、慌ててセーヌ革をあてました。

ちょっと気になるのは、ヴァイオリンの裏板。
布をあててるとはいえ、やはり摩擦はされているわけで、
ニスが剥げて色が変わったりしないか、心配です。

私の楽器は1851年のイタリアのパルマ製で、
もちろん、私が亡くなった後も、弾かれる方がいるでしょうし、
そういう後世の事を考えると大切に扱わないとなと思います。

ギトリスが、言ってましたが、

「多くの名器は演奏家より早く生まれて私達より長生きをするだろう。
演奏家はその名器をその短い人生で所有してるが、
楽器にとっては、たかが、数多くの演奏者の一人にすぎない。」

ストラディバリウスや、ガルネリなどの名器は、まさにそうでしょうね。
その楽器に、演奏家の魂が宿ってるはずです。
もしくは、その演奏家に楽器の魂が宿るのかも??




そして1年

2010年08月22日 | ひとりごと
もし、人間が忘れる事のできない動物だったら。。。

人生、忘れたくない事もあるけど、実際、忘れてる事の方が多い。

だから、私達は生きていけるのかもしれない。

そしてこれから先、少しづつ忘れていく事が必ずある。

でも、私のこの健康や、考え方や、生きていく決断や、

それらにつながる幸福すべてに

あなたの存在が含まれている。

私が生きてる。

そしてあなたも受け継げられている。






コンクール結果第2弾

2010年08月19日 | 教えること
先月のコンクールに引き続き、
今月にもあった、コンクール結果。

先月3位だった子が2位入賞しました。

ただ今回は、彼女が2位に入賞できたのが、
少し??のところもあり、
やはりコンクールは、審査員の好みが左右し、
楽器の質、パフォーマンス、課題曲の選択によっても、
結果が分かれる事、再確認。

まぁ、わかってる事だけど、出場者の約90パーセンントが
アジア人なのが、さすが、アジア人は競争心が激しい。

それでも、彼女は一生懸命頑張ってる子なので、
入賞できて、私も嬉しいです。
入賞しなかった子の才能も、私は、強く信じているので
彼らにもこの結果にくじけず頑張り続けてほしいと思います。






失態

2010年08月18日 | ひとりごと
学校で練習中、弾けない箇所があって、
ふっと、弓を持つ右手を頭の上に持っていった瞬間

ブスっ!

天井のエアコンの網のところに、弓がささって抜けなくなってしまいました。。。

手をはずしても落ちてこない、天井から見事にぶら下がってる弓


こんな失態は絶対に誰にも見せられない!

椅子を持ってきて12cmほどのハイヒールをぬぎ、(そもそもこの靴がいけなかった。)
裸足で上がり、背伸びをしてはずそうと試みましたが、
なかなか外れない。

かなりやばいかも。。
本当に抜けない。。

弓の先がひっかかって、無理にはずしたら壊れそうな勢いです。


生徒が来るまであと10分。
本当に焦り始めました。

すると、私の部屋にノックの音が。来客だ。。しかも二人。
入ってきたのは、音楽部のボスと、他のヴァイオリンの先生。

あ~!なんでこんな時にしかも、この二人!!

私は、椅子の上、天井に刺さった弓と格闘中。

入ってきた二人は目が点に。。。

「 ???。。。。。。。」

椅子の上から慌てて降りましたが、二人の視線は天井からぶら下がってる弓へ。。

(はい、そうです。。。弓が天井に刺さって抜けません。。)



慌てて説明したのですが、焦って英語がめちゃくちゃに。。
あ~すごい動揺しちゃいました。恥


かなり大うけされましたが、ボスが椅子にのって、小道具を使い、網を開いて、
無事にはずしてくれました。

弓もダメージはなく、まぁ、よかったですが、
この話は、きっと先生の合間に広まっちゃうだろうな~。。

でも、生徒に見られるよりはましかも。。。








休息のひとコマ

2010年08月17日 | ひとりごと
リハの途中でお昼を食べに、近くのゴルフ場のカフェに行きました。

そのカフェの駐車場には何台も素敵なクラシックカーが

お~~っ!!
そのかっこよさに、メンバーも写真撮影。
チェロのカーラなんて、さも、自分の車のように、横で写真撮ってました

ドライバーの皆さん、ゴルフをしているのか、
ランチをしているのか、不明だけど、

なんとなく、それらしき白髪団体をレストランで発見!

優雅な雰囲気、漂ってましたが、
私は、優雅さをかもし出すオーラまったくなく、
がつがつとお昼を食べたのでした。

さ~て、練習練習










ランチボックス

2010年08月12日 | ひとりごと
お昼の弦楽アンサンブルの授業後、

一人の生徒がお昼を食べはじめ、

にこにこ私の顔を見るではありませんか

??という気持ちでそばに行ってみると、

彼女は、なんと箸を使って、何かを食べています。

お~これは、日本製のかわいいお弁当箱

その生徒は、日本語を授業でとっていて、

実は、先日2週間ほど、日本に修学旅行に行ったのです。

なんか、すごく嬉しそう♪

中身を拝見。

白飯が上段、下段には、きゅうりとレタスとハム??

あ~やっぱり、サンドイッチの中身をご飯に変えただけなのね

それでも、わざわざ弦楽アンサンブルの授業のある日に、

日本式お弁当を持ってくるなんて、なんだかとても微笑ましく、

嬉しく思いました





意思表示について

2010年08月10日 | ひとりごと
この1年、私には5年程を感じるほどの年だった。

とうとう、日本の臓器提供の意思表示基準が大幅?に改定された。

もし、あなたが、明日脳死状態になったとしたら、

あなたの家族の決断はおおきな責任となります。

どっちにしろ。。。

よく考えていただきたい。

あなたの一番愛する家族のために、未来の生命のために。

春のおとずれ

2010年08月09日 | 教えること
演奏会にかならずいただけるお花。
演奏家の中にはあまりこだわらない人もいますが、
私はやはり好きですね~、素敵なお花。

幼い時の演奏会で
ピンクのガーベラを母の友人から頂いた事は、
今でも忘れません。

象さんのぬいぐるみのスリッパ(当時のお気にいり)と、
ピンクのそのガーベラと
家のリビングで撮った写真は今でもいい思い出として
残っています。


今日はガーベラではありませんが、
そんな色鮮やかなピンクを思い出させる花を見つけました!

多分、梅???桃?? きっと桜ではありません。。

どこがどう違うのかいまいちわからないけど、
なんて美しい濃いピンク!!
自然がこんなかわいらしい色をつけるなんて、
本当に自然は芸術の天才ですね。


安全運転

2010年08月02日 | ひとりごと
こちらでは移動はもっぱら車で、
週3回は、100キロ近くを移動する。
オーストラリア人は、気性が荒い。
っていうか、すごい失礼な運転手が多い。

と、感じるのは私だけかしら?

確かに、私の車はちっちゃいし、女の子が乗るような車で
一見、遅そうにみえるかもしれないけど、

大きな戦車のような車がよく、追い越してくる。
しかも、追い越し方が失礼で、この私でもむかってくる。

時々、そんな車に、このちっちゃい車で張り合っちゃうんだけど、
昨日、いつもの高速を走っていたら反対車線が超渋滞していて、
その先頭には大事故。

今朝の新聞では、一人が亡くなったらしい。

そんな事故を目のあたりして気の引き締まる思いでした。