父の三回忌を終えたところで、届いた1通の知らせ。
東京大学医学部付属病院組織バンクからだ。
父の心臓弁が、救命のために移植されたとの事。
これで、父のふたつの角膜と、ひとつの心臓弁と、
3人の尊い命と供に、父の遺志がまだ生き続けてると思うと、
なんともいえず、心が締め付けられる思いです。
あれから、臓器移植の法が改訂されて、多くの命が救われる事になった。
あなたの気持ちを、家族と話し合ってほしいと願うばかりです。
そして、受け止める側は真剣に考えてほしいと思う。
継がれる命の重さと、あなたの愛する人への命の足跡を。