ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

2年目の誕生。

2011年07月23日 | 教えること

父の三回忌を終えたところで、届いた1通の知らせ。

東京大学医学部付属病院組織バンクからだ。

父の心臓弁が、救命のために移植されたとの事。

これで、父のふたつの角膜と、ひとつの心臓弁と、

3人の尊い命と供に、父の遺志がまだ生き続けてると思うと、

なんともいえず、心が締め付けられる思いです。

あれから、臓器移植の法が改訂されて、多くの命が救われる事になった。

あなたの気持ちを、家族と話し合ってほしいと願うばかりです。

そして、受け止める側は真剣に考えてほしいと思う。

継がれる命の重さと、あなたの愛する人への命の足跡を。