年末 2005年12月28日 | ひとりごと オーストラリアなのに、何故か、年末はやはりばたばたしてます。 明日から、7日までシドニーとゴールドコーストに行ってきます。 少し、頭を冷やして、これからの事を考える時期に来てるのかもしれません。 皆さんにとっての2005年はどうでしたか? 何よりも、健康でいられる事、これは本当に幸せな事です。 皆さんにとって、2006年が良い年でありますように、 心からお祈りしております。 ということで、7日まで、ブログをお休みします。 それでは、良いお年を。
オージークリスマス 2005年12月25日 | ひとりごと Meryry Christmas! 今日は、友達のクリスマスパーティ、2件行ってきました。 それにしても、両方とも外でバーベキューです。 24日のオーストラリアの空気は あちこちのクリスマスバーベキューでスモーキーです。 昼の1時から、お肉、特にソーセージばかりで 当分、お肉はいいです。。 この日のためにいったいどれくらいのソーセージや肉が 消費されたのでしょうか。 ソーセージもかなり大きいですし、 皆さんよく食べていました。 私は、2軒のパーティに参加したので、 ソーセージ2本+ビーフ+ポークを平らげました。 2軒目は、とても素敵なお家でなんとゴールデンレトリバーが 4匹も行ったりきたり。 お肉がほしくて皆おりこうさんでした。 皆さん、素敵なクリスマスをお過ごしください。
アート 2005年12月23日 | ひとりごと こんなアートの事を何と言うのでしょう。 これは、近所のスーパーの脇に入ったところの壁です。 この日は日曜でしたので、帽子をかぶったアーティストが 作業中でした。 それにしてもすごい迫力です。 これらは、ただの落書きではなく、 オーストラリアの歴史に関係した絵です。 歴代大統領や、歴史に残る大事件、その時代の人々の思考などが、 この壁に描かれています。 6ヶ月くらい前からありますが、徐々に完成に近づいています。 まだ、未完成ですが、この絵が訴えるものは 強く伝わってきますね。 表現の仕方は違っても、彼はこの壁を通じて、 何かを訴えているのでしょう。 そのうち彼は私たちの今をこの壁に表現する時がくるのでしょう。 楽しみです。
想像力と創造力 2005年12月22日 | 演奏について モーツアルトはたくさんオペラを書きましたが、 彼の曲のほとんどはオペラのように、ストーリー性があると思います。 学生の頃ドイツ人のヴァイオリン奏者に公開レッスンを受けた時、 彼は、その想像力を広げるレッスンをしてくれました。 ただ、美しく弾くだけでなく、 会話をしているように、演奏する事。 それぞれのフレーズにキャラクターと関連性を持たせる事。 レッスン後のモーツアルトは見違えるほど、 華やかになった記憶があります。 想像力とは、創造力につながると思います。 特に音楽の場合は、この二つはとても大切だと思います。 私のレッスンでも、生徒に想像力を刺激するレッスンを目指したいと思います。
レッスン中の英語 2005年12月21日 | 教えること 私の生徒で、こっちの幼稚園(オージーと一緒の)に行ってる子が 結構います。 こっちは日本人小学校はあっても幼稚園はないので やはり日本人駐在員の子供達はこっちの幼稚園に通います。 まだまだ日本語もままならない年齢ですので、 レッスン中も英語がでたりします。 ドレミというより、ABCの方が断然、わかってくれますし、 数字や、色なども英語がでてきたりします。 時々、「I've finished!」と本当にいい発音で言われると 私の英語のほうが、子供みたいです。。。 6歳くらいになると英語と日本語を話す相手によって 区別できるようになるようですが、 4歳児は、まだ、区別がつかないようです。 そんな時は私も英語で答えたりしてますが、 なにしろこんなに発音が悪くてもいいのかと思うほどです。。。 まあ、こっちの子供にも時々間違えを直されてますので、 いいんですが。。。 子供の耳と発音は素晴らしいとつくづく感じます。
クリスマスキャロル 2005年12月18日 | 演奏について 今日は、先日知り合ったオルガニストと教会で演奏しました。 プロテスタント系の教会ですが、 信者のほとんどはアジア人です。 その街の人口はアジア人が多いのです。 ちょっとびっくりしたのが、牧師さんの服装で、 なんとアロハシャツを着てカジュアルに出てきました。 クリスマスキャロルも中国語、インドネシア語、英語、などなど 色々な言葉で歌われました。 やはり、オーストラリアのクリスマス会には、 バーベキューがつきものです。 ソーセージがたっぷり出てきました。 皆、人種や、バックグラウンドは違いますが、 音楽を通して、話に花がさきました。 個人的には、ゴスペルをうたったコーラスグループの お兄さんたち(多分20代前半)がとてもよかったと思いました。 見かけは、とってもこわそうな人達ですが、 歌を真剣に歌う姿はとても素敵に見えました。 その教会のオルガンはとても古いもので、 国の重要文化財に認定されている貴重なものです。 そんな貴重なオルガンの前でアロハシャツをきた おじさん(牧師さん)が司会をして説教をしているのは、 とてもオーストラリアらしいなと思いました。
チャンスをものにする方法 2005年12月15日 | 演奏について メルボルンには、VCA(Victorian college of the Arts)という学校があります。 そこのHead of String をしているのは、なんと日本人の先生です。 私は、ここに来る前から彼女に色々お世話になっておりました。 本当に素晴らしい先生で今回の私の辛い出来事も理解し、 あらゆる可能性を探ってくれました。 私が1週間前、電話して相談した時、 彼女に1週間後までに3曲用意するように言われました。 1週間って。。。しかも伴奏つきで。。。 あまりにも時間がないので、 私はその弾くチャンスをお断りしようと考えていましたが、 彼女は「気楽にやってみなさい」とおしゃいました。 普段の私なら、断っていましたが、 今は、何しろ自分の音楽に集中したい気分なので、 弾くつもりで練習をしました。 そして、今日VCAで無事演奏をし終えました。 なんか晴れ晴れしています。 1週間しか、時間がなかったけど、まあまあ満足のいく 演奏ができた事に喜びを感じています。 しかも、ここ5日、伴奏してくれていたピアニストは突然、昨夜倒れ、 病院だという事で、急遽、彼女のご主人とぶっつけ本番だったのです。 成功している方の凄いところは、 こういった場合、小さなチャンスがあれば、それを成し遂げ自分のものにする という力がある事だと思います。 いかに小さな事でも、難しい事でも、 機敏な判断力と、柔軟な実力があるから、やり遂げられるのです。 私は、今回、自分だけでしたら、やめていたであろうこの演奏会。 VCAの彼女が成功しているのは、 こういう判断力があるからだろうと思いました。 あきらめるよりも、まずやってみる精神ですね。。
子供の感情 2005年12月14日 | 教えること 今日、レッスンだった男の子は、 家のドアのところでもうすでに泣いていました。 私は、今日は無理かなーと内心思ってましたが、 しばらく、様子をみてました。 すると、お母様がやはり、「今日は無理なので来週がんばろうね。」 とおっしゃったので、私は、彼と指きりをしました。 彼は、私に抱きついて、泣きながら、ごめんなさい と言ってくれました。 彼も自分で感情がコントロールできない事をわかっているのです。 そして、それが、私たちを困らせている事も知っているのです。 ただ、そんな時でも私は彼とお約束だけはします。 「先生は今度に期待します」と言います。 無理にやらせたりすると、嫌いになってしまうだけですからね。 来週はきっと、また頑張れるはずです。
夏のクリスマス 2005年12月10日 | ひとりごと ヨーロッパ、US、日本は、寒さの中、 コートとマフラーを身にまとって、 プレゼントを用意しようと 街行く人々に溢れている事でしょう。 ここ、オーストラリアといえば。。。 まさに夏! サマータイムになって、9時ごろまで明るいので イルミネーションを味わえるどころか、 12月だという実感がわきません。 でも、街には、サンタのあの赤い帽子をかぶって パーティに行く人々がいました。 パーティは暑い外でバーベキューでしょう。 これは、典型的なオージーのクリスマスパーティ。 それでも、デパートのショウウィンドウには、 厚着をしたサンタや、雪をかぶったクリスマスツリー、 一応冬っぽくしてあります。 移民の国、オーストラリア。 夏真っ盛りでも、母国を想う人々の心のクリスマスは やはり、冬でした。
教会のオルガン 2005年12月07日 | 演奏について こちらで活躍している日本人オルガニストに お会いしました。 私と同じ年で、オージーのご主人がいて、 しかも、なんと出会って2週間というスピード結婚。 今は二人仲良く、演奏会をしたり、CDをつくったりして 音楽三昧の贅沢な生活をしています。 その彼女の家で夕飯をご馳走になってその後 近くの教会に行き、少しほろ酔い気分で、演奏してみました。 夜9時くらいの誰もいない教会に 響くオルガンの音、とっても気持ちよく演奏できました。 やはり、オルガンのある教会が少ない日本では、 こんな事はありえないですね。 彼女とは、これから、一緒に演奏活動していく予定です。
93歳の音楽家 2005年12月05日 | 演奏について 昨日はメルボルンマンドリンオーケストラのメンバー宅で バーベキュークリスマスパーティーをしました。 そこには93歳になるマンドリン奏者がいました。 皆、楽器を持ち寄っていたので、私はギタートリオのメンツと演奏をしました。 そのあと、その93歳になる巨匠が弾く気になったのか おもむろに楽器をとりだしました・ 彼はデンマーク人で、デンマークの王立音楽学校で教授をしながら 多くのソロコンサートをこなした実力派ということです。 彼が弾きだしたのは、チャルダーシュ。 もちろんテクニックには衰えが感じられたましたが、 感心したのは本当に素晴らしい、情緒がそこにあきらかに存在していました。 93歳になるその巨匠の弾く姿をみて、本当に歴史と音楽に対する 愛情を感じる事ができたパーティでした。 私もそんな演奏家になりたいと思います。
音楽の力 2005年12月03日 | ひとりごと 私のオーストラリアでの友達はやはり音楽系が多いです。 ピアニスト、ギタリスト、作曲家、チェロ、ビオラ。。 チェコに行ったときも、ここメルボルンでも感じたことは 音楽は国境を越えると言う事です。 言葉は分からなくても楽器を弾きだせば、 なぜかわかりあえるのです。 同じ曲を弾き、気持ちを一つにし、少しずつ曲を仕上げていく。 この過程で、通じ合えてる事を実感できます。 ここ、オージーは、またShareする事が大好きですが、 (家でも食事でも、生活でも。。) まさに、同じFellingをシェアする事ができるのは 音楽です。 私は、音楽を続けてきてできなかった事もありますが、 今は、音楽を通じてたくさんの発見や幸せを実感できます。