ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

Easy Going

2005年11月30日 | ひとりごと
やっとブログ復活です。
心配してくださった皆さんのお言葉、
本当に励みになりました。

今は実は家を探しています。
ここの家を出ることになったので。。

メルボルンは家をシェアする事が多いようです。
大人になっても実家に住んでいる事は、
<自立していない>と思われ、逆に不思議がられるようです。

それにしても、ここオーストラリアでは
<Easy Going> という言葉にあふれています。
せかせかせず、リラックスしたスタイルの事ですが、
Easy Going Personは人から好かれるようです。

ちょっと日本とは違いますよね?
でも、辛い時には、Easy Goingの精神は救われますね。

考えてる事

2005年11月21日 | ひとりごと
私はどちらかと言うとポジティブな人間であると自負している。

いつもニコニコしてると言われる。
幸せそうに見えると言われる。

こんなに辛いのに、今はこれから、どうするべきか考えている。
これは、ポジティブである証拠かもしれないと思う。

こんな時でも、自分の生徒にヴァイオリンを教えている。
そして、彼らが私を必要としてくれている事に感謝する。

まわりには、助けてくれる人がいる。
心配してくれる人がいる。

本当に感謝。

これから、私は一から人生を考え直さないといけない。
もちろんヴァイオリンをベースにして。

失ったものを無にするより、失ったものをバネにして
生きていくほうが、生きる意味があると思った。

言葉のおもみ

2005年11月15日 | 教えること
学校の合唱にあわせて
ヴァイオリンを弾くということで、
そのために、とてもよく練習し、
頑張っていた子のレッスンが今日あった。

お母様と一緒に見えて、少し言いずらそうに
「他のクラスでピアノが弾ける子が見つかったそうで、
ヴァイオリンは取りやめになりました。」との事。

学校側と直接話したわけではないので
ヴァイオリンのとりやめ理由の真偽はわからないが、
結果的にそれが直前に言われた事は事実だ。

彼女は毎日そのために練習し、
他の曲も一時中断して、それに励んでいたせいもあってがっくりした様子だ。
私も不親切な思いやりのない学校側の態度に少し腹がたった。

学校側も何か理由があるに違いないが、
同じ教師として、期待させておいてキャンセルするやり方は
あまり好感が持てないと感じる。

後で変更になる可能性が少しでもある場合は、
その旨伝えるべきだと思う。

一教師としての言葉の重みに責任を持ってもらいたいものだ。


ギター サウンド

2005年11月13日 | 演奏について
今日は、ギタートリオの合わせ。

ギターのサウンドはとてもやわらかく、
ギターソロの時は気を使う。

ヴァイオリンやチェロも
音にまるみを持たせ、
響きを大切にした弾き方が良いだろう。

ビブラートもかけすぎないように注意が必要だ。

練習場所はあまり響かない場所が好ましいと思う。
自分で響きをつくることは、
自分の音をよく聞く事である。

音の立ち上がりや、音ののびをよく聞くことが
美しい響きをつくる上で大切な事だと思う。



11月11日

2005年11月11日 | ひとりごと
今日は、胸元に赤いポピーの花をつけている人々が目立った。

今日は、11月11日、第一次世界大戦の終戦記念日だ。
1914年イギリスがドイツに宣戦布告をし、
オーストラリアは33万人の兵をヨーロッパに送り、
そのうちの6万人が戦争の犠牲者になった。

しかし、オーストラリアはこれをきっかけに、
国際社会で一目置かれる存在になったと言う。

その戦争が1918年の今日幕を閉じたのだ。

赤いポピーは彼らを偲び、敬意を象徴する。

ヨーロッパには、ポピーは殺された者の流した血から生えるという
伝説があるらしい。

その赤いポピーが街行く人々の胸元を明るく照らしていた。






チェコとオーストラリアの子供

2005年11月10日 | ひとりごと
チェコに4年半いたが、
外国人として生涯、そこで生活するのは難しいと感じた。

特にアジア人にまだ慣れていない人種である。
中国、日本、韓国はどれも一緒で、アジア人をみると
大体中国人と判断される場合が大方である。

私が道を歩いていると、子供達が寄ってきて
「中国人だー!!」と言われ笑われた事があった。

何がおかしいのかわからず、むっとした。
子供は素直で表現の仕方がガサツなのでちょっとこわいと思った。

ここメルボルンの子供達は外国人に慣れている。
言葉が通じなくても、遠ざかる事はなく、一生懸命伝えようとする。
その点では、外国人に対する環境はメルボルンの方が過ごしやすいと思う。



プロ意識

2005年11月08日 | 演奏について
学生だった頃、試験や、オーディション前には、
「私、全然練習できてないよお。」と、誰もが言っていた。

それが、嘘か、本当かは結果をみれば、誰でも分かる。
学生だから、仕方ない。

学校を卒業して、プロとして、お金をもらい生活している演奏家でも
時々、こう言う人がいる。
特に日本人は控えめで、練習していてもこう言う人がいるが、
海外にでると、この様な言い方は、危険を伴う。

特に、ヨーロッパやアメリカでは、
ストレートにものを言い、遠まわしな言い方は使わないので、
この様な言い方をした場合、プロ意識を疑われるだろう。

本当に練習できていなくても、
プロなら、そのような言葉は使うべきではないと私は思う。



レッスン中言ってはいけない言葉

2005年11月07日 | 教えること
私が生徒を教える時、
絶対にやってはいけないと思う事がある。

それは、生徒同士を比べる事だ。

「~ちゃんは、ここ、できるようになったんだから
~君だってたくさん練習すれば、できるようになるよ」
と言う風な言い方は、私はあまりしたくない。

比べられて、練習して、もしできなかったら自信を失くすだろうし、
人と比べる事はあまり、意味がないように思う。

私は生徒達に、自分の能力を人をものさしにして知ってほしくはない。

比較する事になれると、本当に目指すものが見えなくなる気がする。

そして、そんな不用意な教師の言葉に生徒は深く傷つくと思うから。




人前で弾く事

2005年11月06日 | 教えること
生徒の一人が学校で合唱とあわせて
ヴァイオリンを弾く事になった。

まだ、ヴァイオリンを始めて、1年くらいで
最近やっと音符を読めるようになった。

そしてその日まで2週間という短さ。。。

当初は、間に合わないかもと内心思ったが、
彼女の意欲は素晴らしく、今日のレッスンでは、
ほぼ通して弾ける程度になっていた。

人前で弾くという目標があると、
やはり練習も充実したものになる。

彼女の初舞台になるので、私も気合を入れている。

メルボルンカップ

2005年11月04日 | ひとりごと
1日に行われた、メルボルンカップ。
メルボルン近郊のフレミントン競馬場へ、出かけた。

当日は厳しいドレスコードがあるので、皆正装。
私はこの日のために買った
つばのある大きな帽子と、黒いドレスで着飾った。

競馬を見に行くというよりドレスアップして
ピクニックへ行くといった感じ。
お弁当持参で、シャンパンを持っていった。

実はアルコールの持参は禁止だったが、
何故か、友達のAussieの女の子が、
強く言い訳をして、入場許可。。。。
(日本ではありえない。。)

私達は日陰で持参したお弁当とシャンパンを楽しみ、
その後、馬券を買いに。。。

人が多すぎて、馬はほとんど見れなかったが、
期待通り、マッカービ ディーバが3連勝。

私は5ドルだけだが、儲かった。

日本の馬アイポッパーもかなり期待されていたが、
最後に抜かれてしまった。
アイポッパーに賭けていた、Aussieはかなり失望していた。。

ちなみに色々な人がいたが日本人で浴衣を着ているグループもいた。

初の競馬体験は大満足。
ゴージャスな気分を満喫できた。

しかも帰り道なんと20ドル札を道端で見つけてしまった!

SUSHI

2005年11月01日 | ひとりごと
ここメルボルンでは、SUSHI と掲げる飲食店が多い。
大半は中国人が経営していて、
ファーストフード的な店も含む。

ショーケースに、たくさんの手巻きが並べられている。
照り焼きチキンロール、
サーモンアボカドロール、
ベジタブルロール、
カリフォルニアロール、
ネタにもよるが、各180円くらい。

日本の様に、コンビニにおにぎりやお弁当が売ってないので、
小腹がすいていて、時間がない時などに私は利用する。

まあ、味は、コンビニの手巻きという感じ。
でも、ショーケースはとってもカラフル。
これは、日本食というよりも日本食をアレンジした
洋食だなあと日本人なら思うはず。