ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

東京クヮルテット 

2013年05月28日 | 演奏について

 東京クヮルテットの最後のメルボルン公演に行ってきました。

44年間、世界中をとび、偉大な功績を残したその活動は、

6月でフィナーレを向かえるという事です。

メンバーが、舞台に現れた時の雰囲気が、すごいオーラをはなってました

なんとなく、舞台と楽器を持ったメンバーがひとつの絵のような。

音も、、、、弦楽器って、音が重なるとこんなに美しいんだって惹きこまれるほどの響き

楽器はすべてストラディバリウス。(日本財団貸与)  パガニーニが所有していたストラドのセットらしい。 

演奏が終わった時のなりやまぬ拍手、スタンドオベーション

またひとつ素晴らしい演奏家の幕が閉じられました。

さみしいな~。。。。。

 

 


6月1日

2013年05月25日 | 演奏について

ビララントリオの演奏会があります。

日時 6月1日土曜日 2時開演

場所 リッチモンドユナイティングチャーチ (Richmond Uniting Church on 304-314Church St.)

入場料$20 16歳以下$15 

曲目

ネルソン:ビララン組曲、パガニーニー:ヴァイオリン、チェロとギターのためのトリオ、

ディフォッサ:ギタートリオNo.2、ボッケリーニ:マドリッドノ夜警隊の行進 他。

連絡先 0488 954 300

久しぶりのビララントリオ、メルボルンでの演奏会です。

皆様に、応援していただけましたら、幸せです♪

 

 

 

 


初体験

2013年05月21日 | 演奏について

今日は、本番だったのですが、 舞台上で、結構派手に、ヴァイオリンを持ちながら、こけました

カーテン裏だったのがまだ救いでしたが、

そのにぶい音は、カーテンむこうのお客様にも響き、ざわめきが。。。。

黒カーテンの下のほうから、私の片足がはみ出てたのは確実です。。。

 

それでも、さすがに、転び方はヴァイオリニストを貫き、

ヴァイオリンは無事 

とにかく、指揮台が見えなかった。  指揮台につっかかった。。。

ひどい鈍い音がしたので、まわりがかけつけてくれましたが、

平静を保ち、痛みをこらえながら、演奏は、無事終了しました。

足は皮がむけ、今は青あざになっております。。。。

 

我ながら、ヴァイオリンを守りながら転ぶ姿は、プロと自負しておりますが、、、、

いったい、舞台で転ぶ演奏家はいかがなものか

 


Birrarung Trio

2013年05月13日 | 演奏について

 

(演奏会前、舞台裏にてカーラと。。。by ミシェル)

Barwon Heads での演奏会、無事、終わりましたあ

久しぶりのトリオでの演奏会だったので、課題も残りましたが、

会場は、音楽愛好家で、心温かいのお客様が多く、

そんな雰囲気をステージでも感じる事ができ、安心して演奏させていただきました。

次回は、6月1日、Richmond Uniting Church です。

6月1日の演奏会前には、3MBSに出演予定です。

詳細などはオフィシャルサイトのほうに載せておきますので、

お時間あれば、是非、聞いてみてください

 

 

 


スケールの美しさ

2013年05月10日 | ひとりごと

待ちに待った週末

なんとな~く、ばたばた、なのですが、今日は、やっぱり金曜日!

リラックスモードで、音楽鑑賞中です

ベートーヴェン。

なんで、こんなに心がきゅ~んとするんだろう

苦悩と幸福が、極端に曲の中に表れていたり、

はっとするような、美しい自然が、そこを支配したり、、、、

20代後半でほとんど耳が聞こえなくなり、それでも作曲を続け、

56歳で他界するまで、苦悩に打ち勝って、音に捧げた人生。

何かふっと考えさせられてしまうような不安感と音の厚み。

200年前に生きた心は、確実に私の心を今、支配しています

よい週末を~